HOME 駅伝、箱根駅伝

2025.10.18

NEWS
順大が2位通過 1秒差で10位通過の前回から一転「今回は自信があった」/箱根駅伝予選会
順大が2位通過 1秒差で10位通過の前回から一転「今回は自信があった」/箱根駅伝予選会

第102回箱根駅伝予選会2位の順大

◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km)

第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分33秒で総合トップを占め、3年連続25回目の本戦出場を決めた。

順大は10時間32分35秒で総合2位に入り、15年連続67回目の本戦出場権をつかんだ。

広告の下にコンテンツが続きます

吉岡大翔(3年)が1時間2分34秒でチームトップの26位に入ったほか、小林侑世(3年)が1時間2分46秒で31位、ルーキーの井上朋哉が1時間2分50秒で35位と3人が1時間2分台がフィニッシュ。7人が1時間3分台にフィニッシュした。

長門俊介駅伝監督は「各選手がしっかり走ってフィニッシュできて良かったです」と安堵の表情を見せた。

前回の予選会は11位の東農大とたった1秒差で10位通過。だが、本戦は10位と7秒差の11位でシード権に届かなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

「練習ができていたので、今回の予選会は前回以上に自信がありました。スタート前にも選手には自信を持って行こうと伝えました」と長門駅伝監督。チーム内にはほかにもトラックシーズンで結果を出した選手もいるが、長門駅伝監督は「現在のベストで臨みました。誰を外すか苦労するくらいでした」と振り返る。

選手は指揮官の期待通りのレースを見せた。エースの吉岡は「100点ではありませんが、役割は果たせました」と話す。また、1年生の井上について長門駅伝監督は「初ハーフなのに、予想以上に走った」とたたえた。

ただ、総合優勝の回数で歴代4位の11回を数える名門チームだけに、予選会通過で満足するわけにはいかない。「他大学のエースを作ることがテーマ」と長門駅伝監督は語り、その1番手に吉岡を指名。マルサの軍団は正月でいっそうの快走を狙っている。

◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分33秒で総合トップを占め、3年連続25回目の本戦出場を決めた。 順大は10時間32分35秒で総合2位に入り、15年連続67回目の本戦出場権をつかんだ。 吉岡大翔(3年)が1時間2分34秒でチームトップの26位に入ったほか、小林侑世(3年)が1時間2分46秒で31位、ルーキーの井上朋哉が1時間2分50秒で35位と3人が1時間2分台がフィニッシュ。7人が1時間3分台にフィニッシュした。 長門俊介駅伝監督は「各選手がしっかり走ってフィニッシュできて良かったです」と安堵の表情を見せた。 前回の予選会は11位の東農大とたった1秒差で10位通過。だが、本戦は10位と7秒差の11位でシード権に届かなかった。 「練習ができていたので、今回の予選会は前回以上に自信がありました。スタート前にも選手には自信を持って行こうと伝えました」と長門駅伝監督。チーム内にはほかにもトラックシーズンで結果を出した選手もいるが、長門駅伝監督は「現在のベストで臨みました。誰を外すか苦労するくらいでした」と振り返る。 選手は指揮官の期待通りのレースを見せた。エースの吉岡は「100点ではありませんが、役割は果たせました」と話す。また、1年生の井上について長門駅伝監督は「初ハーフなのに、予想以上に走った」とたたえた。 ただ、総合優勝の回数で歴代4位の11回を数える名門チームだけに、予選会通過で満足するわけにはいかない。「他大学のエースを作ることがテーマ」と長門駅伝監督は語り、その1番手に吉岡を指名。マルサの軍団は正月でいっそうの快走を狙っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.18

編集部コラム「濃い2ヵ月間」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンドリレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、ど […]

NEWS サニブラウンがトークイベントで来場! 未来の日本代表「楽しむことを忘れずに」とメッセージ/U18・U16大会

2025.10.18

サニブラウンがトークイベントで来場! 未来の日本代表「楽しむことを忘れずに」とメッセージ/U18・U16大会

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場) 10月18日、三重県伊勢市で開催中のU18・U16大会の会場に、東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ […]

NEWS 髙城昊紀が110mHを大会新V!来季に向けて「ケガしないように冬季練習をしていきたい」/U18・16大会

2025.10.18

髙城昊紀が110mHを大会新V!来季に向けて「ケガしないように冬季練習をしていきたい」/U18・16大会

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)2日目 U18・U16大会の第2日目が行われ、U20規格で実施されたU18男子110mハードルは髙城昊紀(宮崎西高2宮崎)が […]

NEWS 女子は横手清陵学院が劇的逆転で悲願の初V!男子は秋田工が2時間9分01秒で2年ぶり全国へ/秋田県高校駅伝

2025.10.18

女子は横手清陵学院が劇的逆転で悲願の初V!男子は秋田工が2時間9分01秒で2年ぶり全国へ/秋田県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた秋田県高校駅伝が10月17日に、秋田市の県営陸上競技場周回コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は横手清陵学院が1時間14分32秒で初優勝を飾り、初の全国出場を決めた。男子(7区間4 […]

NEWS 北口榛花 初のやり投教室「突き詰めたいなら努力するしか方法はない」中高生に熱血指導

2025.10.18

北口榛花 初のやり投教室「突き詰めたいなら努力するしか方法はない」中高生に熱血指導

女子やり投の北口榛花(JAL)が初めて自己プロデュースしたやり投に特化した陸上教室の「はるかなる教室 Supported by JAL」(主催:株式会社スポーツビズ、川崎とどろきパーク株式会社)が18日、神奈川県の等々力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top