HOME 高校

2025.11.02

NEWS
和歌山北が3年連続男女優勝 女子は1区からトップ独走 男子は最終区での逆転劇/和歌山県高校駅伝
和歌山北が3年連続男女優勝 女子は1区からトップ独走 男子は最終区での逆転劇/和歌山県高校駅伝

和歌山北・大川菜々美(25年U20日本選手権)

全国高校駅伝の出場権を懸けた和歌山県高校駅伝は11月1日、日高川町の長子橋・小釜本橋周辺コースで行われ、和歌山北が3年連続男女優勝を果たした。優勝回数は、女子(5区間21.0975km)が1時間12分18秒で3年連続6回目、男子(7区間42.195km)は2時間10分08秒で3年連続25回目となる。

女子は1区(6km)を務めたU20日本選手権5000m2位の大川菜々美(3年)が19分58秒でトップ中継。早くも後続に1分05秒のリードを築いた。独走のなか、2区の武藤蒼衣(3年)、3区の口井菜暖(1年)も区間賞で続き、3区終了時で2位に2分40秒差。4区の西山和奏(1年)、アンカーの佐原希咲(3年)も区間トップで駆け抜け、3年連続6回目の全国切符を手にした。

2位は1時間17分14秒で智辯和歌山。3位は1時間26分33秒で近大和歌山が入った。

広告の下にコンテンツが続きます

男子は終盤に手に汗握る接戦となった。和歌山北は3区終了時でトップを走る智辯和歌山と56秒差の2位だったが、4区の下向奏介(2年)が区間賞で14秒差まで迫る。さらに、5区(3km)の若嶋梨公(1年)が8分56秒の区間賞で逆転に成功し、4秒リードした。

6区で再び智辯和歌山に逆転され、11秒のビハインドとなったが、アンカーの前川瑛伸(2年)が区間賞でひっくり返し、3年連続25回目の都大路行きを決めた。

智辯和歌山は7秒差の2時間10分15秒で2位。惜しくも優勝を逃したが、1区・西岡健人(2年)、2区・土橋弘典(3年)、3区・西岡海風(2年)、6区・延明風依吏(2年)の4人が区間賞を獲得した。3位は2時間21分54秒で田辺だった。

全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた和歌山県高校駅伝は11月1日、日高川町の長子橋・小釜本橋周辺コースで行われ、和歌山北が3年連続男女優勝を果たした。優勝回数は、女子(5区間21.0975km)が1時間12分18秒で3年連続6回目、男子(7区間42.195km)は2時間10分08秒で3年連続25回目となる。 女子は1区(6km)を務めたU20日本選手権5000m2位の大川菜々美(3年)が19分58秒でトップ中継。早くも後続に1分05秒のリードを築いた。独走のなか、2区の武藤蒼衣(3年)、3区の口井菜暖(1年)も区間賞で続き、3区終了時で2位に2分40秒差。4区の西山和奏(1年)、アンカーの佐原希咲(3年)も区間トップで駆け抜け、3年連続6回目の全国切符を手にした。 2位は1時間17分14秒で智辯和歌山。3位は1時間26分33秒で近大和歌山が入った。 男子は終盤に手に汗握る接戦となった。和歌山北は3区終了時でトップを走る智辯和歌山と56秒差の2位だったが、4区の下向奏介(2年)が区間賞で14秒差まで迫る。さらに、5区(3km)の若嶋梨公(1年)が8分56秒の区間賞で逆転に成功し、4秒リードした。 6区で再び智辯和歌山に逆転され、11秒のビハインドとなったが、アンカーの前川瑛伸(2年)が区間賞でひっくり返し、3年連続25回目の都大路行きを決めた。 智辯和歌山は7秒差の2時間10分15秒で2位。惜しくも優勝を逃したが、1区・西岡健人(2年)、2区・土橋弘典(3年)、3区・西岡海風(2年)、6区・延明風依吏(2年)の4人が区間賞を獲得した。3位は2時間21分54秒で田辺だった。 全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.03

連覇目指した國學院大は4位 「自分たちの慢心も見つかった」エース苦戦も2年生が好走/全日本大学駅伝

◇第57回全日本大学駅伝(11月2日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km) 國學院大は連覇の重圧を背に伊勢路へ臨んだが、結果は4位。前田康弘監督は「自分たちが主導権をとった駅伝」を目指していたが、序盤か […]

NEWS 全国Vチーム・佐久長聖&長野東「過酷」な新コースに挑み、都大路連覇の権利獲得/長野県高校駅伝

2025.11.03

全国Vチーム・佐久長聖&長野東「過酷」な新コースに挑み、都大路連覇の権利獲得/長野県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた長野県高校駅伝が11月2日、これまでの大町市から会場変更した佐久市総合運動公園競技場発着の新コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は昨年の全国大会Vメンバー4人が残る長野東が1時間1 […]

NEWS 倉敷2年連続男女V 女子は1時間9分12秒で初の連覇 男子は2時間4分55秒で48年連続優勝/岡山県高校駅伝

2025.11.03

倉敷2年連続男女V 女子は1時間9分12秒で初の連覇 男子は2時間4分55秒で48年連続優勝/岡山県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた岡山県高校駅伝が11月2日、井原市の井原運動公園陸上競技場発着コースで行われ、昨年同様に倉敷が男女Vを飾った。男子(7区間42.195km)は2時間4分55秒で48年連続48回目、女子(5区間 […]

NEWS 美方が序盤から主導権握り2年連続優勝 鯖江が5人全員区間賞で7連覇/福井県高校駅伝

2025.11.03

美方が序盤から主導権握り2年連続優勝 鯖江が5人全員区間賞で7連覇/福井県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた福井県高校駅伝は11月2日、鯖江市の鯖江つつじハーフマラソンコースで行われ、男子(7区間42.195km)は美方が2時間9分43秒で2年連続31回目の優勝を果たした。女子(5区間21.0975 […]

NEWS 終盤猛追で3位の青学大 出雲7位から巻き返し「箱根は青山、しっかり勝ちに行きます」/全日本大学駅伝

2025.11.03

終盤猛追で3位の青学大 出雲7位から巻き返し「箱根は青山、しっかり勝ちに行きます」/全日本大学駅伝

◇第57回全日本大学駅伝(11月2日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km) 大学ナンバー1を決める第57回全日本大学駅伝が行われ、駒大が5時間6分53秒で2年ぶり最多17度目の優勝を飾った。 優勝候補の […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top