◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)6日目
ブダペスト世界陸上6日目のアフタヌーンセッションが行われ、女子400mハードルではフェムケ・ボル(オランダ)がパフォーマンス世界歴代8位の51秒70で優勝。2位に1秒以上の大差をつける圧勝で、悲願の金メダルを手にした。
この種目の東京五輪、オレゴン世界選手権金メダリストで世界記録保持者のシドニー・マクローリン・レヴロニ(米国)が400mに移行したうえに、ケガで世界選手権出場を回避するなか、ボルは7月に世界歴代2位となる51秒45をマークし、優勝候補の筆頭に立っていた。
今季は2月に室内の400mで49秒26の室内世界記録を樹立するなど、スピードを磨いていたボル。今大会初日での男女混合4×400mリレーでもオランダの4走を務めトップを快走していたが、フィニッシュ手前わずか5mのところで転倒し、途中棄権となっていた。
「私がバトンを持ったとき、多くの人が簡単に金メダルが取れると思ったと思うけど、取れなかった。だから、私は強くなる必要があると思ったし、自分のレースを実行する必要があった」と並々ならぬ決意で400mハードルに臨んでいた。
レースでは「これまでで一番の入りだった」というほどの飛び出しを見せ、後半の200mもスピードの減速を最小限に抑える。他のライバルが残りの直線で苦しい表情を見せる一方、ボルだけは笑顔でのフィニッシュを迎えた。
「リレーでの失敗はなかなか忘れることはできなかったが、チームメイトがはげましてくれた。やり遂げる強さを感じたし、ここブダペストでのレースを本当に楽しんでいます」を笑って応えた新女王。
まだ23歳だが、これで21年の東京五輪銅メダル、22年世界選手権銀メダルに続き、個人で3つ目のメダルを獲得。次は来年のパリ五輪で再びの頂点を目指す。
【動画】2位に1秒差をつける圧勝!新女王に輝いた女子400mHボルの走りをチェック!
【動画】インタビューアーに茶目っ気たっぷりに金メダルを見せびらかしたボル
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.03.15
アジア大会代表選考の日本選手権マラソン競歩、能美競歩が今日開催!
2026.03.14
ハンマー投マッカーサー・ジョイが67m台連発 25年シーズンベストを上回る
-
2026.03.14
-
2026.03.14
-
2026.03.08
-
2026.02.15
-
2026.02.27
-
2026.03.07
-
2026.03.01
Latest articles 最新の記事
2026.03.15
アジア大会代表選考の日本選手権マラソン競歩、能美競歩が今日開催!
◇第110回日本選手権マラソン競歩・能美競歩(3月15日/石川・能美) 秋に開催される名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権マラソン競歩と全日本競歩大会が今日3月15日に行われる。 広告の下にコンテンツが続きます […]
2026.03.14
JR東日本・横田俊吾が現役引退 中学時代から世代トップで活躍 マラソンで学生記録樹立 「13年間陸上競技に熱中した時間でした」
男子マラソンで元学生記録保持者の横田俊吾(JR東日本)が、3月14日に自身のSNSを更新し、15日の新潟ハーフマラソンをもって現役を退くことを発表した。 横田は新潟県出身の25歳。山王中では3000mで全中2位、ジュニア […]
2026.03.14
ハンマー投マッカーサー・ジョイが67m台連発 25年シーズンベストを上回る
女子ハンマー投で70m51の日本記録を持つマッカーサー・ジョイが3月に米国で記録会に出場し、いずれも67m台をマークした。 マッカーサーはバスケットボールの元日本代表のエリック・マッカーサーさんを父に持ち、16年のU20 […]
2026.03.14
山口智規が1500m3分40秒13で1位 3000m障害・新家裕太郎、円盤投・郡菜々佳もV/WAコンチネンタルツアー
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズのアデレード招待の2日目が、3月14日に豪州南部のアデレードで行われ、男子1500mで山口智規(早大)が3分40秒13のセカンドベストで優勝を飾った。 山口は箱根駅伝終了後、 […]
Latest Issue
最新号
2026年4月号 (3月13日発売)
別冊付録 記録年鑑 2025
東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン