2025.03.21
3月18日、世界陸連(WA)の独立不正監査機関アスレティックス・インテグリティ・ユニット(AIU)は元男子短距離で現在はコーチを務めるG.フィリ(ザンビア/米国)に対し暫定資格停止処分を科すことを発表した。禁止物質の所持ならびにWAのドーピング防止規則の違反があったため。
フィリ氏は1988年生まれで、2014年の世界室内選手権60mでは5位。五輪、世界選手権にはいずれも100mに出場した経歴を持つ。
現在は米国で短距離の指導者として活動していたが、担当選手3名に禁止物質のGW1516(代謝調整薬に属する物質)の陽性反応が出たことで暫定資格停止へ至った。また、自身の現役時代にもメルドニウムの所持や調査に対する虚偽の報告があったことも告発されている。
フィリ氏は23年に18歳で100m9秒89をマークしたI.アシンガ(スリナム)のコーチも担当。アシンガはGW1516の使用のため、昨年から4年間の資格停止処分を下されており、23年7月18日以降の成績は取り消されている。
AIUはこのほかにも3月中に複数のインド選手のほか、ケニア、トルコの選手に対する暫定資格停止、資格停止処分を科すことを発表している。
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