
18年連続でシード権を獲得した東洋大・アンカーの清野太雅
◇第99回箱根駅伝・復路(1月3日:神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)
第99回箱根駅伝の復路が行われ、駒大が10時間47分11秒でフィニッシュ。2年ぶり8回目の総合優勝を飾った。
2日の往路では5時間23分10秒で19年ぶりの優勝を飾った駒大は、6区に当日変更で投入された伊藤蒼唯(1年)が58分22秒の区間賞を獲得。2位・中大との差を47秒に拡大すると、7区の安原太陽(3年)、8区の赤星雄斗(3年)も区間5位、4位と区間上位の好走を見せて、リードを広げていく。9区では復路のエース・山野力(4年)も区間3位と力走を続け、アンカーの青柿響(3年)へリレー。1分30秒以上のリードに守れられてスタートした青柿はVロードを快走し、区間2位でまとめると、ガッツポーズでフィニッシュテープを切った。
駒大は昨年10月の出雲全日本大学選抜駅伝、11月の全日本大学駅伝に続く優勝となり、史上5校目の学生駅伝3冠の偉業を成し遂げた。
往路2位の中大は駒大に引き離されたものの、復路で順位をキープ。優勝した72回大会以来の27年ぶりの好成績となった。
前回優勝校の青学大は3位。7区で8位まで順位を落としたが、9区の岸本大紀(4年)が5人抜きの快走で再浮上。連覇は果たせなかったがトップ3を確保した。
出雲、全日本と2位に入っていた國學院大が4位。10区・西澤侑真(4年)が区間賞を獲得した順大が5位入賞を果たし、予選会4位通過の早大が6位と健闘を見せた。以下、法大、創価大と続き、城西大が5年ぶりシード権獲得となる9位でフィニッシュ。10位の東洋大は18年連続でのシード権を手にした。
復路総合も駒大が5時間24分01秒で制し、往路、総合と合せて完全優勝を達成。2位は5時間25分12秒の中大。法大が5時間26分35秒で3位に入った。
※一部誤りがあり、修正いたしました。


RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.08.17
中学生アスリートの祭典 沖縄全中が今日開幕! 新記録、好勝負に注目
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.07.24
100mH中島ひとみ日本歴代2位の12秒71!!東京世界陸上標準突破で初代表ほぼ確実に
-
2025.08.16
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.08.17
中学生アスリートの祭典 沖縄全中が今日開幕! 新記録、好勝負に注目
◇沖縄全中(8月17日~20日/沖縄・沖縄県総合運動公園陸上競技場) 8月17日から4日間、中学日本一を懸けた全中が沖縄県沖縄市で開催される。 全中も7月の日本選手権やインターハイ同様に暑熱対策のため、正午前から15時頃 […]
2025.08.16
3000m田中希実がキピエゴンに食らいつく積極レース!8分45秒80で13位 DL初陣の走高跳・長谷川9位/DLシレジア
ダイヤモンドリーグ第12戦シレジア大会が7月19日、ポーランドの同地で行われ、女子3000mに出場した田中希実(New Balance)は8分45秒80で13位ながら積極的なレースを見せた。 1500mと5000mで東京 […]
2025.08.16
100m栁田大輝「こんな喜べないベスト初めて」日本歴代5位タイの10秒00も世界陸上には届かず/福井ナイトゲームズ
◇Athlete Night Games in FUKUI(8月15、16日/福井・9.98スタジアム) 日本グランプリシリーズのAthlete Night Gameの2日目に行われた男子100mで、栁田大輝(東洋大)が […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99