2025.10.06
世界陸連(WA)のセバスチャン・コー会長は、2028年ロサンゼルス五輪で一部の陸上競技をスタジアム外で実施する可能性について、大会組織委員会と協議を進めていることを明らかにした。英国紙ガーディアンのインタビューで語った。
コー会長はこれまでも「ストリート陸上」と呼ばれる屋外開催の競技会に意欲を示しており、昨年のパリ五輪でも実現を模索したが、コストや安全面の課題から見送られた経緯がある。
8月末にスイス・チューリッヒで行われたダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルでは男子棒高跳、女子走高跳、男子走幅跳と男女の砲丸投が市内の広場で実施され、約8000人の観客を集めた。こうした成功例を踏まえ、コー会長は国際オリンピック委員会(IOC)関係者に対しても、五輪での街頭開催を改めて提案したという。
さらにコー会長は、2030年にフランスアルプスで開催される冬季五輪で、陸上クロスカントリー競技が実施される可能性が高いことも明かした。欧州では冬季の人気競技であり、コー会長自身もかねて実施を強く望んでいる。自転車の「シクロクロス」と同じコースを使用するアイディアを出しているという。
クロスカントリーは1912年、20年、24年の夏季五輪3大会で実施されていたが、それ以降は実施されていない。
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