2020.10.23
◇全国高校大会2020(10月23日~25日/広島・エディオンスタジアム)初日
インターハイ中止を受けて従来のU20・18日本選手権を「全国高校大会」と銘打って高校生の日本一決定戦として開催された今大会。初日に行われた男子ハンマー投でビッグアーチが飛び出した。
垂井祐志(四学香川西3香川)が3回目に68m25を投げて優勝。この記録は高校記録まであと8cmに迫る歴代2位の好記録だった。「1年間、目標にしてきた大会だったのでうれしいです」と笑顔。「今年最後の大会かつ、唯一の全国大会で、自己ベストで勝てたのでよかった」と話す。
投てき自体を振り返り、「1回目はハンマーと身体が釣り合っていなかった」と言い、それを修正した3回目は「ハンマーを持っている感覚がないくらいスピードを出せてターンできていました」と会心の投げだった。あとわずか届かなかった高校記録に「少し悔しい」と話し、年明けの記録会に出場できれば「狙いたい」と意気込みを語った。
2位には地元・広島の迫田力哉(西条農3)が65m37をマークして入った。ランキングトップで臨み「少しプレッシャーもありました」と言い、「一発大きいのが出なかったのが弱さ」と悔やんだ。それでも、「1~3投目までは感覚も良かった」と手応えもつかんだようで、「相手が強かったです」とライバルを称えた。
■男子ハンマー投
垂井 祐志(四学香川西3香川)68m25
迫田 力哉(西条農3広島) 65m37
小島 健誠(名古屋大谷3愛知)63m42
西岡 大騎(保善3東京) 62m56
鈴木 潤壱(浜松北3静岡) 61m80
野田 昂汰(綾部3京都) 60m86
佐々木健介(新津工3新潟) 60m68
小河 彪(久居2三重) 59m54

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.21
箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪
-
2025.10.20
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.21
箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪
一般社団法人関東学生陸上競技連盟は10月20日、日本テレビで放送された第102回箱根駅伝予選会の中継において、関東学生連合チームの選出方法についての解説で誤りがあったといして訂正を発表した。 関東学生連合チームは箱根駅伝 […]
2025.10.20
デュプランティス、フルラーニ、オールマンらが候補に!年間最優秀選手フィールド部門のノミネート男女各5名が発表
世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のフィールド種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・ […]
2025.10.20
ハファシマナがブルンジ勢として4連覇! 女子はアメバウが快勝 世界陸連クロカン・ツアーが開幕/WAクロカンツアー
世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの初戦ゾルノツァ国際クロスが10月19日、スペインで開催され、男子(8.7km)はE.ハファシマナ(ブルンジ)が25分50秒、女子(8.7km)はL.アメバウ(エチオピア) […]
2025.10.20
トロイティチが2時間3分30秒の大会新V チェプテゲイが自己新 女子はデスタが2時間17分37秒/アムステルダムマラソン
アムステルダムマラソンが10月19日、オランダで開催され、男子はG.トロイティチ(ケニア)が2時間3分30秒で、女子はA.デスタ(エチオピア)が2時間17分37秒で優勝した。 男子優勝のトロイティチは今年の東京マラソンで […]
2025.10.20
其田健也が2時間8分33秒で16位 中間点まで先頭集団に食らいつく/アムステルダムマラソン
10月19日、オランダでアムステルダムマラソンが行われ、ブダペスト世界選手権代表の其田健也(JR東日本)が2時間8分33秒で16位に入った。 其田はスタートから1km3分を切るペースを刻む先頭集団につけ、5kmを14分3 […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望