HOME 駅伝、大学

2025.05.23

中大は溜池一太を4組、吉居駿恭を2組に起用! 前回トップ・東海大は花岡寿哉が1組、東農大・前田和摩は4組に登録/全日本大学駅伝関東選考会
中大は溜池一太を4組、吉居駿恭を2組に起用! 前回トップ・東海大は花岡寿哉が1組、東農大・前田和摩は4組に登録/全日本大学駅伝関東選考会

全日本大学駅伝関東選考会最終エントリーに名を連ねた東農大・前田和摩、中大・吉居駿恭、東海大・花岡寿哉

関東学生陸上競技連盟は5月23日、24日に開催される第57回全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(神奈川・レモンガススタジアム平塚)の最終エントリーを発表した。

頭一つ抜けた戦力を誇る中大は最終組に10000m27分台の溜池一太(4年)と岡田開成(2年)を起用。1組に5000m13分30秒台を持つ佐藤大介(2年)、2組に駅伝主将の吉居駿恭(4年)、3組にハーフマラソン中大記録を持つ吉中祐太(4年)と各組に強力なメンバーがそろった。

一方、学生勢でただ一人4月の日本選手権10000mに出場した本間颯(3年)、昨年の日本選手権3000m障害2位の柴田大地(3年)は補欠に回った。

前回17位からの巻き返しを期する順大は3組に10000mチーム最速の玉目陸(2年)、4組にエース格の吉岡大翔(3年)、川原琉人(2年)を据える充実の布陣。1組の山﨑颯(4年)と小林侑世(3年)、2組の池間凛斗(2年)は2月の宮古島大学駅伝でも好走している。

大東大は4組に入濵輝大(4年)と棟方一楽(3年)のエース格2人が順当にエントリー。前回トップ通過の東海大は1組に花岡寿哉(4年)、4組に兵藤ジュダ(同)を起用した。同2位通過で、18年連続の本大会出場を狙う東洋大は駅伝主将の網本佳悟(4年)を3組、前回1組1着で4月の日本学生個人選手権5000m優勝の松井海斗(2年)を4組に送り出す。

また、昨年5月の日本選手権10000mを最後に実戦から遠ざかっている東農大の前田和摩(3年)も4組に名を連ねている。中央学大もエースの近田陽路(4年)が順当に4組にエントリーした一方で、初出場を狙う駿河台大はエース格の東泉大河(4年)が補欠に回った。

広告の下にコンテンツが続きます

外国人留学生を擁する大学の多くは、留学生を4組に起用。エントリー記録2番手の日大は27分20秒05を持つシャドラック・キップケメイ(3年)、山梨学大は関東インカレ(1部)10000mで3連覇を果たしたジェームス・ムトゥク(4年)、東京国際大は日本学生記録保持者のリチャード・エティーリ(3年)をそれぞれ据えている。

選考会は20校が出場。10000mの4組タイムレースで行われ、1校あたり各組2人ずつ走り、8人の合計タイムで競う。上位7校が本大会(11月2日/愛知・名古屋~三重・伊勢)の出場権を手にする。

