HOME 国内、駅伝

2023.04.25

別大マラソンで日本人トップの市山翼がサンベルクスに移籍! 世界クロカン代表・キンヤンジュイらケニア選手も2人加入
別大マラソンで日本人トップの市山翼がサンベルクスに移籍! 世界クロカン代表・キンヤンジュイらケニア選手も2人加入

23年別府大分毎日磨マラソンでMGC出場権を獲得した市山

サンベルクス陸上部は4月21日付で、小森コーポレーションに所属していた市山翼とケニア人のダニエル・キンヤンジュイとギルバート・キプロティッチが加入したことを発表した。

市山は埼玉県出身の27歳。大宮東高から中央学大に進み、3年時の箱根駅伝で2区区間17位の結果を残している。19年春に埼玉医大グループに加入し、社会人となってから徐々に実力をつけ10000mで28分台をマーク。20年夏に小森コーポレーションに移り、翌年のびわ湖毎日マラソンで2時間7分41秒の大幅自己新で注目を集めた。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年12月の防府読売で2時間9分43秒と2度目のサブ10を達成。7度目のフルマラソンとなった今年2月の別府大分毎日では終盤まで先頭集団につけ、木村慎(Honda)や聞谷賢人(トヨタ紡織)との争いを制し、日本人最上位の3位でフィニッシュ。セカンドベストの2時間7分44秒でパリ五輪代表選考会のMGC出場権を獲得した。

レース後には「パリ五輪代表へ少しでも近づきたい」と力強く誓った市山。移籍にあたり自身のSNSで「競技力の向上とサンベルクスの駅伝の要員となれるように頑張ります」とコメントしている。

一方、18歳のキンヤンジュイは今年2月に行われた世界クロスカントリー選手権にU20ケニア代表として出場し、10位と好走。21年には5kmロードで13分27秒をマークしている。また、キプロティッチは昨年12月にケニア国内で行われたクロスカントリーレースで8kmを24分52秒で制している。

サンベルクスは2012年に陸上部を設立。全日本実業団対抗駅伝には過去4回出場しており、今年1月の大会では過去最高の15位に入った。この春にはトヨタ自動車九州に所属していた大津顕杜が移籍したほか、新卒の島﨑慎愛(國學院大卒)、川上勇士(東海大卒)、松島匠(中央学大卒)、諸星颯大(育英大卒)が入社。有力選手の加入で、さらに上位を目指していく。

広告の下にコンテンツが続きます
サンベルクス陸上部は4月21日付で、小森コーポレーションに所属していた市山翼とケニア人のダニエル・キンヤンジュイとギルバート・キプロティッチが加入したことを発表した。 市山は埼玉県出身の27歳。大宮東高から中央学大に進み、3年時の箱根駅伝で2区区間17位の結果を残している。19年春に埼玉医大グループに加入し、社会人となってから徐々に実力をつけ10000mで28分台をマーク。20年夏に小森コーポレーションに移り、翌年のびわ湖毎日マラソンで2時間7分41秒の大幅自己新で注目を集めた。 昨年12月の防府読売で2時間9分43秒と2度目のサブ10を達成。7度目のフルマラソンとなった今年2月の別府大分毎日では終盤まで先頭集団につけ、木村慎(Honda)や聞谷賢人(トヨタ紡織)との争いを制し、日本人最上位の3位でフィニッシュ。セカンドベストの2時間7分44秒でパリ五輪代表選考会のMGC出場権を獲得した。 レース後には「パリ五輪代表へ少しでも近づきたい」と力強く誓った市山。移籍にあたり自身のSNSで「競技力の向上とサンベルクスの駅伝の要員となれるように頑張ります」とコメントしている。 一方、18歳のキンヤンジュイは今年2月に行われた世界クロスカントリー選手権にU20ケニア代表として出場し、10位と好走。21年には5kmロードで13分27秒をマークしている。また、キプロティッチは昨年12月にケニア国内で行われたクロスカントリーレースで8kmを24分52秒で制している。 サンベルクスは2012年に陸上部を設立。全日本実業団対抗駅伝には過去4回出場しており、今年1月の大会では過去最高の15位に入った。この春にはトヨタ自動車九州に所属していた大津顕杜が移籍したほか、新卒の島﨑慎愛(國學院大卒)、川上勇士(東海大卒)、松島匠(中央学大卒)、諸星颯大(育英大卒)が入社。有力選手の加入で、さらに上位を目指していく。

SNSで移籍の報告を行った市山

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.29

松田瑞生が女子ハーフ1時間9分48秒で制す 東京世界陸上マラソン代表の小林香菜5位 前田穂南は6位/函館マラソン

2025函館マラソンが6月29日、北海道函館市の千代台公園陸上競技場を発着とする日本陸連公認コースで行われ、男子と同時スタート(混合レース)した女子ハーフマラソンは、松田瑞生(ダイハツ)が1時間9分48秒で制した。 松田 […]

NEWS 男子ハーフ日本人学生トップは駒大・山川拓馬の3位 積極的なレースで自己ベスト更新/函館マラソン

2025.06.29

男子ハーフ日本人学生トップは駒大・山川拓馬の3位 積極的なレースで自己ベスト更新/函館マラソン

2025函館マラソンが6月29日、北海道函館市の千代台公園陸上競技場を発着とする日本陸連公認コースで行われ、男子ハーフマラソンは、スティーブン・ムチーニ(創価大)が1時間1分08秒の大会新記録で優勝した。 日本人学生トッ […]

NEWS 男子ハーフはムチーニ大会新V 東京世界陸上マラソン代表・吉田祐也が自己新で2位/函館マラソン

2025.06.29

男子ハーフはムチーニ大会新V 東京世界陸上マラソン代表・吉田祐也が自己新で2位/函館マラソン

2025函館マラソンが6月29日、北海道函館市の千代台公園陸上競技場を発着とする日本陸連公認コースで行われ、男子ハーフマラソンは、スティーブン・ムチーニ(創価大)が1時間1分08秒の大会新記録で優勝した。 2位には東京世 […]

NEWS 高校女子の部は立命館宇治が2年ぶりV!仙台育英A・Bとの熱戦をアンカー勝負で制す/全国男鹿駅伝

2025.06.28

高校女子の部は立命館宇治が2年ぶりV!仙台育英A・Bとの熱戦をアンカー勝負で制す/全国男鹿駅伝

全国男鹿駅伝は6月28日、秋田県男鹿市の男鹿総合運動公園をスタート・フィニッシュとするコースで行われ、5区間21.0975kmの高校女子の部は立命館宇治(京都)が1時間10分43秒で2年ぶりの優勝を飾った。 オープン参加 […]

NEWS 高校男子はオープン参加の鳥取城北が2時間6分51秒でトップ!優勝は洛南、高校駅伝王者・佐久長聖は2位/全国男鹿駅伝

2025.06.28

高校男子はオープン参加の鳥取城北が2時間6分51秒でトップ!優勝は洛南、高校駅伝王者・佐久長聖は2位/全国男鹿駅伝

全国男鹿駅伝は6月28日、秋田県男鹿市の男鹿総合運動公園をスタート・フィニッシュとするコースで行われ、7区間42.195kmの高校男子の部はオープン参加の鳥取城北(鳥取)が2時間6分51秒のトップでフィニッシュし、優勝は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会