日本陸連は、来年秋に愛知・名古屋で開催されるアジア大会について、先日行われた東京世界選手権のトラック&フィールド種目で入賞した選手の中から代表内定者を発表した。
今回内定したのは、男子400mの中島佑気ジョセフ(富士通)、110mハードルの村竹ラシッド(JAL)、3000m障害の三浦龍司(SUBARU)、走高跳の赤松諒一(SEIBU PRINCE)、女子の廣中璃梨佳(日本郵政グループ)の5人。
日本陸連は、27年北京世界選手権や28年ロサンゼルス五輪でのメダル・入賞を見据え、アジア大会を重要な競技会と位置づけている。今年8月の理事会で策定した選考要項に基づき、東京世界選手権で8位以内に入賞した選手のうち、各種目最上位者1名を内定とする方針を定めていた。
アジア大会の代表枠は各種目最大2名だが、日本オリンピック委員会(JOC)が定める派遣人数の上限によっては、内定しても出場できない場合があるとしている。
なお、マラソンの代表は「MGCシリーズ2025-26」の成績によって選出される予定。競歩については、来年の日本選手権(ハーフ・マラソン)や全日本競歩高畠大会、能美大会が選考対象競技会に指定されている。
アジア大会は26年9月19日から10月4日まで、名古屋市を中心に開催される。
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