HOME 国内

2023.06.25

多田修平が2位!ここ2シーズンで最速の10秒21 一時は「試合を楽しめない」も復調示す/布勢スプリント
多田修平が2位!ここ2シーズンで最速の10秒21 一時は「試合を楽しめない」も復調示す/布勢スプリント

多田修平(住友電工)

◇布勢スプリント(6月25日/鳥取県・ヤマタスポーツパーク陸上競技場)

日本グランプリシリーズの布勢スプリントが行われ、グランプリ男子100mで鈴木涼太(スズキ)が優勝。多田修平(住友電工)が2位に入った。

多田は予選を10秒31(+0.9)で1着に入ると、決勝でも代名詞の低い姿勢からのロケットスタートを見せる。最後はやや崩れてかわされたものの、10秒21(+1.7)をマークした。10秒21は、2022、23年シーズンで最速タイムとなる。

広告の下にコンテンツが続きます

多田は21年にこの布勢スプリントで10秒01をマーク。日本選手権も初優勝して東京五輪代表になった。しかし、昨年はケガも続いてオレゴン世界選手権代表入りならず。

今年4月の織田記念の後には「東京五輪が終わってからどうしても試合を楽しめない気持ちが続いている。切り替えらていない」と語っていた。

それでも、桐生祥秀(日本生命)の復活レースなどを見て刺激を受け、「走る意欲が湧いてきた。パリオリンピックに向けてまた1から頑張りたい」と実戦復帰していた。なお、日本選手権への出場は見送っている。

◇布勢スプリント(6月25日/鳥取県・ヤマタスポーツパーク陸上競技場) 日本グランプリシリーズの布勢スプリントが行われ、グランプリ男子100mで鈴木涼太(スズキ)が優勝。多田修平(住友電工)が2位に入った。 多田は予選を10秒31(+0.9)で1着に入ると、決勝でも代名詞の低い姿勢からのロケットスタートを見せる。最後はやや崩れてかわされたものの、10秒21(+1.7)をマークした。10秒21は、2022、23年シーズンで最速タイムとなる。 多田は21年にこの布勢スプリントで10秒01をマーク。日本選手権も初優勝して東京五輪代表になった。しかし、昨年はケガも続いてオレゴン世界選手権代表入りならず。 今年4月の織田記念の後には「東京五輪が終わってからどうしても試合を楽しめない気持ちが続いている。切り替えらていない」と語っていた。 それでも、桐生祥秀(日本生命)の復活レースなどを見て刺激を受け、「走る意欲が湧いてきた。パリオリンピックに向けてまた1から頑張りたい」と実戦復帰していた。なお、日本選手権への出場は見送っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top