2023.06.17
◇インターハイ北関東地区大会(6月16日~19日/山梨・小瀬スポーツ公園競技場)1日目
夏の北海道インターハイを懸けた北関東地区大会の1日目が行われ、女子棒高跳は柳川美空(前橋育英3群馬)が4m00をクリアして2年ぶりに頂点に立った。
2週間前の日本選手権で高校歴代4位タイの4m10をクリアして2位に入っている柳川は、3m60から競技をスタート。これを1回でクリアすると、続く3m70、3m90、4m00も圧巻の一発クリアで優勝を決めた。
次の高さに指定したのは、高校記録を1cm上回る4m17。13.7フィート、150ポンドのマックスポールに変えて挑んだものの、惜しくも成功とはならなかった。
「納得のいかないジャンプでした」と、開口一番に反省が口に出た柳川。「しっかり助走して、まっすぐ踏み切りに入って、90度に振り上げる。自分の目指す動きが完成すれば、(マックスポールを)使いこなせるはず」と、今後の課題を挙げた。
南橘中3年時に3m90の中学最高記録を樹立し、高校1年時には4m01の高1最高記録をマークしてU16大会の頂点に立った。
しかし、昨年はケガに苦しみ、U18大会は優勝したものの、シーズンベストは4m00にとどまった。「去年はケガで納得のいく試合は一度もありませんでした。でも、その経験を糧にして、この冬はケガをせずに練習を積むことができました」。
今年からウエイトトレーニングにも着手し、昨年よりも技術・フィジカル面で充実している。インターハイでの目標は「謙虚に、慎重に、楽しく、高校新を達成して、今までお世話になった学校の先生やクラブのコーチに恩返ししたいです」と、意気込みを語った。
2位には柳川と小学生時代から同じクラブチームで練習を重ねる今井葉月(樹徳3群馬)が3m90で入り、「(3m90は)今までで一番気持ちの良い跳躍ができました。もっとポールに力を加えられれば、4m00もクリアできたかな」と、目標に掲げる4m超えへの手応えを口にした。3位には同じく群馬勢の長谷川永茉(太田女2)が3m80で入った。
全国インターハイは8月2日から6日に北海道・厚別公園競技場で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。
写真/船越陽一郎
インターハイ北関東地区大会1日目の優勝者
●男子 400m 大村博伸(牛久栄進3茨城)49秒10 1500m 小柴裕士郎(水城3茨城)4分04秒08 棒高跳 原口顕次朗(前橋育英3群馬)5m07=大会新 走幅跳 栁田聖大(東農大二2群馬) 7m23(-1.3) ハンマー投 浅利磨海(守谷3茨城) 63m77 ●女子 400m 兜森友希(日立一3茨城)56秒41 5000m競歩 中島橙子(前橋女3)24分15秒67 走高跳 高橋美月(埼玉栄2埼玉)1m73 棒高跳 柳川美空(前橋育英3群馬) 4m00 やり投 谷飛香里(白鴎大足利2栃木) 42m92RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.07.26
中大・岡田開成が3000m7分台の自己新 三宅悠斗らも7分台の好走/中大記録会
2026.07.26
【男子砲丸投】川﨑裕太(岡山商大附)が5kgでU18日本新の19m21
-
2026.07.26
-
2026.07.26
-
2026.07.25
-
2026.07.25
-
2026.07.21
Latest articles 最新の記事
2026.07.26
中大・岡田開成が3000m7分台の自己新 三宅悠斗らも7分台の好走/中大記録会
中大記録会が7月26日に行われ、男子3000mで岡田開成が7分51秒8(速報値)の自己新をマークした。 岡田はこの日、1500mでも3分43秒8をマーク。その後出場した3000mで、自身初の8分切りで日本人学生歴代5位に […]
2026.07.26
【男子砲丸投】川﨑裕太(岡山商大附)が5kgでU18日本新の19m21
第2回岡山県陸上競技記録会が7月25日に行われ、男子砲丸投(5kg)で川﨑裕太(岡山商大附)が19m00をマーク。稻福颯(市岐阜商業高)が2017年に出したU18日本記録に並んだ。 川﨑は1回目に19mプット。2、3回目 […]
2026.07.26
【女子四種競技】新井凛生(ペンタスAC)が中学歴代2位の3280点 100mで中学歴代7位11秒78持つ
第65回東京都中学総体・第79回東京都中学選手権が行われ、7月25・26日の女子四種競技で新井凛生(ペンタスAC)が中学歴代2位の3280点をマークして優勝した。 新井は100mハードルで15秒58(-0.4)。走高跳で […]
2026.07.26
溜池一太がロードレースで7位 ラストまでトップ集団に食い下がる
米国・アイオワ州で7月25日、「Quad-City Times Bix7」が行われ、男子7マイル(約11.2km)で溜池一太(SGホールディングス)が32分22秒で7位に入った。 坂の多い難コースのなか、終盤までトップ集 […]
2026.07.26
東京世界陸上銀の棒高跳・モリスが4m90で6度目V!100mHはアームストロングが初制覇/全米選手権
全米選手権の3日目が7月25日(現地時間)に米国・ニューヨークで行われ、女子棒高跳は昨年の東京世界選手権銀メダルのサンディ・モリスが今季ベストの4m90で2連覇、6度目の優勝を飾った。 モリスは跳び始めの4m50、4m6 […]
Latest Issue
最新号
2026年8月号 (7月14日発売)
別冊付録 IH観戦ガイド
アジア大会代表一覧