HOME 国内

2025.03.02

細田あい2時間27分台に「調整不足」走り続けた充実感もあり「一度ふぅとしたい」/東京マラソン
細田あい2時間27分台に「調整不足」走り続けた充実感もあり「一度ふぅとしたい」/東京マラソン

東京マラソン2025で日本人2位の13位だった細田あい(エディオン)

◇東京マラソン2025(3月2日/東京都庁~東京駅前・行幸通り)

東京世界選手権代表選考会を兼ねたJMCシリーズG1の東京マラソンが行われ、女子はストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア)が2時間16分31秒で連覇を達成した。

女子国内招待選手では日本人トップの11位に安藤友香(しまむら/2時間23分37秒)が入り、昨年のベルリンで日本歴代7位の2時間20分31秒を出していた細田あい(エディオン)は2時間27分43秒で13位(日本人2番手)だった。

広告の下にコンテンツが続きます

パリ五輪では補欠だった細田。代表入りを目指したが、「合宿の後半で思うようにいかないところがありました。調整不足でした」。10kmあたりから「思ったより余裕がない」と感じていたようで、その後も「離れてからも自分で押していきたったのですが、身体もきつくなってしまいました」と安藤との差が開いていった。

昨年の名古屋ウィメンズマラソンこそ見送ったが、その後は五輪補欠としての準備、そしてベルリンを経て駅伝シーズンなど、1年間戦い終えた細田。これまでケガが多かっただけに「今までになく継続して走り続けられた」と一定の充実感もある。

だからこそ「(シーズン)後半で疲労が取れにくいような、初めての感覚がありました」。世界選手権代表入りは厳しいものとなったが、「一度ふぅっとして(一息ついて)から、次の目標を決められたらと思います」と語った。

◇東京マラソン2025(3月2日/東京都庁~東京駅前・行幸通り) 東京世界選手権代表選考会を兼ねたJMCシリーズG1の東京マラソンが行われ、女子はストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア)が2時間16分31秒で連覇を達成した。 女子国内招待選手では日本人トップの11位に安藤友香(しまむら/2時間23分37秒)が入り、昨年のベルリンで日本歴代7位の2時間20分31秒を出していた細田あい(エディオン)は2時間27分43秒で13位(日本人2番手)だった。 パリ五輪では補欠だった細田。代表入りを目指したが、「合宿の後半で思うようにいかないところがありました。調整不足でした」。10kmあたりから「思ったより余裕がない」と感じていたようで、その後も「離れてからも自分で押していきたったのですが、身体もきつくなってしまいました」と安藤との差が開いていった。 昨年の名古屋ウィメンズマラソンこそ見送ったが、その後は五輪補欠としての準備、そしてベルリンを経て駅伝シーズンなど、1年間戦い終えた細田。これまでケガが多かっただけに「今までになく継続して走り続けられた」と一定の充実感もある。 だからこそ「(シーズン)後半で疲労が取れにくいような、初めての感覚がありました」。世界選手権代表入りは厳しいものとなったが、「一度ふぅっとして(一息ついて)から、次の目標を決められたらと思います」と語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.15

関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]

NEWS なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
PR

2025.12.15

なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは

スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]

NEWS 2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2025.12.15

2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

日本学生陸上競技連合は12月15日、2026年度の主催競技会日程を発表し、第95回日本インカレは9月5日~7日に神奈川県横浜市の日産スタジアムでの開催が決まった。 ただし、暑熱対策として、同大会実施種目のうち男女競歩は1 […]

NEWS アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

2025.12.15

アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは12月15日、最新ランニングシリーズ「UA ベロシティ」を12月20日より発売することを発表した。 新モデルは、ランナー一人ひとりの目的やレベルに応じて最適な1足を選べ […]

NEWS 女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

2025.12.15

女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

12月14日、ポルトガル・ラゴアで欧州クロスカントリー選手権が行われ、女子(7470m)はパリ五輪10000m銀メダルのN.バットクレッティ(イタリア)が24分52秒で優勝した。 バットクレッティは現在25歳。今年の東京 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top