2025.04.07
4月4日から6日、ジャマイカ・キングストンでグランドスラム・トラックの開幕戦が行われ、女子ロングハードルカテゴリ(400mH/400m)では世界記録保持者S.マクローリン・レヴロン(米国)が400mハードルの今季世界最高となる52秒76をマークした。
五輪2連覇中の25歳のマクローリン・レヴロンは昨年のパリ五輪400mハードルで50秒37の世界記録を樹立。今大会では400mも50秒32で1着となり合計24ポイントを獲得してカテゴリチャンピオンに輝いている。
男子の同カテゴリでも、オレゴン世界選手権金メダルのA.ドス・サントス(ブラジル)が今季世界最高の400mハードルを47秒61、400mを45秒52で制して最高ポイントでのカテゴリチャンピオンとなった。
女子ロングスプリント(200m/400m)カテゴリでは、ドーハ世界選手権金メダルのS.E.ナセル(バーレン)が今季世界最高の48秒67で1着。200m(ー0.2)は22秒99の4着で、カテゴリ内のポイントは2位となった。総合1位は200mを22秒62で制したパリ五輪金メダリストのG.トーマス(米国)。トーマスは400mでは49秒14の自己新で2着にまとめ20ポイントを獲得した。
女子中距離(800m/1500m)カテゴリでは800mでN.ヒルツ(米国)が1分58秒23の今季世界最高をマーク。1500mは4分05秒39で3着となり、カテゴリでは2位だった。カテゴリ優勝はD.ウェルテジ(800m1分58秒29/2着、1500m4分04秒51/1着)だった。
今大会の各カテゴリの優勝者は賞金として10万ドル(約1460万円)が送られる。
グランドスラム・トラックは男子400mのレジェンド、マイケル・ジョンソン氏による新設大会で今回が初実施。ショートスプリント(100m/200m)、ロングスプリント(200m/400m)、中距離(800m/1500m)、長距離(3000m/5000m)、ショートハードル(男子110mH・女子100mH/100m)、ロングハードル(400mH/400m)のカテゴリにわけられ、登録選手は2種目に出場してポイントを争う。
次回は5月2日~4日に米国・マイアミで行われる。
【動画】グランドスラム・トラック最終日ダイジェスト
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