HOME 海外

2024.06.30

110mHはホロウェイが12秒86でV 上位3人が12秒台の高速決着! 女子200m準決勝でトーマスが今季世界最高/全米五輪選考会
110mHはホロウェイが12秒86でV 上位3人が12秒台の高速決着! 女子200m準決勝でトーマスが今季世界最高/全米五輪選考会

110mHハードルのG.ホロウェイ

◇全米五輪選考会(6/21~30、米国オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド)6日目

全米五輪選考会の6日目が行われ、男子110mハードルではG.ホロウェイが12秒86(+2.0)の今季世界最高、パフォーマンス世界歴代4位の好タイムで優勝を飾った。

世界選手権で3連覇中のホロウェイは、24日の予選で12秒92(+0.8)と今季の世界最速をマーク。27日の準決勝でも12秒96(+0.3)と余裕の走りを見せた。

広告の下にコンテンツが続きます

迎えた決勝では鋭い出足で1台目からリードを奪い、2.0mの追い風にも乗って中盤でリードを拡大する。8台目のハードルに脚をぶつけ、少しバランスを崩しかけたものの、なんとかこらえて勢いそのままにフィニッシュ。12秒81の自己ベストに次ぐ快走にレース後には雄叫びを上げた。

さらに、後半追い上げたブダペスト世界選手権4位のF.クリテンデンが12秒93で2位。3位のD.ロバーツが12秒96といずれも自身初の12秒台に突入し、史上初めて同一レースで3人が12秒台をたたき出す高速レースに。その一方で、13秒03で4位のC.ティンチ、13秒09で5位のJ.スコットは自己ベストを出しながらも、五輪出場を逃す結果となった。

このほか、女子200mの準決勝では東京五輪銅メダリストのG.トーマスが今季世界最高となる21秒78(-1.4)をマーク。100mを制したS.リチャードソンも21秒92(+1.8)で決勝に進んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

男子200mも準決勝が行われ、王者・N.ライルズが19秒60(+2.5)と全体のトップタイムで通過し、C.コールマンが19秒89(+2.5)、E.ナイトンが19秒93(+0.3)で続いている。

男子三段跳の予選はR.ロビンソンが17m14(+1.1)の自己新。今季限りでの引退を表明しているロンドン、リオ五輪金メダルのC.テイラーが16m08(+2.3)と全体の10番目の記録で予選を突破した。

◇全米五輪選考会(6/21~30、米国オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド)6日目 全米五輪選考会の6日目が行われ、男子110mハードルではG.ホロウェイが12秒86(+2.0)の今季世界最高、パフォーマンス世界歴代4位の好タイムで優勝を飾った。 世界選手権で3連覇中のホロウェイは、24日の予選で12秒92(+0.8)と今季の世界最速をマーク。27日の準決勝でも12秒96(+0.3)と余裕の走りを見せた。 迎えた決勝では鋭い出足で1台目からリードを奪い、2.0mの追い風にも乗って中盤でリードを拡大する。8台目のハードルに脚をぶつけ、少しバランスを崩しかけたものの、なんとかこらえて勢いそのままにフィニッシュ。12秒81の自己ベストに次ぐ快走にレース後には雄叫びを上げた。 さらに、後半追い上げたブダペスト世界選手権4位のF.クリテンデンが12秒93で2位。3位のD.ロバーツが12秒96といずれも自身初の12秒台に突入し、史上初めて同一レースで3人が12秒台をたたき出す高速レースに。その一方で、13秒03で4位のC.ティンチ、13秒09で5位のJ.スコットは自己ベストを出しながらも、五輪出場を逃す結果となった。 このほか、女子200mの準決勝では東京五輪銅メダリストのG.トーマスが今季世界最高となる21秒78(-1.4)をマーク。100mを制したS.リチャードソンも21秒92(+1.8)で決勝に進んだ。 男子200mも準決勝が行われ、王者・N.ライルズが19秒60(+2.5)と全体のトップタイムで通過し、C.コールマンが19秒89(+2.5)、E.ナイトンが19秒93(+0.3)で続いている。 男子三段跳の予選はR.ロビンソンが17m14(+1.1)の自己新。今季限りでの引退を表明しているロンドン、リオ五輪金メダルのC.テイラーが16m08(+2.3)と全体の10番目の記録で予選を突破した。

【動画】ホロウェイが12秒86!全米五輪選考会110mHをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.08

故・川越学氏の『お別れ会』、10月5日に都内で開催

8月22日に合宿先の北海道で急逝した長距離指導者・川越学氏(63歳)の『お別れ会』が、10月5日(日)午前11時~12時に「梅窓院 観音堂」(東京都港区南青山2-26-38)で行われることがわかった。長女で女優の川越美結 […]

NEWS サニブラウン100m3大会連続ファイナルへ ケガの影響なし「状態上がってきた」宮崎合宿締めくくり、いよいよ本番へ/東京世界陸上

2025.09.08

サニブラウン100m3大会連続ファイナルへ ケガの影響なし「状態上がってきた」宮崎合宿締めくくり、いよいよ本番へ/東京世界陸上

男子短距離で東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が宮崎県内でトレーニングし、練習後に報道陣の取材に応じた。 9月に入って約1週間、6月にも行っていた宮崎で世界選手権に向けた最終調整。暑いなか、最終 […]

NEWS 月刊陸上競技2025年10月号

2025.09.08

月刊陸上競技2025年10月号

Contents 別冊付録 東京2025世界陸上観戦ガイド いよいよ、世界陸上が開幕! 直前、東京世界陸上情報 世界陸上 日本代表発表 総勢80名 日本代表一覧 日本代表首脳陣インタビュー 山崎一彦 強化委員長 「1人で […]

NEWS 北口榛花が初プロデュース!中高生対象「はるかなる教室」今秋開催「魅力や楽しさ感じて」参加者募集

2025.09.08

北口榛花が初プロデュース!中高生対象「はるかなる教室」今秋開催「魅力や楽しさ感じて」参加者募集

女子やり投のパリ五輪金メダリストで世界選手権連覇中の北口榛花(JAL)がマネジメント契約を結ぶスポーツビズは、中高生を対象とした陸上教室を今年10月18日に開催すると発表した。 世界女王から直接アドバイスをもらえる貴重な […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top