2025.03.23
3月22日、23日の両日、愛知県豊田市の中京大競技場で中京大土曜競技会が行われ、女子七種競技で田中友梨(至学館クラブ)が日本歴代8位の5648点をマークした。
田中は2001年生まれの23歳。中学時代から陸上を始め、ジャベリックスローではジュニア五輪2位の実績を持つ。愛知・至学館高から七種競技に取り組み、19年インターハイでは日本一にも輝いている。至学館大でも実力をつけ、22年、23年に日本インカレを制覇、23年にはワールドユニバーシティゲームズにも日本代表として出場している。
1週間前の山田隆記念(奈良・鴻ノ池)で今季初戦に臨んで5255点をマーク。2週連続の七種競技出場となったが、1種目めの100mハードルから14秒30(+1.9)と自己記録に迫る記録を出すと、走高跳でも1m60に成功した。その後も順調に得点を重ねて、得意のやり投では52m72をスロー。最終種目の800mは自己新の2分15秒84で締めくくり、23年日本学生個人選手権で出した5545点の自己ベストを大きく上回った。
このほか、男子ハンマー投では柏村亮太(ヤマダホールディングス)が70m20を投げている。
女子七種競技日本歴代10傑
5975 山﨑有紀(スズキ浜松AC) 2021. 5.23 5962 中田有紀(さかえクリニックTC)2004. 6. 5 5907 ヘンプヒル恵(中大3) 2017. 6.11 5821 宇都宮絵莉(長谷川体育施設) 2018. 4.22 5750 熱田心(岡山陸協) 2024. 6.23 5720 大玉華鈴(日体大SMG横浜) 2023. 6.11 5713 佐藤さよ子(日立土浦) 2001. 6. 9 5642 田中友梨(至学館クラブ) 2025. 3.23 5639 生方留美子(ミズノ) 1995. 6.10 5597 桐山智衣(モンテローザ) 2016. 6.12
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.16
競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価
愛知県スポーツ顕彰授与式が6月16日に行われ、男子競歩の山西利和(愛知製鋼)がスポーツ功労賞を受賞した。 同賞は愛知県出身、もしくは県内を拠点としている選手に贈られるもので、2月の日本選手権20km競歩で1時間16分10 […]
2025.06.16
砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道
広島インターハイ(7月25日~29日)を懸けた地区大会が6月に各地で開催される。 インターハイ北海道地区大会は6月17日から20日まで、旭川花咲スポーツ公園陸上競技場で行われる。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年、男 […]
2025.06.16
100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた北関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会