2020.10.01
◇第104回日本選手権(10月1日~3日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)
初日に行われた女子棒高跳で、群馬・前橋南橘中3年の柳川美空(みくう)が6位入賞。3m90の中学最高記録を跳んだ。柳川は普段、群馬の室内施設「ベルドーム」で練習を積み、今季屋内ですでに中学最高の3m90の自己記録を持っており、今回は自己タイ、屋外ベスト。従来の屋外の中学最高記録を11cmも更新した。安定して3m80をマークしている。
中学生で挑んだ初の日本選手権にも「アップの時は緊張したのですが、試合が始まったら緊張しませんでした」と堂々としたもの。その名の通り美しく空を舞った。
「全体的に動きも良くて助走も走れていたのですが、踏み切りが良くなかったです」と反省。目標としていたのは自己ベストの4m00だという。「周りもすごく強い選手たちばかりでしたが、私もまだまだ限界がないと思っているのでもっと強くなりたいです」。大舞台にも物怖じしない中学生ボウルターは「今後は4m10、20と記録を伸ばしていきたいです!」と力強く語った。
女子棒高跳 中学歴代5傑
3.90 柳川 美空(前橋南橘中3群馬) 2020.10. 1
3.71 小田嶋怜美(天竜2+静岡) 2008. 3.31
3.70 仲田 愛(福富3広島) 2003.10.27
3.70 村田 蒼空(渋川北3群馬) 2019. 6. 8
3.61 山田 真実(天竜3静岡) 2009. 7.18

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