スタート時刻は1組が18時、最終の4組が20時の予定。ライブ配信は17時50分頃より動画配信サービスTverで実施される予定だ。

関東学生陸上競技連盟は5月23日、24日に開催される第57回全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(神奈川・レモンガススタジアム平塚)の最終エントリーを発表した。 頭一つ抜けた戦力を誇る中大は最終組に10000m27分台の溜池一太(4年)と岡田開成(2年)を起用。1組に5000m13分30秒台を持つ佐藤大介(2年)、2組に駅伝主将の吉居駿恭(4年)、3組にハーフマラソン中大記録を持つ吉中祐太(4年)と各組に強力なメンバーがそろった。 一方、学生勢でただ一人4月の日本選手権10000mに出場した本間颯(3年)、昨年の日本選手権3000m障害2位の柴田大地(3年)は補欠に回った。 前回17位からの巻き返しを期する順大は3組に10000mチーム最速の玉目陸(2年)、4組にエース格の吉岡大翔(3年)、川原琉人(2年)を据える充実の布陣。1組の山﨑颯(4年)と小林侑世(3年)、2組の池間凛斗(2年)は2月の宮古島大学駅伝でも好走している。 大東大は4組に入濵輝大(4年)と棟方一楽(3年)のエース格2人が順当にエントリー。前回トップ通過の東海大は1組に花岡寿哉(4年)、4組に兵藤ジュダ(同)を起用した。同2位通過で、18年連続の本大会出場を狙う東洋大は駅伝主将の網本佳悟(4年)を3組、前回1組1着で4月の日本学生個人選手権5000m優勝の松井海斗(2年)を4組に送り出す。 また、昨年5月の日本選手権10000mを最後に実戦から遠ざかっている東農大の前田和摩(3年)も4組に名を連ねている。中央学大もエースの近田陽路(4年)が順当に4組にエントリーした一方で、初出場を狙う駿河台大はエース格の東泉大河(4年)が補欠に回った。 外国人留学生を擁する大学の多くは、留学生を4組に起用。エントリー記録2番手の日大は27分20秒05を持つシャドラック・キップケメイ(3年)、山梨学大は関東インカレ(1部)10000mで3連覇を果たしたジェームス・ムトゥク(4年)、東京国際大は日本学生記録保持者のリチャード・エティーリ(3年)をそれぞれ据えている。 選考会は20校が出場。10000mの4組タイムレースで行われ、1校あたり各組2人ずつ走り、8人の合計タイムで競う。上位7校が本大会(11月2日/愛知・名古屋~三重・伊勢)の出場権を手にする。 スタート時刻は1組が18時、最終の4組が20時の予定。ライブ配信は17時50分頃より動画配信サービスTverで実施される予定だ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.23

【男子400mH】家入俊太(東福岡高3)49秒74=高校歴代2位

第80回九州選手権第1日は8月23日、大分・クラサスドーム大分で行われ、男子400mハードルで家入俊太(東福岡高3)が高校歴代2位となる49秒74をマークした。 家入は姪浜中3年時に全中400mB決勝進出。東福岡高では1 […]

NEWS 長距離指導者の川越学氏が63歳で急逝 資生堂、エディオンで監督歴任 競歩の藤井も指導

2025.08.23

長距離指導者の川越学氏が63歳で急逝 資生堂、エディオンで監督歴任 競歩の藤井も指導

女子長距離を中心にトップ選手を指導してきた川越学氏が、8月22日に脳卒中のため亡くなったことがわかった。63歳だった。 鹿児島県出身の川越氏は、現役時代は鹿児島南高、早大で活躍。箱根駅伝では2度の優勝を果たし、日本インカ […]

NEWS 100m・ジェファーソンが10秒76V 砲丸投・ジャクソンが大会新 マリングスが円盤投初優勝/DLブリュッセル

2025.08.23

100m・ジェファーソンが10秒76V 砲丸投・ジャクソンが大会新 マリングスが円盤投初優勝/DLブリュッセル

世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)第14戦・ブリュッセル大会(ベルギー)が8月22日に行われ、女子100m(-0.2)はパリ五輪銅メダルのM.ジェファーソン(米国)が10秒76で優勝した。 ジェファーソンは現 […]

NEWS 5000m田中希実が14分37秒19!自己4番目の好記録で世界陸上へ弾み 走高跳・真野は4位タイ/DLブリュッセル

2025.08.23

5000m田中希実が14分37秒19!自己4番目の好記録で世界陸上へ弾み 走高跳・真野は4位タイ/DLブリュッセル

世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)第14戦・ブリュッセル大会(ベルギー)が8月22日に行われ、女子5000mに田中希実(New Balance)が出場。14分37秒19の9位だった。 田中は第2集団の後方でレ […]

NEWS 日本陸連が育成年代のスケジュール案を提示「待ったなし」夏開催や全国大会の在り方再考へ「はたらきかけていく」

2025.08.22

日本陸連が育成年代のスケジュール案を提示「待ったなし」夏開催や全国大会の在り方再考へ「はたらきかけていく」

日本陸連は8月22日、育成年代の年間競技会スケジュールや暑熱問題による夏の競技会開催、さらには全国大会の在り方について、報道陣に向けて指針を示した。会見には日本陸連の田﨑博道専務理事と山崎一彦強化委員長が登壇した。 今年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top