月陸Online｜月刊陸上競技 陸上競技Webメディア「月陸Online」

ニュース
特集記事
トピックス
データ
スキル
メディア
ショップ
その他
HOME 海外
海外

2023.07.06

東京五輪5000m代表のテフェリがフィニッシュ目前でまさかのコースアウト! テスファイが優勝さらう／ピーチツリーロード
SHARE twitter facebook line bluesky
東京五輪5000m代表のテフェリがフィニッシュ目前でまさかのコースアウト! テスファイが優勝さらう／ピーチツリーロード

21年東京五輪5000m6位のテフェリ

【動画】残り100mでコースアウトしてしまったテフェリ

7月4日、米国ジョージア州のアトランタでピーチツリーロードレースが行われ、女子10kmで先頭を走っていたS.テフェリ（エチオピア）がフィニッシュ直前でコースを間違え、優勝を逃すアクシデントが起きた。 テフェリは15年北京世界選手権5000mの銀メダリストで21年の東京五輪では6位入賞の実力者。前回大会も30分49秒で優勝しており、今大会でも優勝候補の筆頭に挙げられていた。 レースでは終盤までテフェリ、今年2月の世界クロカン選手権5位のF.テスファイ（エチオピア）、5kmで15分15秒のベストを持つJ.チェランガト（ケニア）による三つ巴の争いに。ラスト500mを切ってからテフェリがスパートすると5mほどのリードを奪って、最後の直線路のフィニッシュに向かっていた。 しかし、テフェリは残り100m付近で先導していたバイクを追いかけるようにコースを右折。周囲の係員に呼び戻されてコースに戻ったものの、その間にテスファイとチェランガトに抜かれてしまった。 結果、テスファイが30分43秒で優勝し、チェランガトが30分46秒で2位。テフェリは30分47秒で3位となり、フィニッシュ後は、しばらく立ち上がれなかった。 この件について、大会主催者は「『FINISH』と書かれた看板は見えていたはずだが、レースに集中したランナーが係員（先導車）の動きを誤解してしまう可能性があることは理解している。今大会でこのようなことが起きてしまったのは残念だ」とコメント。米国のメディアは「前回も出場し、フィニッシュ地点を知っていたはずのテフェリが、大きなミスで優勝賞金1万ドル（約145万円）を逃してしまった」と伝えている。 なお、男子10kmは2月のバルセロナ・ハーフマラソン優勝者のC.ランガト（ケニア）が27分42秒で制した。

【動画】残り100mでコースアウトしてしまったテフェリ

次ページ:

ページ: 1 2

       
この記事をシェアしよう
SHARE
この記事をシェアしよう
twitter facebook line bluesky
一覧へ戻る

RECOMMENDED おすすめの記事

　　　　

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

NEWS 新妻遼己ら各校エースが1区に集結！ V3狙う佐久長聖、6年ぶり頂点狙う仙台育英は順当／全国高校駅伝男子
高校

2025.12.20

新妻遼己ら各校エースが1区に集結！ V3狙う佐久長聖、6年ぶり頂点狙う仙台育英は順当／全国高校駅伝男子

全国高校駅伝男子区間オーダー 札幌山の手（北海道） 林柚杏(3）－ボイ・ビリス(1）－高橋講一郎(2）－村田伊吹(2）－増田優太朗(1）－前田拓哉(3）－浦田誉人(2） 青森山田（青森） 山本悠悟(3）－ジェームス・カル […]

NEWS 前回V長野東は真柴愛里を3区に起用！ 仙台育英はルーキー並べる 800m日本記録保持者・久保凜は2区／全国高校駅伝女子
高校

2025.12.20

前回V長野東は真柴愛里を3区に起用！ 仙台育英はルーキー並べる 800m日本記録保持者・久保凜は2区／全国高校駅伝女子

全国高校駅伝女子区間オーダー 札幌山の手（北海道） 宇都宮桃奈(2）－長谷川采花(3）－ニャンブラ・サラ(2）－渡辺栞弓(2）－白鳥光姫(1） 青森山田（青森） 森崎愛実(3）－石田萌愛菜(1）－メリー・ムソニ(1）－天 […]

NEWS 東京世界陸上代表・落合晃が1500mに出場 今季最終レースは3分46秒86／世田谷競技会
国内 大学

2025.12.20

東京世界陸上代表・落合晃が1500mに出場 今季最終レースは3分46秒86／世田谷競技会

第2回世田谷陸上競技会が12月20日、東京・世田谷区立総合運動場陸上競技場で行われ、男子1500mで落合晃（駒大）が3分46秒86で1着に入った。 9月の東京世界選手権では日本代表として800mに出場した落合。11月の東 […]

NEWS 世界陸上銅の勝木隼人がエントリー 女子は前回Vの谷純花ら／元旦競歩
国内

2025.12.19

世界陸上銅の勝木隼人がエントリー 女子は前回Vの谷純花ら／元旦競歩

元旦競歩の主なエントリー選手 男子20km 勝木隼人（自衛隊体育学校） 萬壽春輝（自衛隊体育学校） 中島佑之（山梨学大） 赤澤晃成（山梨学大） 下池将多郎（順大） 長谷川智里（新庄地区陸協） 牧野海音和（セントポールクラ […]

NEWS 箱根駅伝Stories／東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」
学生長距離

2025.12.19

箱根駅伝Stories／東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」

「ダブルエース」として牽引 東海大では、2年時に学生三大駅伝デビュー。全日本では2区9位、箱根駅伝では1区5位と好走した。 「初めての箱根駅伝は独特の雰囲気で、こんなレースは他では味わえないと感じました。走ったことで、競 […]

最新ランキング

SNS

Search 人気のキーワード 人気のキーワード

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド＆全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「５強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝／福岡国際マラソン
〔新旧男子100ｍ高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

READ MORE
ご購入はこちらから
page top