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2026.05.15

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酸素ルーム付きフィットネスジムを福井ユナイテッドFCに提供/株式会社アルアート
酸素ルーム付きフィットネスジムを福井ユナイテッドFCに提供/株式会社アルアート

株式会社アルハートが提供している福井ユナイテッドFCのフィットネスジムは5台の酸素ルーム『O2Room®』で選手たちのコンディショニングを支えている。左からアルハートの桶師康司社長、福井ユナイテッドFCの井出龍志(DF)、服部順一社長、中山和紀(DF)、鬼京大翔(MF)

『O2Room®』を活用して事業を拡大、安心・安全の日本気圧バルク工業製

福井県福井市に本社を置く株式会社アルハート。フロアコーティング・清掃業や警備業を主軸としながら、近年ではインドアゴルフクラブの運営やスポーツチームの支援など、多角的な事業展開を見せている。拡大していく事業の軸になりつつあるのが、日本気圧バルク工業の酸素ルーム『O2Room®』だ。アルハートを率いる桶師康司社長は、単なるビジネスとしてではなく、自らの体験と「福井を元気にしたい」という強い信念のもと、酸素ルームを活用した地域貢献を加速させている。

福井ユナイテッドFCへの強力なバックアップ

アルハートは2024年6月、同じ福井県を本拠地とし、Jリーグ入りを目指すサッカークラブ「福井ユナイテッドFC」とパートナー契約を締結した。この提携により、チームへの物理的、医科学的サポートは飛躍的に向上した。

桶師社長はその狙いを次のように話す。
「最初は一企業として金銭面でのサポートから始まりましたが、弊社としてもっと力になれることはないかと考え、酸素ルームの提供を決めました。昨年12月にはフィットネスジムも併設した事務所を作り、クラブハウスとして活用してもらっています」

2025年12月に完成したフィットネスジム兼オフィス

フィットネスジムでは、最新の各種マシーンでフィジカル強化を図れるほか、日本気圧バルク工業の酸素ルーム『O2Room®』が計5台(高気圧酸素3台、低圧低酸素2台)設置され、選手たちの疲労回復や持久力向上、ケガの早期回復などを支える。

フィットネスジム内には最新のトレーニングマシーンがずらりと並ぶ

今年度からアルハートの社員として働きながら福井ユナイテッドFCでプレーする鬼京大翔選手も、酸素ルームの効果を肌で感じている。

「高気圧酸素ルームは回復メイン、低圧低酸素ルームは標高の高い場所と同じ環境でのバイクトレーニングに使っています。低圧低酸素でのトレーニングは相当きついですが、試合3日前にやることで、試合中の走力が明らかに変わる実感があります。そして、試合や練習後に高気圧酸素を使うと、回復が早いです。こうしたリカバリー施設は今までの環境ではなかったので、本当にありがたいです」

また、ケガの治癒促進にも大きな成果が出ていると桶師社長は話す。
「昨年、膝の半月板損傷で手術をした選手がいましたが、酸素ルームを頻繁に利用したことで、医師の予想よりもかなり早く完治し、練習にも早く復帰できたそうです」

それ以前からアルハートでは酸素ルームを搭載した酸素カーも導入し、チームへ提供。県外への遠征先でも使用できる強みをいかんなく発揮している。鬼京選手が「地域リーグのチームがここまでの施設を持っている例はほとんどないと思います。支えていただいているみなさんの期待に応えたいと、競技に対するモチベーションが上がります」と話すように、選手たちの間でも非常に喜ばれているという。

他社製の〝1.9気圧〟酸素ルームで苦い教訓を味わう

アルハートが〝酸素〟に注目したのは、2023年12月にオープンしたインドアゴルフクラブ「IGC福井問屋店Heilung店」の設立がきっかけだった。「他店との差別化を図るために、プラスアルファの価値を加えたい」。そう考えた桶師社長は、利用者の健康増進につながる器具などを探す中で、酸素にたどり着き、酸素ルームの併設を決めた。

アルハートが酸素ルームを初めて導入した2023年12月オープンのインドアゴルフクラブ「IGC福井問屋店Heilung店」

しかし、最初に導入したのは日本気圧バルク工業の製品ではなく、他社の1.9気圧という非常に高い気圧を設定できる高気圧酸素ルームだった。これが桶師社長にとって大きな転機となる。

