◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km)
第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分23秒でトップ通過を果たした。
日体大は10時間36分14秒で9位通過を果たし、78年連続78回目の本戦出場権を手にした。
最終盤で伝統校の意地を見せた。4年生“3本柱”のうち、平島龍斗と田島駿介はフリーで日本人上位集団で走らせ、山崎丞は集団走を牽引する役目。他の選手は山崎の後方について、着実なレースを目指した。
だが、10km通過で19位、15km通過では15位と順位を上げるも、通過圏内にはまだ遠い。17.4kmでも12位と本戦出場が危うかった。
それだけに9番目に名前が呼ばれ、選手たちは涙を流した。残り3.7kmから必死に巻き返し、伝統のタスキがつながった。終わってみれば、平島は日本人2位の個人8位と好走し、田島は個人16位と健闘。14km手前で集団走から飛び出した山崎も57位でまとめた。
「厳しい戦いでした」と玉城良二駅伝監督。ハーフマラソンの距離で行われた第95回大会以降、総合タイムで比較するとチームとしては過去2番目という。予選会敗退の危機まで陥ったが、「集団走の選手たちが粘り切ってくれた」と平島は話した。
昨年度の本戦を走った10人のうち、当時の4年生が5人いた日体大。チームはキャプテンの浦上和樹(4年)を中心に平島、田島、山崎がチームをまとめてきた。夏場の走り込みでは、8月の月間走行距離1000km突破者が、「前年10~13人程度だったが、今年は20人を超えた」と平島は言う。
浦上が故障で当日欠場したが、これまでの積み重ねで何とか乗り切った日体大。連続出場を途切れさせてはいけない重圧の大きさを「選手にとっては、(報道の)みなさんに言ってもわからないものではない」と表現した玉城監督。そこから解放され、正月は78回目の晴れ舞台に臨む。
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