HOME 高校

2025.06.02

ハンマー投・高見晃史郎が61m84の県高校新 三段跳・福間璃子は12m08でV2 開星が両リレーで大会新/IH島根県大会
ハンマー投・高見晃史郎が61m84の県高校新 三段跳・福間璃子は12m08でV2 開星が両リレーで大会新/IH島根県大会

男子ハンマー投で61m84の県高校新をマークした高見晃史郎(24年U18大会)

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。

島根県大会は5月30日から6月1日の3日間、出雲市の浜山公園陸上競技場で行われた。

男子はハンマー投で、県高校記録が誕生した。昨年のU18大会7位の高見晃史郎(松江工3)が、1回目で自らが5月に樹立した61m81をさらに3cm更新する61m84をマーク。6回目にも61m74をスローして優勝を飾った。高見は砲丸投も13m76で2冠を飾ると、円盤投では35m53で3位に入賞している。

広告の下にコンテンツが続きます

短距離では野田小獅郎(大社2)が100mを10秒53(+2.7)、200mを21秒93(+1.2)を制し、3走を担った4×100mリレー(41秒29)と合わせて3冠を達成。5000mでは14分59秒41で優勝した古藤太一(平田3)を筆頭に、平田勢がワン・ツー・スリーを果たした。

女子では多くの大会新記録が出た。三段跳では昨年の国民スポーツ大会少年女子共通で9位の福間璃子(大田3)が、2回目の跳躍で12m08(±0.0)をマーク。昨年自らが樹立した県高校記録を8cm更新して2連覇を飾った。福間は走幅跳でも2位に入っている。

800mでは昨年のインターハイ3位の佐々木葉音(平田3)が2分09秒13の大会新記録で3連覇を成し遂げた。佐々木は400mで2位(57秒29)、4×400mリレーでもアンカーを務めてチームの3位入賞に貢献した。

リレー種目では開星が強さを見せる。昨年のインターハイで8位に入っている4×100mリレーでは予選を47秒09の大会新記録で通過すると、決勝ではさらに記録を伸ばし46秒74で優勝。4×400mリレーでは、9年ぶりに大会記録を3秒以上更新する3分49秒87で優勝した。両種目に出場した江角和華(3年)は、200nと400mでも優勝している。

女子投てきでは、太田柚希(大社3)が砲丸投(11m19)と円盤投(35m39)、やり投(39m57)の3冠を果たしている。

学校対抗の男子総合は、トラック種目とフィールド種目の両方で得点を積み上げた大社が、2位以降を100点以上引き離して172点で優勝。女子総合もフィールド種目で86点を獲得した大社が117点で優勝した。

中国大会は6月20日から3日間、広島県の広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で行われる。

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 島根県大会は5月30日から6月1日の3日間、出雲市の浜山公園陸上競技場で行われた。 男子はハンマー投で、県高校記録が誕生した。昨年のU18大会7位の高見晃史郎(松江工3)が、1回目で自らが5月に樹立した61m81をさらに3cm更新する61m84をマーク。6回目にも61m74をスローして優勝を飾った。高見は砲丸投も13m76で2冠を飾ると、円盤投では35m53で3位に入賞している。 短距離では野田小獅郎(大社2)が100mを10秒53(+2.7)、200mを21秒93(+1.2)を制し、3走を担った4×100mリレー(41秒29)と合わせて3冠を達成。5000mでは14分59秒41で優勝した古藤太一(平田3)を筆頭に、平田勢がワン・ツー・スリーを果たした。 女子では多くの大会新記録が出た。三段跳では昨年の国民スポーツ大会少年女子共通で9位の福間璃子(大田3)が、2回目の跳躍で12m08(±0.0)をマーク。昨年自らが樹立した県高校記録を8cm更新して2連覇を飾った。福間は走幅跳でも2位に入っている。 800mでは昨年のインターハイ3位の佐々木葉音(平田3)が2分09秒13の大会新記録で3連覇を成し遂げた。佐々木は400mで2位(57秒29)、4×400mリレーでもアンカーを務めてチームの3位入賞に貢献した。 リレー種目では開星が強さを見せる。昨年のインターハイで8位に入っている4×100mリレーでは予選を47秒09の大会新記録で通過すると、決勝ではさらに記録を伸ばし46秒74で優勝。4×400mリレーでは、9年ぶりに大会記録を3秒以上更新する3分49秒87で優勝した。両種目に出場した江角和華(3年)は、200nと400mでも優勝している。 女子投てきでは、太田柚希(大社3)が砲丸投(11m19)と円盤投(35m39)、やり投(39m57)の3冠を果たしている。 学校対抗の男子総合は、トラック種目とフィールド種目の両方で得点を積み上げた大社が、2位以降を100点以上引き離して172点で優勝。女子総合もフィールド種目で86点を獲得した大社が117点で優勝した。 中国大会は6月20日から3日間、広島県の広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

NEWS 前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

2025.12.10

前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]

NEWS 15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

2025.12.10

15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]

NEWS 99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

2025.12.10

99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top