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2025.12.19

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編集部コラム「42個目」
編集部コラム「42個目」

攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム??
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!

第312回「42個目(向永)

42個……なんの数字でしょうか!

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これはですねぇ、自分が現場で立ち会った日本記録の数です(リレーを除く)。11月の八王子ロングディスタンスで、鈴木芽吹選手が10000mで日本新を樹立され、「そういえば、自分の目で見た日本記録って何個目なんやろ?」とふと疑問に思い、「そうや!コラムのネタに困ってるからそれにしよ!」と思いたって調べたわけです。

まだまだ陸上歴もたかがしれているので、ベテランの方々に言わせれば「そんだけかよ」と思われるかもしれません。でも、僕にとってはどれも大事な日本記録です。

その中には、2017年9月9日、福井での桐生祥秀選手による男子100m日本初の9秒台も入っています。うち1つが世界記録なのですが、それは今年2月の日本選手権20km競歩での山西利和選手の記録です。

女子の跳躍は、棒高跳の諸田実咲選手の4m48、走幅跳の秦澄美鈴選手の6m97も見ました。杭州のアジア大会、バンコクのアジア選手権はレア! 観た人少ないんですよ。

“場所”で言うとどこが多いかなぁ。たぶん、大阪・長居か、福井か、国立競技場かな。(調べてはない!)

個人的に、やり投・北口榛花選手の試合は高校時代からかなりの数を見ています。世界大会のメダル3つも、ダイヤモンドリーグ・ファイナル優勝も見られています。でも、過去4度の日本新はまだ1度もこの目で見られていなくて…。1度目は諸事情で、2度目はちょっと遠すぎて。3度目はバンコクの居酒屋でアジア選手権の打ち上げをしているところで知り、4度目はなすすべなし。

でもいいんです。見ていない方が記録が出るなら、見なくていいから伸びてくれれば。(半分本心、半分は…。たぶん、近いうちに見ている試合で投げてくれるでしょう)

42歳になったのですが、その年に、自分の歳と同じ数というのもなかなか“オツ”なものです。さてさて、43個目は何の種目の誰になるかなぁ。そんなことを思い浮かべながら激動の2025年とバイバイしたいと思います。

今年もありがとうございました!

向永拓史(むかえ・ひろし)
月刊陸上競技編集部 新米(?)編集部員
1983年8月30日生まれ。16★cm、58kg、O型。石川県金沢市生まれ、滋賀県育ち。両親の仕事の都合で多数の引っ越しを経験し、幼少期より「どうせ友達になっても離れる」とひねくれて育つ。運動音痴で絵を描くのが好きな少年だったが、小4の時に開幕したJリーグの影響で三浦知良に心酔してサッカー少年に転向。2011年全中以降、陸上競技の取材をすることになり、現在に至る東京世界陸上800m(メディアレース)ではこれまでの自己記録を約6秒も更新し、悲願の3分切りを果たした。

過去の編集部コラムはこちら

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第312回「42個目(向永)

42個……なんの数字でしょうか! これはですねぇ、自分が現場で立ち会った日本記録の数です(リレーを除く)。11月の八王子ロングディスタンスで、鈴木芽吹選手が10000mで日本新を樹立され、「そういえば、自分の目で見た日本記録って何個目なんやろ?」とふと疑問に思い、「そうや!コラムのネタに困ってるからそれにしよ!」と思いたって調べたわけです。 まだまだ陸上歴もたかがしれているので、ベテランの方々に言わせれば「そんだけかよ」と思われるかもしれません。でも、僕にとってはどれも大事な日本記録です。 その中には、2017年9月9日、福井での桐生祥秀選手による男子100m日本初の9秒台も入っています。うち1つが世界記録なのですが、それは今年2月の日本選手権20km競歩での山西利和選手の記録です。 女子の跳躍は、棒高跳の諸田実咲選手の4m48、走幅跳の秦澄美鈴選手の6m97も見ました。杭州のアジア大会、バンコクのアジア選手権はレア! 観た人少ないんですよ。 “場所”で言うとどこが多いかなぁ。たぶん、大阪・長居か、福井か、国立競技場かな。(調べてはない!) 個人的に、やり投・北口榛花選手の試合は高校時代からかなりの数を見ています。世界大会のメダル3つも、ダイヤモンドリーグ・ファイナル優勝も見られています。でも、過去4度の日本新はまだ1度もこの目で見られていなくて…。1度目は諸事情で、2度目はちょっと遠すぎて。3度目はバンコクの居酒屋でアジア選手権の打ち上げをしているところで知り、4度目はなすすべなし。 でもいいんです。見ていない方が記録が出るなら、見なくていいから伸びてくれれば。(半分本心、半分は…。たぶん、近いうちに見ている試合で投げてくれるでしょう) 42歳になったのですが、その年に、自分の歳と同じ数というのもなかなか“オツ”なものです。さてさて、43個目は何の種目の誰になるかなぁ。そんなことを思い浮かべながら激動の2025年とバイバイしたいと思います。 今年もありがとうございました!
向永拓史(むかえ・ひろし) 月刊陸上競技編集部 新米(?)編集部員 1983年8月30日生まれ。16★cm、58kg、O型。石川県金沢市生まれ、滋賀県育ち。両親の仕事の都合で多数の引っ越しを経験し、幼少期より「どうせ友達になっても離れる」とひねくれて育つ。運動音痴で絵を描くのが好きな少年だったが、小4の時に開幕したJリーグの影響で三浦知良に心酔してサッカー少年に転向。2011年全中以降、陸上競技の取材をすることになり、現在に至る東京世界陸上800m(メディアレース)ではこれまでの自己記録を約6秒も更新し、悲願の3分切りを果たした。
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