東京世界選手権の代表選考会となる第109回日本選手権を終えた翌日の7月7日、日本代表記者会見が都内で開かれ、代表内定している選手たちが登壇した。
男子110mハードルを13秒22(+0.8)で優勝して内定した泉谷駿介(住友電工)は「ハードルで代表に内定できてホッとしている気持ちです。この日本選手権より盛り上がる世界陸上を想像したら、本当に今から楽しみな気持ちでいっぱいです」と語った。
決勝のウォーミングアップで脚を痛め、右下肢にテーピングを施してのレースながら0.01秒差でV。終わった直後は歩くこともままならなかったというが、「数日経って、状態は良くなってきている。周りの方の協力のお陰で、順調に治ってきています」と話す。
東京世界選手権は110mハードルと走幅跳の2種目で目指し、昨年の全日本実業団では走幅跳で8m14。今年3月の世界室内選手権では8m21で4位入賞を果たしたが、5月のアジア選手権を回避。日本選手権もコンディション不良で欠場していた。
今後については、「ハードルで内定しているので、ハードルをメインに練習していこうと思っています」。走幅跳は脚の状態もあって予定は未定だが、2種目をこなしてきて「自分の中でも苦戦をして、身体の状態の維持が大変でしたね。ケガもして、まだまだ自分には足りないなと言うことを痛感しています」と受け止めた。
ただ、「これからもその2種目を続けていく勢いで頑張りたいと思うので、うまく自分の身体と相談しながらどんどん学んでいこうと思います」。“二刀流”を続ける意欲は尽きていない。
東京世界選手権まで残り2ヵ月。「国内でレースを組みながら、自分の課題であるインターバルの刻みなどを確認しながら練習を積もうと思っています」と、現状のプランを語る。
「今まで良かったことも悪かったことも、すべてこの東京世界陸上のための過程と言えるように頑張りたいですね」。これまでの経験を力に変え、9月・国立に帰ってくるつもりだ。
東京世界選手権は9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に行われる。
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