HOME 国内、大学

2024.07.20

110mH阿部竜希が13秒32の自己新!「来年の東京世界陸上とユニバに」/実業団学生対抗
110mH阿部竜希が13秒32の自己新!「来年の東京世界陸上とユニバに」/実業団学生対抗

24年実業団・学生対抗男子110mHに出場した阿部竜希

◇秩父宮賜杯第64回実業団・学生対抗(7月20日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)

日本グランプリシリーズG2の実業団・学生対抗が行われ、GP男子110mハードルは阿部竜希(順大)が13秒32(+0.1)の自己新、学生歴代4位、日本歴代7位の好記録を叩き出して優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

日本選手権を4位で終え、「悔しかったので気持ちも少し下がった」というが、「気持ちを切り替えて、練習の一貫として出場しました」。それが功を奏し、「先行されても力まずにリラックスして走れました」。中盤以降は持ち味の強さでトップに立ち、「ハードルもぶつけなかった」と腰の高いハードリングでライバルたちを抑えた。

それでも、「13秒3台は出るかなと思いましたが、まさかベストとは」と驚きの表情。有効期間外とはいえ、パリ五輪の参加標準記録(13秒27)にも0.05秒に迫る快走だった。

「今年はオリンピックに届きそうで届かなかったので、来年の東京世界選手権とワールドユニバーシティゲームズに出たい。泉谷(駿介)さん、(村竹)ラシッドさんと一緒に絶対に代表になれるように」と、順大の先輩であり13秒04の日本記録保持者2人を追いかけつつ、記録面でも「学生歴代記録の上位3つを順大にしたい」と意気込んでいた。

2位の横地大雅(Team SSP)が13秒33のシーズンベスト、3位の藤井亮汰(三重県スポーツ協会)も13秒39の自己新とハイレベルなレースとなった。

広告の下にコンテンツが続きます
◇秩父宮賜杯第64回実業団・学生対抗(7月20日/神奈川・レモンガススタジアム平塚) 日本グランプリシリーズG2の実業団・学生対抗が行われ、GP男子110mハードルは阿部竜希(順大)が13秒32(+0.1)の自己新、学生歴代4位、日本歴代7位の好記録を叩き出して優勝した。 日本選手権を4位で終え、「悔しかったので気持ちも少し下がった」というが、「気持ちを切り替えて、練習の一貫として出場しました」。それが功を奏し、「先行されても力まずにリラックスして走れました」。中盤以降は持ち味の強さでトップに立ち、「ハードルもぶつけなかった」と腰の高いハードリングでライバルたちを抑えた。 それでも、「13秒3台は出るかなと思いましたが、まさかベストとは」と驚きの表情。有効期間外とはいえ、パリ五輪の参加標準記録(13秒27)にも0.05秒に迫る快走だった。 「今年はオリンピックに届きそうで届かなかったので、来年の東京世界選手権とワールドユニバーシティゲームズに出たい。泉谷(駿介)さん、(村竹)ラシッドさんと一緒に絶対に代表になれるように」と、順大の先輩であり13秒04の日本記録保持者2人を追いかけつつ、記録面でも「学生歴代記録の上位3つを順大にしたい」と意気込んでいた。 2位の横地大雅(Team SSP)が13秒33のシーズンベスト、3位の藤井亮汰(三重県スポーツ協会)も13秒39の自己新とハイレベルなレースとなった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.06

鵜澤飛羽が200m20秒12で3連覇! 堂々自己タイで世界陸上内定も決める/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子200mでは鵜澤飛羽(JAL)が20秒12(±0)で3年連続3回目の優勝。標準記録(20秒16 […]

NEWS 田中希実1500mを4分04秒16で制し、2種目めの世界陸上代表決めるも「1人で日本記録を出すくらいでないと」/日本選手権

2025.07.06

田中希実1500mを4分04秒16で制し、2種目めの世界陸上代表決めるも「1人で日本記録を出すくらいでないと」/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子1500mは日本記録(3分59秒19)保持者の田中希実(New Balance)が4分04秒1 […]

NEWS 400m・佐藤風雅は失格 最初に入線も内側レーン侵入「反省して次のレースに備えたい」/日本選手権

2025.07.06

400m・佐藤風雅は失格 最初に入線も内側レーン侵入「反省して次のレースに備えたい」/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子400mは今泉堅貴(内田洋行AC)が45秒29で初優勝を飾った。最初に入線した佐藤風雅(ミズノ […]

NEWS 男子400mH・小川大輝が48秒61で2年ぶり2回目の優勝 3位の井之上駿太が初の世界陸上内定!/日本選手権

2025.07.06

男子400mH・小川大輝が48秒61で2年ぶり2回目の優勝 3位の井之上駿太が初の世界陸上内定!/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子400mハードルでは小川大輝(東洋大)が48秒61で優勝を飾った。 広告の下にコンテンツが続き […]

NEWS 混戦の砲丸投・大学1年の坂ちはるが15n76でV! 前回まで4連覇・郡菜々佳に「追いつき、追い越せるように」/日本選手権

2025.07.06

混戦の砲丸投・大学1年の坂ちはるが15n76でV! 前回まで4連覇・郡菜々佳に「追いつき、追い越せるように」/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子砲丸投は1投目に学生歴代8位、U20日本歴代4位となる15m76を放った大学1年生の坂ちはる( […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top