HOME 駅伝

2023.07.01

皇學館大駅伝部監督に寺田夏生氏が就任! 「大役に身が引き締まる思い」
皇學館大駅伝部監督に寺田夏生氏が就任! 「大役に身が引き締まる思い」

寺田夏生(写真は2020年福岡国際)

1日、皇學館大は駅伝部監督に國學院大、JR東日本で活躍した寺田夏生氏が同日付けで就任したことを発表した。

寺田氏は長崎県出身の31歳。時津中学時代から全国大会に出場するなど活躍し、諫早高では3年連続で全国高校駅伝に出場している。

國學院大では1年で箱根駅伝10区に出場。フィニッシュ前でコースを間違えるアクシデントがありながらも、チームとして初のシード権獲得に貢献した。その後もチームのエース格として、箱根駅伝に4年連続で出場。2年次には5区、3年、4年次には2区を務めた。

広告の下にコンテンツが続きます

大学卒業後はJR東日本に進み、19年福岡国際マラソンで2時間10分55秒で5位に入ると、翌年にも同大会で生涯ベストとなる2時間8分03秒で3位と活躍。駅伝でも20年のニューイヤー駅伝でアンカーを務め、チームの4位入賞に導いた。

今年2月の大阪マラソンを最後に現役を退いた後は社業に専念していた。

寺田氏は「大役を任せていただき大変身が引き締まる思いでございます。選手たちには『速い選手ではなく強い選手』。そして、陸上競技を通して活動拠点である伊勢市の皆さまをはじめ、三重県、全国の多くの人から応援してもらえる選手になって欲しいと考えています」とホームページを通じてコメントした。

皇學館大は全日本大学駅伝出場を目指し、2008年に駅伝部を創部。11年からは日大出身で、実業団の本田技研(現・Honda)などで活躍した日比勝俊氏が監督に就任した。

17年の全日本大学駅伝東海地区予選で2位となり、悲願の本戦への初出場を達成。全日本大学駅伝には22年まで6年連続で出場し、最高順位は17位。その間には川瀬翔矢(現・Honda)が20年に2区で区間賞を獲得している。

今年3月末で日比氏が退任し、以降は学生主体で活動をしていたが、6月の全日本大学駅伝東海地区予選では2位に終わり、全日本大学駅伝出場を逃していた。

1日、皇學館大は駅伝部監督に國學院大、JR東日本で活躍した寺田夏生氏が同日付けで就任したことを発表した。 寺田氏は長崎県出身の31歳。時津中学時代から全国大会に出場するなど活躍し、諫早高では3年連続で全国高校駅伝に出場している。 國學院大では1年で箱根駅伝10区に出場。フィニッシュ前でコースを間違えるアクシデントがありながらも、チームとして初のシード権獲得に貢献した。その後もチームのエース格として、箱根駅伝に4年連続で出場。2年次には5区、3年、4年次には2区を務めた。 大学卒業後はJR東日本に進み、19年福岡国際マラソンで2時間10分55秒で5位に入ると、翌年にも同大会で生涯ベストとなる2時間8分03秒で3位と活躍。駅伝でも20年のニューイヤー駅伝でアンカーを務め、チームの4位入賞に導いた。 今年2月の大阪マラソンを最後に現役を退いた後は社業に専念していた。 寺田氏は「大役を任せていただき大変身が引き締まる思いでございます。選手たちには『速い選手ではなく強い選手』。そして、陸上競技を通して活動拠点である伊勢市の皆さまをはじめ、三重県、全国の多くの人から応援してもらえる選手になって欲しいと考えています」とホームページを通じてコメントした。 皇學館大は全日本大学駅伝出場を目指し、2008年に駅伝部を創部。11年からは日大出身で、実業団の本田技研(現・Honda)などで活躍した日比勝俊氏が監督に就任した。 17年の全日本大学駅伝東海地区予選で2位となり、悲願の本戦への初出場を達成。全日本大学駅伝には22年まで6年連続で出場し、最高順位は17位。その間には川瀬翔矢(現・Honda)が20年に2区で区間賞を獲得している。 今年3月末で日比氏が退任し、以降は学生主体で活動をしていたが、6月の全日本大学駅伝東海地区予選では2位に終わり、全日本大学駅伝出場を逃していた。

【画像】「応援よろしくお願いします」SNSで就任を報告した寺田新監督

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.30

中越が県高校最高の2時間5分38秒!オール区間賞で2連覇 女子は新潟明訓が首位譲らず3年連続V/新潟県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた新潟県高校駅伝が10月30日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は、中越が県高校最高記録の2時間5分38秒で2年連続19回目 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第62回「伝統の火を灯し続ける~ある記念品と箱根駅伝予選会~」

2025.10.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第62回「伝統の火を灯し続ける~ある記念品と箱根駅伝予選会~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第62回「伝統の火を灯し続ける~ある記念品と箱根駅伝予選会~」 1959年~62年まで4年間の […]

NEWS 日本陸連、暑熱下の大会「危険な状況回避して」来年の全中、インターハイは予定変更できず

2025.10.30

日本陸連、暑熱下の大会「危険な状況回避して」来年の全中、インターハイは予定変更できず

日本陸連は10月30日にメディア向けの説明会を開き、暑熱下での競技会運営について、田﨑博道専務理事と強化部・磯貝美奈子部長が登壇して報告した。 日本陸連は7、8月の主催大会において「WBGT(暑さ指数)が31度以上となる […]

NEWS 日本陸連が東京世界陸上を有森裕子会長、田﨑博道専務理事を総括「今回の経験を生かして、つなげていきたい」

2025.10.30

日本陸連が東京世界陸上を有森裕子会長、田﨑博道専務理事を総括「今回の経験を生かして、つなげていきたい」

日本陸連は10月30日、9月に行われた東京世界選手権の総括会見を開き、有森裕子会長、田﨑博道専務理事が登壇した。 日本陸連創設100年の節目に迎えたビッグイベントに対し、「その成功が今後の陸上界の成長、発展につながる」( […]

NEWS 山崎一彦強化委員長が東京世界陸上を総括「今までにない活躍」「底上げができた」選手、指導者の海外経験を推進していく構え

2025.10.30

山崎一彦強化委員長が東京世界陸上を総括「今までにない活躍」「底上げができた」選手、指導者の海外経験を推進していく構え

日本陸連は10月30日、9月に行われた東京世界選手権の総括会見を開き、強化委員会の山崎一彦・強化委員長が登壇した。 34年ぶりに東京開催となった世界選手権で日本代表は銅メダル2を含め、入賞11を数えた。入賞順位からポイン […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top