HOME 海外

2023.07.10

女子200mトーマスが世界歴代4位の21秒60! 男子200mはナイトンV、カーリーは4位/全米選手権
女子200mトーマスが世界歴代4位の21秒60! 男子200mはナイトンV、カーリーは4位/全米選手権

23年全米選手権女子200mで優勝したトマス

女子200m世界歴代10傑

21.34  1.3 F.グリフィス・ジョイナー(米国)  1988. 9.29
21.45  0.6 S.ジャクソン(ジャマイカ)     2022. 7.21
21.53  0.8 E.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ) 2021. 8. 3
21.60 -0.4 G.トーマス(米国)         2023. 7. 9
21.62 -0.6 M.ジョーンズ(米国)        1998. 9.11
21.63  0.2 D.シュキッパーズ(オランダ)    2015. 8.28
21.64  0.8 M.オッティ(ジャマイカ)      1991. 9.13
21.69  1.0 A.フェリックス(米国)       2012. 6.30
21.71  0.7 M.コッホ(東ドイツ)        1979. 6.10
21.71  1.2 H.ドレクスラー(東ドイツ)     1986. 6.29

7月9日、オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで全米選手権の4日目(最終日)が行われ、女子200m(-0.4)ではG.トーマスが今季世界最高の21秒60で大会新記録で優勝した。 トーマスは東京五輪の銅メダリストで、21年に当時世界歴代2位の21秒61をマークしている。現時点で21秒60は世界歴代4位に相当する。昨年の全米選手権では8位にとどまり、世界選手権出場を逃していた。2位には100mを制したS.リチャードソンが自己新の21秒94で続いた。 男子200m(-0.1)はオレゴン世界選手権銅メダルのK.ナイトンが19秒72で勝利。東京五輪・オレゴン世界選手銀メダルのK.ベドナレクが19秒82で2位、C.リンゼイが自己新の19秒85で3位に続いた。オレゴン世界選手権100m金メダルのF.カーリーは19秒86で4位、19年ドーハ世界金メダルのC.コールマンは19秒95で6位だった。 男子400mハードルでは世界選手権2大会連続銀メダルのR.ベンジャミンが46秒62の大会新で圧勝。女子400mハードルでは、15年北京世界選手権銀メダルのS.リトルが16年リオ五輪・19年ドーハ世界選手権金のD.ムハンマドを破って53秒34で優勝。ムハンマドは53秒53で2位に続いている。 女子棒高跳では東京五輪・オレゴン世界選手権金メダルのK.ムーン(旧姓ナジョット)が4m91の今季世界最高で快勝。男子砲丸投は世界記録保持者で五輪2大会連覇金メダルのR.クルーザーが22m86で6度目の全米制覇を果たした。 女子ハンマー投はオレゴン世界選手権金のB.アンダーセンが78m65で、女子円盤投は東京五輪金のV.オールマンが67m66で勝った。男子110mハードルはD.ロバーツが13秒05(-0.2)でV。優勝候補のG.ホロウェイは決勝を棄権している。 女子走幅跳は東京五輪6位のT.デイヴィス・ウッドホールが6m87(-0.7)で勝利。男子5000mはA.ヌルが13分24秒37で勝利。女子5000mではE.クラニーが14分52秒66で、初日の10000mとの2冠を獲得した。 男子800mは19年ドーハ世界選手権4位のB.ホッペルが1分46秒20でV。女子800mはN.エイキンスが1分59秒50で勝った。なお、東京五輪・オレゴン世界選手権金のA.ムーはこの種目に出場していない。男子走高跳はJ.ハリソンが2m26で優勝。ハリソンは前日の走幅跳でも8m08(+2.2)で3位に入っていた。

女子200m世界歴代10傑

21.34  1.3 F.グリフィス・ジョイナー(米国)  1988. 9.29 21.45  0.6 S.ジャクソン(ジャマイカ)     2022. 7.21 21.53  0.8 E.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ) 2021. 8. 3 21.60 -0.4 G.トーマス(米国)         2023. 7. 9 21.62 -0.6 M.ジョーンズ(米国)        1998. 9.11 21.63  0.2 D.シュキッパーズ(オランダ)    2015. 8.28 21.64  0.8 M.オッティ(ジャマイカ)      1991. 9.13 21.69  1.0 A.フェリックス(米国)       2012. 6.30 21.71  0.7 M.コッホ(東ドイツ)        1979. 6.10 21.71  1.2 H.ドレクスラー(東ドイツ)     1986. 6.29

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.05

全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

地区高校駅伝の日程をチェック! ●11月6日 東 北(秋田・県立中央公園陸上競技場) ●11月15日 全九州(福岡・嘉麻市嘉穂総合運動公園周辺コース)※北九州代表と南九州代表を決める ●11月16日 北信越(新潟・デンカ […]

NEWS 神戸マラソンの招待選手発表 荒生実慧、平田幸四郎らがエントリー 21年パリ優勝のロティッチも参戦

2025.11.05

神戸マラソンの招待選手発表 荒生実慧、平田幸四郎らがエントリー 21年パリ優勝のロティッチも参戦

神戸マラソン主な招待選手 ■男子 E.ロティッチ(ケニア) A.アレム(エチオピア) M.ムサウ(ウガンダ) K.ジョスファト(ケニア) P.キプシラト(ケニア) 荒生実慧(NDソフト) 平田幸四郎(SGホールディングス […]

NEWS 日本陸連と広島テレビ放送が 「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を締結

2025.11.05

日本陸連と広島テレビ放送が 「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を締結

11月5日、日本陸連は広島テレビ放送株式会と「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を結んだことを発表した。陸上競技を通じて人と人をつなぎ、すべての人が心身ともに健やかで、自分らしく生 […]

NEWS 仙台国際ハーフの来年大会の日程が決定 国内レースによる「ジャパンプレミアハーフシリーズ」

2025.11.05

仙台国際ハーフの来年大会の日程が決定 国内レースによる「ジャパンプレミアハーフシリーズ」

仙台国際ハーフマラソン大会実行委員会は、2026年大会の日程が5月10日に決まったと発表した。定員は10,000人とし、エントリーは11月18日から順次開始される。 国内主要ハーフマラソン6大会が連携する「ジャパンプレミ […]

NEWS 「アスリート・オブ・ザ・イヤー」最終候補にデュプランティス、ライルズら12人!

2025.11.05

「アスリート・オブ・ザ・イヤー」最終候補にデュプランティス、ライルズら12人!

ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー最終候補者 トラック 男子 N.ライルズ(米国) 200m E.ワニョニィ(ケニア) 800m 女子 S.マクローリン・レヴロン(米国) 400m F.ボル(オランダ) 400mH […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top