「自分でも使ってみたいと思い、一晩中入るなど頻繁に利用しました。でも、本来なら自律神経が整ったり、疲労が取れたりするはずなのに、なぜか入れば入るほど疲労が溜まり、イライラ感が高まってしまったのです」

医療の現場では、高気圧酸素は2.0気圧、100%酸素を使うが、それは主に命に関わるような緊急を要する重篤な症状を治療する手段であり、設備的に爆発や発火の危険性も伴う。民間の利用でそれに近い気圧が適しているわけではなく、1.5気圧以上の環境では酸素毒性の副作用が起こりやすいこともわかっており、酸素ルーム業界のパイオニアである日本気圧バルク工業では、人体に過度の負荷をかけずに疲労回復などの健康増進効果が期待できる1.25~1.3気圧、酸素濃度35~40%の軽度高気圧酸素の環境を採用している。

1.9気圧に設定された酸素ルームで体に異変を感じた桶師社長は自らリサーチを開始。その過程で出会ったのが、日本気圧バルク工業(本社:静岡市/社長:天野英紀)だった。

「天野社長に電話で状況を話すと、『それは大変ですね』と。私としてもなんとか助けてほしい思いを伝えると、『今からすぐに行きます』と対応していただき、いろいろ説明を聞く中で、日本気圧バルク工業さんの製品への切り替えを即断しました。導入からわずか3ヵ月ほどでの入れ替えでしたが、迷いはありませんでした」

今では利用者がいない時はアルハート従業員の使用も認められているが、桶師社長が誰よりも積極的に利用し、「酸素ルームに入った時点で不思議と元気になっているような気がします」と顔をほころばせる。

インドアゴルフクラブでは当初、他社製の高気圧酸素ルーム(1.9気圧)を取り入れたが、健康増進に逆効果であることを感じて日本気圧バルク工業の『O2Room®』に入れ替えた

日本気圧バルク工業へ寄せる絶大な信頼

桶師社長は日本気圧バルク工業に対して、単なる営業的なつながり以上の信頼を寄せている。その根底には、同社が酸素に関わる事業を始めて30年間守り続けてきた無事故、大きなトラブルもゼロという実績や、徹底した学術的エビデンス、製品の豊富なラインナップ、そして社員の高いプロ意識がある。

「日本気圧バルク工業さんには、数々の大学や医療機関との共同研究から導かれた確かなエビデンスがあります。私自身は1.9気圧の酸素ルームで苦い経験をしましたし、他社の製品では過去に事故があったことも知りました。そういう意味で、日本気圧バルク工業さんの体に負担をかけない1.25~1.3気圧、酸素濃度35~40%という設定の高気圧酸素ルームは安心・安全。お客様や福井ユナイテッドFCの選手たちに自信を持ってお薦めできます」

フィットネスジムの低圧低酸素ルーム内には固定バイクを4台入れて心肺機能向上のトレーニングを行っている

もともと「狭い空間が嫌なので、酸素カプセルより圧迫感のない酸素ルームが良かった」と、これまでも内部が広いタイプの酸素ルームを導入してきた。

ただ、桶師社長は製品を導入するだけでなく、自らも知識を深めるためにアクションを起こした。「気圧のことをもっと深く理解しよう」と、社員の榎智香さんと神戸大学で開催されたセミナーを受講し、「健康気圧マスター」の資格を取得した。これは日本気圧メディカル協会が発行しているライセンスで、最適な気圧刺激に関する的確な指導を行うことができる。

「日本気圧バルク工業ではすべての営業担当者が健康気圧マスターの資格を持っているそうで、学会(日本体力医学会)にも所属して論文発表をするほど勉強されているとうかがっており、とても知識が豊富ですから、酸素ルームを導入して何年か経っても新しい情報が出るとすぐに教えていただける。そのような姿勢にプロとしての共感を覚えました。私たちも資格を持つことで、酸素ルームの管理において自信を持てますし、利用者の安心感にもつながると思っています」

