2024.02.28
アシックスは、トップアスリート向けの新レーシングシューズ「METASPEED」シリーズの最新作「METASPEED SKY PARIS」、「METASPEED EDGE PARIS」を発表した。
28日、都内で行われたメディア向け発表会では同社のプロジェクトリーダーと開発担当が登壇し、軽量化や反発性、クッション性の向上など前作からのアップデートされた部分を中心にプレゼンテーションが行われた。
ゲストとして昨年12月の陸上日本選手権10000mで日本歴代2位となる27分12秒53をマークした太田智樹(トヨタ自動車)、太田直希(ヤクルト)の兄弟がリモート出演。2人は今年のニューイヤー駅伝ではメタスピードパリシリーズのプロトタイプを履いて出走し、それぞれ区間賞を獲得した。
兄の智樹は「以前より反発がある」、奄美大島で実際に試走した弟の直希は「スピードが出しやすい」とコメントした。
また、終盤のトークセッションには太田兄弟の母校でもある早大競走部の伊福陽太(3年)、菅野雄太(3年)、工藤慎作(1年)も登壇。
初マラソンとなった2月11日の延岡西日本マラソンを大会新記録の2時間9分26秒で制した伊福から「結果が出ない時の取り組みはどうしていますか?」と質問されたは智樹は「そういう時ほど、昔の良かった時と比べてしまうと思います。でも、そうするとどんどん沼にはまっていく。今の自分を見つめ直す機会だと思って、今、自分にできる練習を精いっぱいすることが大切だと思います」と回答した。
合宿のため渡米中の智樹は次戦、3月16日に米国ロサンゼルスで行われる「The TEN」の10000mに出走予定。今夏のパリ五輪代表入りへ「スタートラインに立てるようにしっかり準備したいと思います」と語った。
同シューズは、3月11日からアシックスオンラインストアで一般発売し、3月21日からアシックス直営店(一部店舗を除く)、全国のスポーツ用品店でも順次発売。価格は27,500円(税込)。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.01
富士山女子駅伝の出場チーム決定!駿河台大が初出場 福岡大は3年ぶり、神戸学大は2年ぶり
-
2025.11.30
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.01
富士山女子駅伝の出場チーム決定!駿河台大が初出場 福岡大は3年ぶり、神戸学大は2年ぶり
日本学生陸上競技連合は12月1日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の出場チームを発表した。 富士山女子駅伝には、10月に開催された全日本大学女子駅伝で上位12位以内に入り、出場を希望した大学に出場枠が与え […]
2025.12.01
コスゲイ 中国国内最高タイムの2時間16分36秒で圧勝!男子はメンゲシャがV/上海マラソン
11月30日、世界陸連(WA)プラチナラベルのロードレース、上海マラソンが開催され、女子は東京五輪銀メダルのB.コスゲイ(ケニア)が2時間16分36秒で優勝した。 コスゲイは31歳。自己ベストは19年にマークした2時間1 […]
2025.12.01
WAライジングスター賞に3000m障害・セレムとハンマー投・張家楽 ベルギーのヴァン・デ・ベルデにフェアプレー賞
11月30日、世界陸連(WA)は2025アスレティクス・アワードを開催し、各賞の受賞者が発表された。 新人賞に該当するライジングスター賞は、東京世界選手権男子3000m障害銅メダルのE.セレム(ケニア)と、女子ハンマー投 […]
2025.12.01
2025年WAアスリート・オブ・ザ・イヤー発表! 世界陸上金のデュプランティス&マクローリン・レヴロンが授賞
世界陸連(WA)は11月30日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の受賞者を発表し、年間最優秀選手として男子はA.デュプランティス(スウェーデン)、女子はS.マクローリン・レヴロン(米国)が選ばれた。 デュプラ […]
2025.11.30
土間董哉5000m13分39秒13のU18歴代8位!留学生も好走 ボイ・ビリス13分27秒52&簡子傑台湾新/日体大長距離競技会
第325回日体大長距離競技会兼第19回NITTAIDAI Challenge Gamesが11月30日、神奈川県横浜市の日体大健志台キャンパスで行われ、NCG男子5000mでは土間董哉(世羅高3広島)が10着ながら13分 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025