HOME 中学

2023.11.20

岡山は京山が男女とも大会新で制す! 兵庫は男子・安室 、女子・大原が初優勝 前回男子8位の広島・向陽も県大会連覇/中学駅伝
岡山は京山が男女とも大会新で制す! 兵庫は男子・安室 、女子・大原が初優勝 前回男子8位の広島・向陽も県大会連覇/中学駅伝

23年全中女子1500m優勝の黒田六花

12月17日に行われる第31回全国中学校駅伝(滋賀・野洲)の出場権を目指した中学駅伝の県大会が、16日から19日にかけて8つの県で行われた。

16日の岡山県大会では旧木の京山が男女ともに圧倒的な力を見せた。女子は1区(3.1km)で全中1500m優勝の黒田六花(3年)が10分16秒と2位に26秒差をつけてトップスタートを切ると、2区以降は独走。2区の石原万結 、3区の南和奏(2年)、4区の岩﨑芽生(1年)、5区の樋口遙(3年)といずれも区間新記録を樹立する圧巻のタスキリレーを見せ、12.9kmのコースを43分34秒の大会新で制した。

18.7kmで行われた男子も、2区の鶴藤健琉(3年)が区間賞&区間新の力走で3位から1位に順位を押し上げると、3区篠原柊(3年)、4区川本航太(3年)、5区竹井翔真(2年)も区間1位。58分00秒の大会新で3連覇を果たした。

滋賀県大会は2位も開催地枠として全国出場権を手にし、男子は彦根東と信楽、女子は甲西北と粟津の計4校が全国に挑む。

注目の兵庫県大会は男子(19.2km)で1区富永晄生(3年)、4区徳永泰雅(3年)と3000m8分台の2人が快走を見せた安室が初優勝。1時間2分16秒と2位に1分以上の大差をつけての快勝となった。アンカー勝負となった女子も、大原が5区の五十嵐遥花(2年)が6秒ビハインドから劇的な逆転で初の県大会優勝を飾っている。

昨年の全国大会で男子8位の向陽(広島)は、前回経験者の大歳怜(3年)、宇根田 聖矢(3年)を1、2区に配して序盤を2位で乗り切り、4区の石津悠大(3年)でトップに浮上。5区、6区もそのまま逃げ切って2年連続2回目の全国出場を決めた。女子でも西条が連覇で全国へ駒を進めている。

広告の下にコンテンツが続きます

なお、18日に予定されていた山口県大会は悪天候のため21日に延期となった。

2023全国中学校駅伝代表校一覧

12月17日に行われる第31回全国中学校駅伝(滋賀・野洲)の出場権を目指した中学駅伝の県大会が、16日から19日にかけて8つの県で行われた。 16日の岡山県大会では旧木の京山が男女ともに圧倒的な力を見せた。女子は1区(3.1km)で全中1500m優勝の黒田六花(3年)が10分16秒と2位に26秒差をつけてトップスタートを切ると、2区以降は独走。2区の石原万結 、3区の南和奏(2年)、4区の岩﨑芽生(1年)、5区の樋口遙(3年)といずれも区間新記録を樹立する圧巻のタスキリレーを見せ、12.9kmのコースを43分34秒の大会新で制した。 18.7kmで行われた男子も、2区の鶴藤健琉(3年)が区間賞&区間新の力走で3位から1位に順位を押し上げると、3区篠原柊(3年)、4区川本航太(3年)、5区竹井翔真(2年)も区間1位。58分00秒の大会新で3連覇を果たした。 滋賀県大会は2位も開催地枠として全国出場権を手にし、男子は彦根東と信楽、女子は甲西北と粟津の計4校が全国に挑む。 注目の兵庫県大会は男子(19.2km)で1区富永晄生(3年)、4区徳永泰雅(3年)と3000m8分台の2人が快走を見せた安室が初優勝。1時間2分16秒と2位に1分以上の大差をつけての快勝となった。アンカー勝負となった女子も、大原が5区の五十嵐遥花(2年)が6秒ビハインドから劇的な逆転で初の県大会優勝を飾っている。 昨年の全国大会で男子8位の向陽(広島)は、前回経験者の大歳怜(3年)、宇根田 聖矢(3年)を1、2区に配して序盤を2位で乗り切り、4区の石津悠大(3年)でトップに浮上。5区、6区もそのまま逃げ切って2年連続2回目の全国出場を決めた。女子でも西条が連覇で全国へ駒を進めている。 なお、18日に予定されていた山口県大会は悪天候のため21日に延期となった。 https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/114712

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.29

110mH村竹ラシッドの初ファイナルは悔しい8位 前半でリズム崩す/DLファイナル

◇ダイヤモンドリーグ・ファイナル(8月27日、28日、スイス・チューリヒ) 2日目 世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルが行われ、男子110mハードルに村竹ラシッド(JAL)が出場して8位だった。 自 […]

NEWS 東京世界陸上 マラソン、競歩の交通規制を発表 9月14日、15日午前に銀座、秋葉原などで通行止め

2025.08.28

東京世界陸上 マラソン、競歩の交通規制を発表 9月14日、15日午前に銀座、秋葉原などで通行止め

東京2025世界陸上財団は、9月に開催される東京世界選手権におけるマラソンおよび競歩種目の実施に伴い、交通規制についてSNSや公式ホームページで注意を呼びかけている。 大会では、女子マラソンが9月14日(日)、男子マラソ […]

NEWS 来年香港で開催のU20アジア選手権選考要項発表 25年世界トップリストで8位以内など選考対象に

2025.08.28

来年香港で開催のU20アジア選手権選考要項発表 25年世界トップリストで8位以内など選考対象に

日本陸連は8月28日、来年5月に香港で開催されるU20アジア選手権の日本代表選考要項を発表した。 編成方針は、同年夏に開催されるU20世界選手権(米国・ユージン)の「成功を念頭におく」としている。選考基準は、2025年U […]

NEWS 走幅跳・山浦渓斗、前十字靭帯と外側側副靭帯を損傷 世界陸上の出場断念 「強くなって戻ってこようと思います」

2025.08.28

走幅跳・山浦渓斗、前十字靭帯と外側側副靭帯を損傷 世界陸上の出場断念 「強くなって戻ってこようと思います」

8月27日、男子走幅跳で今年の日本選手権を制した山浦渓斗(勝浦ゴルフ倶楽部)が、前十字靭帯および外側側副靭帯の損傷により、9月に開催される東京世界選手権の出場を断念することを自身のSNSで表明した。 24歳の山浦は長野県 […]

NEWS 東京マラソン財団企画「東京マラソンカード」8/29から募集開始!大会出走権などキャンペーン展開、利用額の一部は子供支援活動に

2025.08.28

東京マラソン財団企画「東京マラソンカード」8/29から募集開始!大会出走権などキャンペーン展開、利用額の一部は子供支援活動に

一般財団法人東京マラソン財団は8月28日、東京マラソンのグローバル・マーケティング・パートナーおよびオフィシャル・ペイメント・パートナーであるMastercardと連携し、「東京マラソンカード」を企画することを発表した。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top