高気圧酸素ルームは疲労回復、自律神経の安定、睡眠の質の向上、免疫力の向上などを目的に利用されている

現在、アルハートが提供するインドアゴルフクラブの高気圧酸素ルームは、ゴルフ愛好家だけでなく、一般の人たちからも支持を得ているという。

「24時間オープンしていますので、口コミなどで酸素ルームを目的に会員になってくださる方も増えています。『疲れが取れた』、『ぐっすり眠れるようになった』といった声をいただき、福井の人たちにも酸素ルームの良さが広がっている手応えがあります」

エアコンも効いた広い酸素ルーム内は快適で、さまざまな活用の仕方がある

クラブハウスの拡大へ、JFL昇格を見据えた未来図

福井ユナイテッドFCの選手たちが利用するフィットネスジムは、アルハートからすれば〝将来への布石〟なのかもしれない。桶師社長には、近い未来のビジョンも明確にある。

「今の施設は、いわば〝ミニクラブハウス〟です。チームは現在所属している地域リーグから1つ上のJFLというカテゴリーへの昇格を目指しています。そういうタイミングでは、もっと広くて機能性を備えたクラブハウスを造りたい。そして、酸素ルームの台数を増やしていきたいと考えています」

クラブハウスが大きくなれば、フィットネスジムを一般開放できる可能性も広がる。
「現在は駐車場などの兼ね合いから、選手やチーム関係者、チームスポンサーの利用がメインですが、将来的には地域住民のみなさんが、選手と同じようなかたちでジムや酸素ルームを利用できる場所にしたいですね」

アルハートでは『O2Room®』をトラックに積んだ酸素カーを各地に運んで無料体験を実施中。アスリートのパフォーマンスアップや一般市民の健康増進を後押ししている

こうしたアイデアは、日本気圧バルク工業の「酸素の持つ可能性を届けたい」という想いとも合致する。桶師社長は、福井ユナイテッドFCの成長とともに、福井の健康インフラをアップデートしていく決意を固めている。

福井ユナイテッドFCは県外に遠征する際、アルハートから提供された酸素カーを活用して試合後の疲労回復に役立てている(写真は2024年当時)

サッカーを超えたスポーツ支援と地域健康増進の輪

アルハートの視線は、サッカー以外のスポーツ、そして福井を中心とした地域の健康増進にも向く。福井県はバドミントンや野球などの競技も盛んな土地柄。桶師社長はそれらすべてのスポーツも「いろいろな側面から支えたい」とも話す。

たとえば他競技の選手、部活動に熱心に取り組む大学生や中高生が、福井ユナイテッドFCのような環境を手にできたら、ケガの予防やパフォーマンス向上が期待される。すぐに実現できるわけではないが、福井のスポーツ界の未来は明るいと言えるだろう。

また、アルハートは自治体や企業との連携にも着手している。
「具体的な取り組みはこれから話し合っていきますが、高齢者施設や企業の福利厚生として酸素ルームを導入してもらう案はその一つです。酸素カーは場所を問わず移動できますから、こちらから出向いて実際に体験してもらえます。福井はまだ酸素に関する理解が浸透していない地域ですが、だからこそ広める価値があると思っています」

こうした事業を進める中で、桶師社長の健康に関する知見が日に日に深くなっている点は興味深い。
「酸素ルームは、DENBA*1とストレスフリー*2という機器を併用すると、さらに効
果的だとか。いわゆる温熱治療で、体表面のツボに導子を着け、遠赤外線で温熱を加えることでリラックス効果が得られるそうです」

*1  DENBA(デンバ)とは、独自の技術で空間に特殊な電場を形成し、水分子を微細に振動させることで、食品の鮮度保持や身体のコンディション調整(ヘルスケア)を行う技術・製品。
*2  ストレスフリー機器とは、主に4つのツボへ48℃未満の心地よい温熱(遠赤外線)を45分間照射し、ストレスホルモンの低下、血流改善、自律神経の安定を目的とした医療・健康機器。

アルハートでは疲労回復やリラックス効果をさらに高めるために酸素ルームとセットでDENBAやストレスフリー機器を使うことを提案。福井ユナイテッドFCの選手たちはそれらをフル活用している

