HOME ニュース、国内

2020.09.08

【三段跳】池畠「一発屋じゃない」追い風参考ながら16m62/富士北麓
【三段跳】池畠「一発屋じゃない」追い風参考ながら16m62/富士北麓


富士北麓ワールドトライアルの三段跳を制した池畠
 9月6日、富士北麓ワールドトライアル(山梨県・富士北麓公園)の男子三段跳は、6回目に16m62(+2.7)を跳んだ池畠旭佳瑠(駿河台大学AC)で優勝した。

 7月の東京選手権で日本歴代9位となる16m75を跳んでいる池畠。この日は1回目に15m91(-0.3)、2回目14m61(+0.7)と落ち着かない風に苦しみ、2番手で4回目に進んだ。以降は強い追い風基調に。「追い風参考でもいいから跳びたいと思って」。それでも、4、5回目と16mを超えられず。しかし、その2回で「脚を使えていない」部分を少しずつ修正。最終6回目に16m62(+2.7)を跳んで逆転。仲間やコーチ陣から「笑ったほうが跳べるぞ」と声をかけられ、リラックスして好記録につなげた。

広告の下にコンテンツが続きます

 伸び盛りの今年26歳。埼玉・聖望学園高から東海大へ進み、卒業後は駿河台大のコーチを務めながら競技を続けてきた。なかなか大舞台で結果が出ることはなかったが、それでも続けてきたのは悔しさから。

 2012年の新潟インターハイ。池畠は15m42を跳び、トップと同記録ながら2番目の記録の差で2位。それ以降、「ずっと一番を取りたいと思ってやってきた」。身長173cmと小柄ながら、今季は体幹の強化により、持ち前の反発を得るバネを垂直方向から水平方向へと進められるようになったという。

 東京選手権、そして富士北麓と16m中盤を超えた。「これで一発屋じゃないというのを証明できたと思います」と笑顔。「日本記録(17m15)の更新」が大きな目標だが、その前に、やるべきことが残っている。

「今年の日本選手権で1位を取りたいです」

 10月に行われる日本一決定戦。舞台は新潟。8年前の忘れ物を、取り返しにいく。

■試技内容
15m91(-0.3)/14m61(+0.7)/15m81(-0.4)/15m13(+0.2)/15m61(+0.7)/16m62(+2.7)

文/向永拓史

【関連ページ】
富士北麓ワールドトライアル リザルト

富士北麓ワールドトライアルの三段跳を制した池畠  9月6日、富士北麓ワールドトライアル(山梨県・富士北麓公園)の男子三段跳は、6回目に16m62(+2.7)を跳んだ池畠旭佳瑠(駿河台大学AC)で優勝した。  7月の東京選手権で日本歴代9位となる16m75を跳んでいる池畠。この日は1回目に15m91(-0.3)、2回目14m61(+0.7)と落ち着かない風に苦しみ、2番手で4回目に進んだ。以降は強い追い風基調に。「追い風参考でもいいから跳びたいと思って」。それでも、4、5回目と16mを超えられず。しかし、その2回で「脚を使えていない」部分を少しずつ修正。最終6回目に16m62(+2.7)を跳んで逆転。仲間やコーチ陣から「笑ったほうが跳べるぞ」と声をかけられ、リラックスして好記録につなげた。  伸び盛りの今年26歳。埼玉・聖望学園高から東海大へ進み、卒業後は駿河台大のコーチを務めながら競技を続けてきた。なかなか大舞台で結果が出ることはなかったが、それでも続けてきたのは悔しさから。  2012年の新潟インターハイ。池畠は15m42を跳び、トップと同記録ながら2番目の記録の差で2位。それ以降、「ずっと一番を取りたいと思ってやってきた」。身長173cmと小柄ながら、今季は体幹の強化により、持ち前の反発を得るバネを垂直方向から水平方向へと進められるようになったという。  東京選手権、そして富士北麓と16m中盤を超えた。「これで一発屋じゃないというのを証明できたと思います」と笑顔。「日本記録(17m15)の更新」が大きな目標だが、その前に、やるべきことが残っている。 「今年の日本選手権で1位を取りたいです」  10月に行われる日本一決定戦。舞台は新潟。8年前の忘れ物を、取り返しにいく。 ■試技内容 15m91(-0.3)/14m61(+0.7)/15m81(-0.4)/15m13(+0.2)/15m61(+0.7)/16m62(+2.7) 文/向永拓史 【関連ページ】 富士北麓ワールドトライアル リザルト

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.06.07

歴史動く!七種競技・田中友梨が日本女子初6000点超え 地元アジア大会も内定/日本選手権混成

◇第110回日本選手権・混成競技(6月6、7日/岐阜・ヒマラヤスタジアム岐阜:長良川) 名古屋アジア大会代表選考を兼ねた混成競技の日本選手権が行われ、女子七種競技は田中友梨(スズキ)が6050点で2連覇を飾った。日本女子 […]

NEWS 200mでトーマスが21秒70のサードベスト 男子100mはブロメルが9秒85wで制す/WAコンチネンタルツアー

2026.06.07

200mでトーマスが21秒70のサードベスト 男子100mはブロメルが9秒85wで制す/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド第6戦のUSATFローン・スターグランプリが、6月6日に米国・テキサス州カレッジ・ステーションで開催され、女子200mではパリ五輪金メダルのG.トーマス(米国)が21秒70( […]

NEWS ハンマー投・村上来花が65m85で4位 台湾で世界記録保持者・ヴォダルチクと対決/WAコンチネンタルツアー

2026.06.06

ハンマー投・村上来花が65m85で4位 台湾で世界記録保持者・ヴォダルチクと対決/WAコンチネンタルツアー

台湾・新北市でWAコンチネンタルツアー・シルバーの新北オープン初日が6月6日に行われ、女子ハンマー投で村上来花(ゼンリン)が65m85で4位に入った。 同大会は昨年までコンチネンタルツアー・ブロンズの台湾オープンとして開 […]

NEWS 洛南が4継39秒17の高校新!「美しいリレーをしよう」を体現、主将・土井「基礎がタイムにつながった」/IH都府県大会

2026.06.06

洛南が4継39秒17の高校新!「美しいリレーをしよう」を体現、主将・土井「基礎がタイムにつながった」/IH都府県大会

滋賀インターハイ(7月30日~8月5日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 京都府大会は6月6日、たけびしスタジアム京都で2日目が行われ、男子4×100mリレー決勝で洛南 […]

NEWS 志學館大が2年連続の全日本切符! エース・中村晃斗らの力走で第一工科大を逆転/全日本大学駅伝九州選考会

2026.06.06

志學館大が2年連続の全日本切符! エース・中村晃斗らの力走で第一工科大を逆転/全日本大学駅伝九州選考会

第58回全日本大学駅伝九州地区選考会が、6月6日に福岡市の博多の森陸上競技場で行われ、志學館大が総合4時間14分41秒52で優勝を果たし、2年連続2回目の本戦出場を決めた。 選考会は10000m3組のタイムレース方式で実 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年6月号 (5月14日発売)

2026年6月号 (5月14日発売)

落合晃&丸山優真が日本新
26春 学生長距離勢力図

page top