2023.06.01
8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
沖縄県大会は5月27日~30日の4日間、タピック県総ひやごんスタジアム(県総合運動公園陸上競技場)で行われた。
男子400mは、300mの高校最高記録(32秒85)保持者の平川慧(コザ3)が47秒73の大会新で3連覇。平川は200mでも追い風参考ながら21秒38(+2.2)で制し、3走を務めた4×400mリレーでも優勝(3分21秒07)に貢献し、3冠を達成した。
女子1500mでは親川杏花(北山2)が大会新の4分30秒29でV。2位にはチームメイトの生一風花(2年)が4分44秒73で入り、北山勢はワン・ツーフィニッシュを果たした。また、3000mでも親川が9分50秒37で優勝し、生一が9分57秒48で2位。さらに、3位にはチームメイトの仲村奈穂(3年)が10分15秒54で3位と、北山が上位独占した。
男子長距離も北山が席捲。1500mは湧川辰哉(3年)が3分56秒88で優勝し、具志堅源竜郎(2年)が3分57秒79で2位に食い込んだ。5000mでも湧川が15分14秒66で制し、長距離2冠。さらに具志堅が15分16秒17で2位、大城琉生(3年)が15分20秒14で3位に入り、上位を独占した。3000m障害も島袋翔(2年)が9分20秒96で優勝すると、島袋竜太郎(3年)が9分54秒47で2位、藤田航哉(1年)が9分59秒60で3位と、ワン・ツー・スリーフィニッシュを果たした。
女子短距離では當眞紗南(那覇西3)が4冠を達成。100mを12秒19(+0.7)、200mを25秒35(+1.8)で制すると、リレーでもアンカーを務めた4×100mは48秒01、3走に入った4×400mは4分03秒72と、それぞれ優勝に貢献した。
初日に行われた女子走幅跳は喜久里彩吹(那覇国際2)が5m57(+1.2)でV。喜久里は2日目の三段跳も11m36(+1.9)、最終日の100mハードルも14秒58(+0.9)でそれぞれ制し、2年連続の3種目制覇を成し遂げた
このほか、男子走高跳は赤嶺漣(中部商3)が2m01で2連覇している。
学校対抗総合は男女ともに那覇西が優勝。いずれも各種目で満べんなく得点を重ね、男子が161点、女子が125点を挙げた。
南九州大会は6月16日から4日間、鹿児島県の白波スタジアム(県立鴨池陸上競技場)で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.06.19
フェイス・キピエゴン、女性初の1マイル4分切りを目指す“Breaking4” 歴史的瞬間を目撃するための観戦方法を発表!
ナイキは6月19日、契約アスリートであるフェイス・キピエゴン(ケニア)が女性初となる1マイル4分切りを目指すプロジェクト「Breaking4」に向けて、歴史的瞬間を目撃するための2つの観戦方法を発表した。 このプロジェク […]
2025.06.19
ナイキがフェイス・キピエゴンの新しいランニング コレクションを発表!
ナイキは6月19日、フェイス・キピエゴン(ケニア)とのパートナーシップにおいて、記録を塗りかえる比類なきスピード、ケニア人としてのプライド、アスリートであり母親として卓越性を追求する揺るぎない姿勢を反映したランニングシュ […]
2025.06.19
箱根駅伝出場校にオリジナル出場記念グッズの企画・販売を許可! 11月1日販売開始予定
関東学生陸上競技連盟は6月19日、来年1月の第102回箱根駅伝から本選出場校に「箱根駅伝」の名称やロゴを使用したオリジナル出場記念グッズの企画・販売を認めると発表した。6月10日の理事会で決定した。 一定のルールに従って […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会