2025.11.14
全国高校駅伝の出場権を懸けた地区高校駅伝(地区大会)が明日11月15日、あさって16日、全国5ヵ所で開催される。
全国大会(12月21日/京都)は11月上旬までに終了した都道府県大会47代表に加え、昨年からは11地区の地区代表も出場できる。各地区大会で、都道府県大会優勝校を除いた最上位校が地区代表として都大路でタスキをつなぐことができる。
明日15日は全九州高校駅伝が開催され、北九州地区代表と南九州地区代表が決まる。
都道府県大会のタイムを見ていくと、北九州(福岡、佐賀、長崎、大分)代表のうち、男子は、福岡県大会(以下県また府大会除く)2位の飯塚、同3位の自由ケ丘、長崎2位の長崎日大などで地区代表を争いそうだ。女子地区代表は、福岡2位の北九州市立、福岡3位の九國大付の福岡勢を軸に展開されるだろう。
南九州(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)代表の男子は、熊本2、3位の熊本工、千原台や、宮崎2位の宮崎日大、鹿児島県大会で4秒差で2位だった鹿児島実あたりが中心となるか。女子は熊本2位のルーテル学院や、昨年地区代表で都大路初出場した鹿児島(鹿児島2位)あたりでレースが進みそうだ。
あさって16日は北信越(新潟、長野、富山、石川、福井)、近畿(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)、中国(鳥取、島根、岡山、広島、山口)、四国(香川、徳島、愛媛、高知)の4地区で行われる。
北信越男子の地区代表は新潟2位の日本文理、新潟3位の開志国際、長野2位の長野日大、富山2位の富山商、福井2、3位の敦賀気比、鯖江で混戦となりそう。女子は新潟2、3位の新潟一、帝京長岡や石川2位の星稜あたりが争うか。
近畿男子は兵庫2位の須磨学園を軸に、京都2位の洛北、大阪2位の関大北陽などが追いかける。女子は1時間9分台をマークした大阪2位の東大阪大敬愛が軸で、京都2位の西京、兵庫2位の西脇工などが食らいつく。
中国男子は鳥取2位の米子松陰、広島で2位の西条農、3位の広島国際学院、山口2位の西京などが争う。女子は広島2位の世羅を中心に、山口2位の高川学園も力がある。
四国男子は徳島2位の徳島科学技術、愛媛2位の宇和、昨年地区代表で全国出場した高知工(高知2位)などで中心となるだろう。女子は香川2位の高松工芸、徳島2位の生光学園、愛媛2位の新居浜東あたりで競り合うか。
レースは、全国切符を勝ち取った府県優勝校も一緒に出場するため、地区代表を狙うチームはどの順位を把握しながらレースを進めることもポイントとなる。フィニッシュまで目が離せない。
今週末の地区大会会場をチェック!
●11月15日 全九州(福岡・嘉麻市嘉穂総合運動公園周辺コース) ●11月16日 北信越(新潟・デンカビッグスワンスタジアム周回コース) 近 畿(奈良・榛原フレンドパーク付設コース) 中 国(広島・みよし運動公園陸上競技場付設駅伝コース) 四 国(徳島・鳴門・大塚スポーツパーク周回長距離コース)RECOMMENDED おすすめの記事
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