桶師社長の探究心や行動力、そこに日本気圧バルク工業の確かな技術力が加わったことで、福井のスポーツシーンと健康環境は、いまや着々と進化を始めている。

アルハートのホームページを開くと、まず『今と未来の架け橋に』という言葉が目に飛び込んでくる。福井ユナイテッドFCのJFL昇格という悲願、そして、福井県民の健康増進を目指して――。

アルハートは、日本気圧バルク工業の『O2Room®』を携え、福井の今と未来を結ぶ架け橋となって歩み続ける。

アルハートの桶師社長(右)は「JFL昇格」を目指す服部社長が率いる福井ユナイテッドFCを強力にサポート。また、他競技の選手や福井県民の健康増進というビジョンも描いている

株式会社アルハート
福井県福井市問屋町3丁目1101
ホームページ

文/小野哲史

※この記事は『月刊陸上競技』2026年6月号に掲載しています

『O2Room®』を活用して事業を拡大、安心・安全の日本気圧バルク工業製 福井県福井市に本社を置く株式会社アルハート。フロアコーティング・清掃業や警備業を主軸としながら、近年ではインドアゴルフクラブの運営やスポーツチームの支援など、多角的な事業展開を見せている。拡大していく事業の軸になりつつあるのが、日本気圧バルク工業の酸素ルーム『O2Room®』だ。アルハートを率いる桶師康司社長は、単なるビジネスとしてではなく、自らの体験と「福井を元気にしたい」という強い信念のもと、酸素ルームを活用した地域貢献を加速させている。 福井ユナイテッドFCへの強力なバックアップ アルハートは2024年6月、同じ福井県を本拠地とし、Jリーグ入りを目指すサッカークラブ「福井ユナイテッドFC」とパートナー契約を締結した。この提携により、チームへの物理的、医科学的サポートは飛躍的に向上した。 桶師社長はその狙いを次のように話す。 「最初は一企業として金銭面でのサポートから始まりましたが、弊社としてもっと力になれることはないかと考え、酸素ルームの提供を決めました。昨年12月にはフィットネスジムも併設した事務所を作り、クラブハウスとして活用してもらっています」 [caption id="attachment_206199" align="alignnone" width="800"] 2025年12月に完成したフィットネスジム兼オフィス[/caption] フィットネスジムでは、最新の各種マシーンでフィジカル強化を図れるほか、日本気圧バルク工業の酸素ルーム『O2Room®』が計5台(高気圧酸素3台、低圧低酸素2台)設置され、選手たちの疲労回復や持久力向上、ケガの早期回復などを支える。 [caption id="attachment_206203" align="alignnone" width="800"] フィットネスジム内には最新のトレーニングマシーンがずらりと並ぶ[/caption] 今年度からアルハートの社員として働きながら福井ユナイテッドFCでプレーする鬼京大翔選手も、酸素ルームの効果を肌で感じている。 「高気圧酸素ルームは回復メイン、低圧低酸素ルームは標高の高い場所と同じ環境でのバイクトレーニングに使っています。低圧低酸素でのトレーニングは相当きついですが、試合3日前にやることで、試合中の走力が明らかに変わる実感があります。そして、試合や練習後に高気圧酸素を使うと、回復が早いです。こうしたリカバリー施設は今までの環境ではなかったので、本当にありがたいです」 また、ケガの治癒促進にも大きな成果が出ていると桶師社長は話す。 「昨年、膝の半月板損傷で手術をした選手がいましたが、酸素ルームを頻繁に利用したことで、医師の予想よりもかなり早く完治し、練習にも早く復帰できたそうです」 それ以前からアルハートでは酸素ルームを搭載した酸素カーも導入し、チームへ提供。県外への遠征先でも使用できる強みをいかんなく発揮している。鬼京選手が「地域リーグのチームがここまでの施設を持っている例はほとんどないと思います。支えていただいているみなさんの期待に応えたいと、競技に対するモチベーションが上がります」と話すように、選手たちの間でも非常に喜ばれているという。 他社製の〝1.9気圧〟酸素ルームで苦い教訓を味わう アルハートが〝酸素〟に注目したのは、2023年12月にオープンしたインドアゴルフクラブ「IGC福井問屋店Heilung店」の設立がきっかけだった。「他店との差別化を図るために、プラスアルファの価値を加えたい」。