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2025.10.20

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U18女子走幅跳・岡林結衣 1年ぶり自己新の6m03で栄冠! 6回目に逆転V/U18・16大会
U18女子走幅跳・岡林結衣 1年ぶり自己新の6m03で栄冠! 6回目に逆転V/U18・16大会

25年U18大会女子走幅跳で優勝した岡林結衣

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)3日目

U18・U16大会の最終日となる3日目が行われ、U18女子走幅跳では岡林結衣(高知農高1高知)が最終6回目の跳躍で6m03(+0.1)をマークし、逆転で優勝を飾った。

岡林は1年前のU16大会で6m01の大会新記録を樹立し、走幅跳で初の全国タイトルを手にしている。練習環境は変えずに高校に進んだ今季は、夏の広島インターハイで個人では100mと走幅跳に出場したものの、100mは決勝で総合9位、走幅跳も予選の上位12人が決勝に進める条件のなか13位に終わるなど、悔しい結果が続いた。特に走幅跳は「シーズン序盤は助走がかみ合わず苦しいことが多かった」と、6mの壁に阻まれるシーズンとなっていた。

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中学2年時に全中100mを制したスプリント力は今季さらに磨きがかかり、助走距離を昨年より約1m延長。しかし踏み切りの安定感が課題として残っていた。この日も5回目終了時点での最高は5m73(+1.6)。4位で迎えた最終試技、他選手が記録を伸ばすなかでの逆転が求められる場面だった。

試技前、観客に手拍子を求めて臨んだラストジャンプ。トップスピードからしっかりと踏み切り板を捉えると、大きな弧を描くような跳躍にスタンドからどよめきが起きる。6m03は1年ぶりの6m台、そして自己新記録。見事な逆転優勝に「めっちゃうれしかったです」と満面の笑みを見せた。

高校生では今季4人目の6mジャンプとなり、高校1、2年生の中では石原南菜(白鴎大足利高2栃木)に次ぐ2番目の記録。来季に向けて弾みとなる結果となった。

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「冬季はさらにスピードを磨きたい。100mでは11秒5台、走幅跳では6m20から30を目指して頑張ります」と、強く語った。

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)3日目 U18・U16大会の最終日となる3日目が行われ、U18女子走幅跳では岡林結衣(高知農高1高知)が最終6回目の跳躍で6m03(+0.1)をマークし、逆転で優勝を飾った。 岡林は1年前のU16大会で6m01の大会新記録を樹立し、走幅跳で初の全国タイトルを手にしている。練習環境は変えずに高校に進んだ今季は、夏の広島インターハイで個人では100mと走幅跳に出場したものの、100mは決勝で総合9位、走幅跳も予選の上位12人が決勝に進める条件のなか13位に終わるなど、悔しい結果が続いた。特に走幅跳は「シーズン序盤は助走がかみ合わず苦しいことが多かった」と、6mの壁に阻まれるシーズンとなっていた。 中学2年時に全中100mを制したスプリント力は今季さらに磨きがかかり、助走距離を昨年より約1m延長。しかし踏み切りの安定感が課題として残っていた。この日も5回目終了時点での最高は5m73(+1.6)。4位で迎えた最終試技、他選手が記録を伸ばすなかでの逆転が求められる場面だった。 試技前、観客に手拍子を求めて臨んだラストジャンプ。トップスピードからしっかりと踏み切り板を捉えると、大きな弧を描くような跳躍にスタンドからどよめきが起きる。6m03は1年ぶりの6m台、そして自己新記録。見事な逆転優勝に「めっちゃうれしかったです」と満面の笑みを見せた。 高校生では今季4人目の6mジャンプとなり、高校1、2年生の中では石原南菜(白鴎大足利高2栃木)に次ぐ2番目の記録。来季に向けて弾みとなる結果となった。 「冬季はさらにスピードを磨きたい。100mでは11秒5台、走幅跳では6m20から30を目指して頑張ります」と、強く語った。

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