ブダペスト世界選手権の開幕を明日(8月19日)に控えるなか、日本代表がメイン会場となるナショナルスタジアムで練習を行った。
「もう代表が3回目か、と思いますが、新しい気持ちで」と、男子走幅跳の橋岡優輝(富士通)。これまでの19年ドーハで8位入賞、21年東京五輪では6位とステップアップしてきた。
ただ、昨年からはケガに苦しみ、前回のオレゴンも決勝には進んだものの入賞ならず。自身も「苦しんでいます」と言うように、今季は日本選手権も3連覇を逃した。
ダイヤモンドリーグ・ローザンヌで3位となったものの、7月のスウェーデンの競技会で左脚ハムストリングスを肉離れ。初めて参加標準記録を突破できず、ワールドランキングでの出場となる。
それでも、「状態は悪くないです。2週間くらいで練習を再開して、万全とは言えませんが、今は脚も治りました。ケガの状況から鑑みるといい状態。不安はないです」と上向いている。
冬に米国に渡り助走も大幅に改良。まだ噛み合わせている最中だが、「今更、元に戻れない。先々週の助走の確認ではいい感じだったので、あとは本番で集中力が上がってハマれば記録もついてくる」と語る。
これまでにない苦境からの世界大会となるが、「治れば大丈夫と思ってやってきました。最大限の力を発揮する舞台。いつも通りやるだけです」。
男子フィールドのエースとして、これまでのように逆境を大きく飛び越えるビッグジャンプを見せる。
男子走幅跳は日本時間の8月23日の18時15分から予選、同24日深夜2時30分から決勝が行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.17
-
2025.11.16
-
2025.11.16
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.17
クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]
2025.11.17
長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す
日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]
2025.11.17
男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー
世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの第4戦「クロス・インターナショナル・デ・ソリア」が11月16日、スペイン北部のソリアで開催され、男子(8km)はM.キプサング(ケニア)が23分10秒で優勝した。 キプサ […]
2025.11.17
女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得
女子砲丸投の五輪・世界選手権金メダリストの鞏立姣(中国)が現役を引退することがわかった。 鞏立姣は東京五輪で金メダルを獲得している36歳。世界選手権では2017年ロンドン、19年ドーハ大会で2連覇している。 18歳で初出 […]
2025.11.16
佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝
北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km) […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025