◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)1日目
アジア選手権の1日目が行われ、男子10000mは田澤廉(トヨタ自動車)が29分18秒46で金メダルに輝いた。
田澤は序盤からレースを引っ張ると、ただ1人食い下がるシャドラック・キムタイ(カザフスタン)を4000m過ぎに振り切って独走。厳しい蒸し暑さの中でも最後まで踏ん張り、同種目では1981年東京大会の伊藤国光以来の日本勢優勝を果たした。
田澤は今年、積極的に10000mレースに出場。駒大卒業前の3月に米国でセカンドベスト、パフォーマンス日本歴代5位の27分28秒04をマークすると、世界陸上10000m選考会だった5月4日のゴールデンゲームズinのべおかでは塩尻和也(富士通)に敗れたものの、2位(27分51秒21)で代表選考に重要な3位以内を確保する。
5月20日は英国で27分40秒40を出し、7月12日時点のワールドランキングでは32位。出場枠のターゲットナンバー(27)圏外で、大会ランク上位の今大会は順位ポイントを大きく稼げるチャンスだった。ただ、タイムが伸び悩んだため、2大会連続の世界陸上代表入りは微妙な状況となった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.19
三井住友海上が大会新!4区から独走、3人が区間賞でクイーンズへ!/プリンセス駅伝
-
2025.10.20
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.26
世界陸上銅・勝木隼人がマラソン競歩初王者 2時間55分28秒で目標通りの「サブ3」達成/高畠競歩
◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠まほろば競歩/1周1.0kmの周回) 来年秋に開催される名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が行われ、今大会から新設された男子マラソン競歩は […]
2025.10.26
15年連続で山梨学院が男女V! 男子はオール区間賞で2時間9分02秒 女子は1時間12分11秒で25回目の都大路/山梨県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた山梨県高校駅伝が10月25日、富士河口湖町の西湖畔周回コースで行われ、山梨学院が15年連続の男女優勝を飾った。男子(7区間42.195km)は15年連続25回目、女子(5区間21.0975km […]
2025.10.26
小林が4年連続男女優勝! 男子は2時間7分08秒で61回目、女子は7年連続24回目の都大路切符/宮崎県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた宮崎県高校駅伝が10月25日、宮崎・西都市役所を発着点とするコースで行われ、小林が4年連続の男女Vを果たした。男子(7区間42.195km)は2時間7分08秒で4年連続61回目、女子(5区間2 […]
2025.10.26
立命大、名城大、大東大らが熱戦!学生駅伝女王の座懸けて、きょう12時10分号砲/全日本大学女子駅伝
◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝はきょう10月26日に行われる。立命大、名城大、大東大の「3強」を軸に熱戦が繰り広げられそ […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望