HOME ニュース、海外

2021.04.08

ロシアの五輪金メダリスト2人に4年間の資格停止処分 ドーピング違反
ロシアの五輪金メダリスト2人に4年間の資格停止処分 ドーピング違反


スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、2008年北京五輪の男子走高跳で金メダルを獲得したA.シルノフと、2012年ロンドン五輪の女子400mハードルで優勝したN.アンチェフのロシア選手に対して、ドーピング違反により4年間の資格停止処分を科したと発表した。 2人はロシアの組織的ドーピングについての調査のための対象となっており、資格停止は今年4月7日から発効し、2025年までの4年間となる。

シルノフは13年7月8日から、アンチェフは13年6月30日からの記録が抹消。金メダルは保持される。シルノフは2m38の自己記録を持ち、ロシア陸連の副会長を務めたこともある。アンチェフは世界歴代8位となる52秒70が自己ベスト。 五輪、世界選手権でロシアの4×400mのメンバーとして複数回メダルを獲得している。

広告の下にコンテンツが続きます

シルノフによる違反は「禁止物質(もしくは禁止方法)の使用」並びに「(検体に)禁止物質(またはその代謝物もしくはマーカー)の存在」、アンチェフの違反は「禁止物質(もしくは禁止方法)の使用」だった

スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、2008年北京五輪の男子走高跳で金メダルを獲得したA.シルノフと、2012年ロンドン五輪の女子400mハードルで優勝したN.アンチェフのロシア選手に対して、ドーピング違反により4年間の資格停止処分を科したと発表した。 2人はロシアの組織的ドーピングについての調査のための対象となっており、資格停止は今年4月7日から発効し、2025年までの4年間となる。 シルノフは13年7月8日から、アンチェフは13年6月30日からの記録が抹消。金メダルは保持される。シルノフは2m38の自己記録を持ち、ロシア陸連の副会長を務めたこともある。アンチェフは世界歴代8位となる52秒70が自己ベスト。 五輪、世界選手権でロシアの4×400mのメンバーとして複数回メダルを獲得している。 シルノフによる違反は「禁止物質(もしくは禁止方法)の使用」並びに「(検体に)禁止物質(またはその代謝物もしくはマーカー)の存在」、アンチェフの違反は「禁止物質(もしくは禁止方法)の使用」だった

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.12

走幅跳・秦澄美鈴が6m72の大会新V!海外遠征へ弾み「自分の跳躍を良い形に」/木南記念

◇木南記念(5月12日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 日本GPシリーズG1の木南記念が行われ、女子走幅跳は日本記録(6m97)保持者の秦澄美鈴(住友電工)が優勝。3回目に6m72(+0.1)の大会新を樹立し、地元・大阪 […]

NEWS 男子1部5000m日本人トップは東海大・兵藤ジュダ!自己新13分49秒98「これを弾みにしたい」/関東IC

2024.05.12

男子1部5000m日本人トップは東海大・兵藤ジュダ!自己新13分49秒98「これを弾みにしたい」/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目 関東インカレの最終日が行われ、男子1部5000mはヴィクター・キムタイ(城西大4)が13分37秒62で、シャドラック・キップケメイ(日大2)との競り合い […]

NEWS 青学大・鶴川正也が圧巻のスパートで初優勝! 留学生を逆転し「やっと自分の力が発揮できた」/関東IC

2024.05.12

青学大・鶴川正也が圧巻のスパートで初優勝! 留学生を逆転し「やっと自分の力が発揮できた」/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目 関東インカレの最終日が行われ、男子2部5000mは鶴川正也(青学大4)が13分36秒41で初優勝を飾った。 広告の下にコンテンツが続きます 2年連続3位 […]

NEWS 800m久保凛が2分05秒11でV!GP3連勝で「自信になります」/木南記念

2024.05.12

800m久保凛が2分05秒11でV!GP3連勝で「自信になります」/木南記念

◇木南記念(5月12日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 日本GPシリーズG1の木南記念が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛高2)が2分05秒11をマークして優勝。日本GPシリーズは金栗記念、静岡国際に続いて3連勝 […]

NEWS 坂井隆一郎が10秒20でV!シーズン初戦を地元で飾る「勝ち切れたのは良かった」/木南記念

2024.05.12

坂井隆一郎が10秒20でV!シーズン初戦を地元で飾る「勝ち切れたのは良かった」/木南記念

◇木南記念(5月12日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 日本GPシリーズG1の木南記念が行われ、男子100mは世界選手権代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒20(+0.2)で優勝した。 広告の下にコンテンツが続きます 選 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top