2024.12.25
愛知県小牧市に本社を構える株式会社キョウエイ(代表取締役社長・河野誠二)は、2003年パリ世界陸上200m銅メダル、2008年北京五輪男子4×100mリレー銀メダリストの末續慎吾とスポンサー契約を締結したことを発表した。
同社は1993年の創業以来掲げている「共に支えあい、共に成長し、共に栄える」という企業理念のもと、ビルや工場の建築基礎構築のための鋼製型枠や鋼製床板、建築物そのものを支える骨組みをはじめ、あらゆる建物の専門工事を手掛けている。その中で「人に寄り添い、人と社会の未来を明るくする」取り組みを積極的に行っており、昨年9月には2016年リオ五輪および世界陸上男子4×400mリレー代表の田村朋也を採用し、陸上競技部を創部。その後、今年2月と4月に新たに2選手を採用している。
さらに、44歳の末續がプロスプリンターとして示してきた「挑戦し続ける姿勢」に深く共鳴し、今回の契約締結に至った。
11月に日本人最年長10秒台となる10秒98をマークするなど、その挑戦する姿勢と情熱で多くの人々に勇気と感動を届けている末續。キョウエイは、その挑戦を全面的に支援し、「共に走る仲間」として未来へ向けた活動を共にしていくという。

現在も現役を続けながら後進も指導している
末續は「キョウエイ様の企業理念『共に支えあい、共に成長し、共に栄える』には私自身深く共感しており、これからは一人ではなく『共に走る仲間』として歩んでいけることをとても心強く感じています」とコメントしている。
同社の河野社長も「この度、末續慎吾さんと『共に走る仲間』としてスポンサー契約を結ぶことができたことを大変光栄に思います。私たちキョウエイは、末續さんの挑戦を全力で応援し、その活動を通じて『挑戦することの価値』や『人と人とのつながりの大切さ』を広く伝える世界づくりを、共に歩んでいきたいと考えています」としている。
今回の契約では、末續が挑む来年の東京世界陸上をはじめとする競技活動へのサポートにとどまらず、末續の多岐にわたる社会貢献活動やスポーツを通じたメッセージ発信にも共に取り組むことになっている。

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