そう考えた桶師社長は、利用者の健康増進につながる器具などを探す中で、酸素にたどり着き、酸素ルームの併設を決めた。 [caption id="attachment_206207" align="alignnone" width="800"] アルハートが酸素ルームを初めて導入した2023年12月オープンのインドアゴルフクラブ「IGC福井問屋店Heilung店」[/caption] しかし、最初に導入したのは日本気圧バルク工業の製品ではなく、他社の1.9気圧という非常に高い気圧を設定できる高気圧酸素ルームだった。これが桶師社長にとって大きな転機となる。 「自分でも使ってみたいと思い、一晩中入るなど頻繁に利用しました。でも、本来なら自律神経が整ったり、疲労が取れたりするはずなのに、なぜか入れば入るほど疲労が溜まり、イライラ感が高まってしまったのです」 医療の現場では、高気圧酸素は2.0気圧、100%酸素を使うが、それは主に命に関わるような緊急を要する重篤な症状を治療する手段であり、設備的に爆発や発火の危険性も伴う。民間の利用でそれに近い気圧が適しているわけではなく、1.5気圧以上の環境では酸素毒性の副作用が起こりやすいこともわかっており、酸素ルーム業界のパイオニアである日本気圧バルク工業では、人体に過度の負荷をかけずに疲労回復などの健康増進効果が期待できる1.25~1.3気圧、酸素濃度35~40%の軽度高気圧酸素の環境を採用している。 1.9気圧に設定された酸素ルームで体に異変を感じた桶師社長は自らリサーチを開始。その過程で出会ったのが、日本気圧バルク工業(本社:静岡市/社長:天野英紀)だった。 「天野社長に電話で状況を話すと、『それは大変ですね』と。私としてもなんとか助けてほしい思いを伝えると、『今からすぐに行きます』と対応していただき、いろいろ説明を聞く中で、日本気圧バルク工業さんの製品への切り替えを即断しました。導入からわずか3ヵ月ほどでの入れ替えでしたが、迷いはありませんでした」 今では利用者がいない時はアルハート従業員の使用も認められているが、桶師社長が誰よりも積極的に利用し、「酸素ルームに入った時点で不思議と元気になっているような気がします」と顔をほころばせる。 [caption id="attachment_206209" align="alignnone" width="800"] インドアゴルフクラブでは当初、他社製の高気圧酸素ルーム(1.9気圧)を取り入れたが、健康増進に逆効果であることを感じて日本気圧バルク工業の『O2Room®』に入れ替えた[/caption] 日本気圧バルク工業へ寄せる絶大な信頼 桶師社長は日本気圧バルク工業に対して、単なる営業的なつながり以上の信頼を寄せている。その根底には、同社が酸素に関わる事業を始めて30年間守り続けてきた無事故、大きなトラブルもゼロという実績や、徹底した学術的エビデンス、製品の豊富なラインナップ、そして社員の高いプロ意識がある。 「日本気圧バルク工業さんには、数々の大学や医療機関との共同研究から導かれた確かなエビデンスがあります。私自身は1.9気圧の酸素ルームで苦い経験をしましたし、他社の製品では過去に事故があったことも知りました。そういう意味で、日本気圧バルク工業さんの体に負担をかけない1.25~1.3気圧、酸素濃度35~40%という設定の高気圧酸素ルームは安心・安全。お客様や福井ユナイテッドFCの選手たちに自信を持ってお薦めできます」 [caption id="attachment_206211" align="alignnone" width="800"] フィットネスジムの低圧低酸素ルーム内には固定バイクを4台入れて心肺機能向上のトレーニングを行っている[/caption] もともと「狭い空間が嫌なので、酸素カプセルより圧迫感のない酸素ルームが良かった」と、これまでも内部が広いタイプの酸素ルームを導入してきた。 ただ、桶師社長は製品を導入するだけでなく、自らも知識を深めるためにアクションを起こした。「気圧のことをもっと深く理解しよう」と、社員の榎智香さんと神戸大学で開催されたセミナーを受講し、「健康気圧マスター」の資格を取得した。これは日本気圧メディカル協会が発行しているライセンスで、最適な気圧刺激に関する的確な指導を行うことができる。 「日本気圧バルク工業ではすべての営業担当者が健康気圧マスターの資格を持っているそうで、学会(日本体力医学会)にも所属して論文発表をするほど勉強されているとうかがっており、とても知識が豊富ですから、酸素ルームを導入して何年か経っても新しい情報が出るとすぐに教えていただける。