HOME ニュース、海外

2022.01.05

世界陸連・コー会長が今夏のオレゴン世界選手権に出場するロシア選手のため入国処置を求める
世界陸連・コー会長が今夏のオレゴン世界選手権に出場するロシア選手のため入国処置を求める

世界陸連(WA)のコー会長が7月に米国・オレゴン州ユージンで開催される世界選手権に出場するロシア選手の米国入国が可能となるよう求めていると、英国のスポーツニュースウェブサイト「Inside the Games」が報じた。

同サイトによると、ロシア選手の米国への入国ビザが確保できないケースが生じており、昨年8月には米国がビザの発給を拒否したことにより、ユージンでのダイヤモンドリーグに女子走高跳で東京五輪金メダリストのM.ラシツケネや、女子棒高跳のA.シドロワが参戦できなかった。

ラシツケネは今夏に同地で開催される世界選手権でも同じ問題が生じる懸念を示し、ロシア陸連や同国のスポーツ省、外務省にも働きかけており、コー会長がこれに応じた。

組織的なドーピング問題の影響で、世界選手権でのロシア代表選手はANA(中立選手)としての出場となり、20名の上限が設けられている。

世界陸連(WA)のコー会長が7月に米国・オレゴン州ユージンで開催される世界選手権に出場するロシア選手の米国入国が可能となるよう求めていると、英国のスポーツニュースウェブサイト「Inside the Games」が報じた。 同サイトによると、ロシア選手の米国への入国ビザが確保できないケースが生じており、昨年8月には米国がビザの発給を拒否したことにより、ユージンでのダイヤモンドリーグに女子走高跳で東京五輪金メダリストのM.ラシツケネや、女子棒高跳のA.シドロワが参戦できなかった。 ラシツケネは今夏に同地で開催される世界選手権でも同じ問題が生じる懸念を示し、ロシア陸連や同国のスポーツ省、外務省にも働きかけており、コー会長がこれに応じた。 組織的なドーピング問題の影響で、世界選手権でのロシア代表選手はANA(中立選手)としての出場となり、20名の上限が設けられている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.30

【世界陸上プレイバック】―15年北京―十種競技・イートンが世界新でV2 50km競歩で谷井孝行が銅メダル 荒井も4位入賞、16歳サニブラウン初出場

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 「東京レガシースタジアム」を10月17日~19日に開催! 100m走タイムチャレンジや中長距離スペシャルアカデミーを実施

2025.07.30

「東京レガシースタジアム」を10月17日~19日に開催! 100m走タイムチャレンジや中長距離スペシャルアカデミーを実施

一般財団法人東京マラソン財団と東京都は7月30日、東京レガシーハーフマラソン2025(10月19日)の開催に合わせて、「東京レガシースタジアム」を10月17日から19日の3日間、国立競技場や明治公園で実施することを発表し […]

NEWS ベルリンマラソンに日本トップランナー集結!パリ6位赤﨑暁、日本記録保持者・鈴木健吾らが登録 ロス五輪への一歩となるか

2025.07.30

ベルリンマラソンに日本トップランナー集結!パリ6位赤﨑暁、日本記録保持者・鈴木健吾らが登録 ロス五輪への一歩となるか

9月21日にドイツで開催されるベルリンマラソンのエリート選手が主催者から発表され、日本男子のトップランナーたちが名を連ねた。 パリ五輪6位入賞の赤﨑暁(九電工)は、出場となれば3月の東京以来となるマラソン。東京世界選手権 […]

NEWS ベルリンマラソンにロンドン王者サウェらがエントリー!青森山田出身ワンジルも3年ぶり登録

2025.07.30

ベルリンマラソンにロンドン王者サウェらがエントリー!青森山田出身ワンジルも3年ぶり登録

9月21日にドイツで開催されるベルリンマラソンのエリート選手が発表された。男子には今年のロンドンマラソン優勝のS.サウェ(ケニア)が出場予定。ブダペスト世界選手権6位のM.メンゲシャ(エチオピア)やオレゴン世界選手権7位 […]

NEWS 学生世界最速はワラザ 200mも制して2冠 女子10000mはルカンが大会新/ユニバ

2025.07.30

学生世界最速はワラザ 200mも制して2冠 女子10000mはルカンが大会新/ユニバ

2年に一度開催される学生の総合スポーツ世界大会、FISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日、ドイツ、ライン・ルールで開催された。 男子100mはB.ワラザ(南アフリカ)が10秒16(-0.7) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top