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2025.08.20

栗橋東が4×100mR中学新の41秒80 !! 単独チーム初の41秒台誕生 上位3チームが大会記録上回る/沖縄全中
栗橋東が4×100mR中学新の41秒80 !! 単独チーム初の41秒台誕生 上位3チームが大会記録上回る/沖縄全中

25年全中男子4×100mRを中学新で優勝した栗橋東(埼玉)

◇沖縄全中(8月17日~20日/沖縄・沖縄県総合運動公園陸上競技場)4日目

第52回全日本中学校選手権(全中)の男子4×100mリレー決勝が行われ、中学記録(42秒09)保持チームの栗橋東(埼玉)が0.29秒更新する41秒80で優勝を果たした。

4人全員が3年生のチーム。1走の笠原涼我、2走の岡田健太までは中位あたりだったが、3走の本石旺来が一気にトップ争いまで押し上げた。バトンを受けたアンカーの岡田康太が抜け出し、トップでフィニッシュ。笠原は「まさか41秒台が出るなんてビックリです」と話せば、2走の岡田健は「各チーム2走はエースだけど、僕はチームで3番手。それでも、前を抜くつもりで走りました」と振り返った。

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一気に前を追いかけた3走の本石は「プレッシャーなど特に何も考えていなかったです」。アンカーの岡田康は「最高です」とインタビューで声を張り上げた。

今季の栗橋東は6月の埼玉県中学通信で42秒58をマークすると、7月中旬のU16大会リレーでは42秒38と短縮。さらに8月7日、8日の関東中学大会では予選で42秒36を出すと、決勝は42秒09と、2019年全中で吉田(静岡)が出した中学記録42秒25を更新していた。

中学単独チームでは初の41秒台という快挙(都道府県などの選抜チームの中学記録は愛知県選抜の41秒14)。2位の伊勢崎三(群馬)は中学歴代3位の42秒14、3位の秋田東(秋田)は中学歴代4位の42秒23でフィニッシュし、上位3チームが大会記録(42秒25)を上回った。また41秒台の栗橋東を除き、6位までの5チームが42秒台をマークしている。

◇沖縄全中(8月17日~20日/沖縄・沖縄県総合運動公園陸上競技場)4日目 第52回全日本中学校選手権(全中)の男子4×100mリレー決勝が行われ、中学記録(42秒09)保持チームの栗橋東(埼玉)が0.29秒更新する41秒80で優勝を果たした。 4人全員が3年生のチーム。1走の笠原涼我、2走の岡田健太までは中位あたりだったが、3走の本石旺来が一気にトップ争いまで押し上げた。バトンを受けたアンカーの岡田康太が抜け出し、トップでフィニッシュ。笠原は「まさか41秒台が出るなんてビックリです」と話せば、2走の岡田健は「各チーム2走はエースだけど、僕はチームで3番手。それでも、前を抜くつもりで走りました」と振り返った。 一気に前を追いかけた3走の本石は「プレッシャーなど特に何も考えていなかったです」。アンカーの岡田康は「最高です」とインタビューで声を張り上げた。 今季の栗橋東は6月の埼玉県中学通信で42秒58をマークすると、7月中旬のU16大会リレーでは42秒38と短縮。さらに8月7日、8日の関東中学大会では予選で42秒36を出すと、決勝は42秒09と、2019年全中で吉田(静岡)が出した中学記録42秒25を更新していた。 中学単独チームでは初の41秒台という快挙(都道府県などの選抜チームの中学記録は愛知県選抜の41秒14)。2位の伊勢崎三(群馬)は中学歴代3位の42秒14、3位の秋田東(秋田)は中学歴代4位の42秒23でフィニッシュし、上位3チームが大会記録(42秒25)を上回った。また41秒台の栗橋東を除き、6位までの5チームが42秒台をマークしている。

男子4×100mR中学歴代10傑をチェック!

●中学歴代10傑 41.80 栗橋東・埼玉    2025. 8.20 (笠原,岡田健,本石,岡田康) 42.13 御船・熊本     2025. 8. 9 (奥村,込山,上林,小林) 42.14 伊勢崎三・群馬   2025. 8.20 (鹿沼,岡安,黛,阿久澤) 42.23 秋田東・秋田    2025. 8.20 (工藤,佐藤,阿部,佐々木) 42.25 吉田・静岡     2019. 8.24 (斉藤,田村,内屋,大石) 42.27 豊岡南・兵庫    2025. 8.20 (中村,木村,平,真鍋) 42.28 咲くやこの花・大阪 2025. 8.20 (田中,河野,ランナップ,小林) 42.29 デカキッズAC・埼玉 2025. 7.19 (前田,山本,谷,大松) 42.33 白子・三重     2023.11. 3 (古賀,仙名,村上,山本) 42.40 双葉・滋賀     2017. 8.22 (鍋島,西村,西野,須戸)

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