そのような姿勢にプロとしての共感を覚えました。私たちも資格を持つことで、酸素ルームの管理において自信を持てますし、利用者の安心感にもつながると思っています」 [caption id="attachment_206212" align="alignnone" width="800"] 高気圧酸素ルームは疲労回復、自律神経の安定、睡眠の質の向上、免疫力の向上などを目的に利用されている[/caption] 現在、アルハートが提供するインドアゴルフクラブの高気圧酸素ルームは、ゴルフ愛好家だけでなく、一般の人たちからも支持を得ているという。 「24時間オープンしていますので、口コミなどで酸素ルームを目的に会員になってくださる方も増えています。『疲れが取れた』、『ぐっすり眠れるようになった』といった声をいただき、福井の人たちにも酸素ルームの良さが広がっている手応えがあります」 [caption id="attachment_206213" align="alignnone" width="800"] エアコンも効いた広い酸素ルーム内は快適で、さまざまな活用の仕方がある[/caption] クラブハウスの拡大へ、JFL昇格を見据えた未来図 福井ユナイテッドFCの選手たちが利用するフィットネスジムは、アルハートからすれば〝将来への布石〟なのかもしれない。桶師社長には、近い未来のビジョンも明確にある。 「今の施設は、いわば〝ミニクラブハウス〟です。チームは現在所属している地域リーグから1つ上のJFLというカテゴリーへの昇格を目指しています。そういうタイミングでは、もっと広くて機能性を備えたクラブハウスを造りたい。そして、酸素ルームの台数を増やしていきたいと考えています」 クラブハウスが大きくなれば、フィットネスジムを一般開放できる可能性も広がる。 「現在は駐車場などの兼ね合いから、選手やチーム関係者、チームスポンサーの利用がメインですが、将来的には地域住民のみなさんが、選手と同じようなかたちでジムや酸素ルームを利用できる場所にしたいですね」 [caption id="attachment_206215" align="alignnone" width="800"] アルハートでは『O2Room®』をトラックに積んだ酸素カーを各地に運んで無料体験を実施中。アスリートのパフォーマンスアップや一般市民の健康増進を後押ししている[/caption] こうしたアイデアは、日本気圧バルク工業の「酸素の持つ可能性を届けたい」という想いとも合致する。桶師社長は、福井ユナイテッドFCの成長とともに、福井の健康インフラをアップデートしていく決意を固めている。 [caption id="attachment_206217" align="alignnone" width="800"] 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アルハートでは疲労回復やリラックス効果をさらに高めるために酸素ルームとセットでDENBAやストレスフリー機器を使うことを提案。福井ユナイテッドFCの選手たちはそれらをフル活用している[/caption] 桶師社長の探究心や行動力、そこに日本気圧バルク工業の確かな技術力が加わったことで、福井のスポーツシーンと健康環境は、いまや着々と進化を始めている。 アルハートのホームページを開くと、まず『今と未来の架け橋に』という言葉が目に飛び込んでくる。福井ユナイテッドFCのJFL昇格という悲願、そして、福井県民の健康増進を目指して――。 アルハートは、日本気圧バルク工業の『O2Room®』を携え、福井の今と未来を結ぶ架け橋となって歩み続ける。 [caption id="attachment_206221" align="alignnone" width="800"] アルハートの桶師社長(右)は「JFL昇格」を目指す服部社長が率いる福井ユナイテッドFCを強力にサポート。また、他競技の選手や福井県民の健康増進というビジョンも描いている[/caption] 株式会社アルハート 福井県福井市問屋町3丁目1101 ホームページ 文/小野哲史 ※この記事は『月刊陸上競技』2026年6月号に掲載しています

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