2023.11.09
12月9日に米国・ハワイ州のホノルルで行われる第7回カラカウア・メリー・マイルに田中希実(New Balance)がエントリーした。
同大会は大規模マラソンとして人気のホノルル・マラソン前日に行われるレースで、ワイキキビーチに隣接する世界陸連(WA)公認コースで実施される。田中は今大会において日本人初のエリート選手エントリー。田中は1500m(3分59秒19)、5000m(14分29秒18)の日本記録保持者で1マイルでも4分28秒94(室内)の日本記録を持ち、今年の世界ロードランニング選手権では8位入賞している。
田中は今年のブダペスト世界選手権で1500mと5000mに出場し、1500mで準決勝進出、5000mでは8位入賞を果たしている。5000mでは2度日本記録を更新し、ダイヤモンドリーグ・ファイナルでも6位に食い込んだ。10月のミドルディスタンスサーキットでトラックシーズンが一段落。1ヵ月のオフをはさみ、状態次第で12月上旬に5000mへ出場する可能性も示唆していた。
同レースの女子には田中を含めて10人が出場。スタートして30秒後には男子エリートランナーが追いかけるレースとなり、男女それぞれの順位とは別に、男女合計でも順位づけされ賞金総額は1万ドルとなっている。
女子エリートの部には、米国の1マイル米国記録保持者で今年の1500m全米チャンピオン、ニッキー・ヒルツが出場。1500mでブダペスト世界選手権にも出場している。1マイルのベストは昨年出した4分16秒35で、1500mは3分59秒61が自己記録。同大会には3度目の出場となる。
他に2021年全米五輪トライアル1500m優勝のエル・サンピエールが出場。サンピエールは4分16秒85で室内の1マイル米国記録を持ち、19年大会を4分25秒0で女子優勝を飾っている。さらに、3000m(8分25秒05)、5000m(14分19秒45)、10000m(30分03秒82)で米国記録を持つアリシア・モンソンもエントリーした。1マイルは4分23秒55が自己記録。
女子のコースレコードは、2018年にミリアム・チェロップ(ケニア)が樹立した4分22秒6。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.08.25
ダイヤモンドリーグ・ファイナルのエントリー発表 北口榛花が4年連続、村竹ラシッドは初
-
2025.08.25
-
2025.08.25
-
2025.08.25
-
2025.08.25
2025.08.19
15年ぶりの箱根総合優勝へ 早大駅伝主将・山口智規「夏合宿で底上げを」 妙高で合同取材会
-
2025.08.24
-
2025.08.25
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
-
2025.08.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.08.26
サニブラウン主催のDAWN GAMESファイナル 本人参加10/13に都内で開催!台風中止の東日本予選も併催
株式会社UDN SPORTSは8月26日、マネジメント契約を結ぶサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が創立した主催大会の「DAWN GAMES」の決勝大会を10月13日に東京・大蔵運動公園陸上競技場で開催すると発表し […]
2025.08.25
ダイヤモンドリーグ・ファイナルのエントリー発表 北口榛花が4年連続、村竹ラシッドは初
世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)のレギュラーシリーズが終了し、スイス・チューリヒで行われるファイナルのエントリーが確定した。 女子やり投の北口榛花(JAL)は4年連続の進出。シーズンベストは64m63だが、 […]
2025.08.25
100m・菅野翔唯が10秒31で優勝! 女子200m・野見山寧祢、女子400m・今峰紗希もV/日韓中ジュニア交流競技会
◇第33回日・韓・中ジュニア交流競技会(8月25・27日/中国・内モンゴル自治区)1日目 各国の高校生世代が集う「日・韓・中ジュニア交流競技会」が行われ、男子100mは菅野翔唯(東農大二2群馬)が10秒31で優勝した。 […]
2025.08.25
日本選手権の失格取り消しとなった佐藤風雅所属のミズノ「真摯に対応していただいた」
日本選手権の男子400m決勝で1着入線のあと、曲走路においてラインの内側を走行したとして失格の判定が下っていた佐藤風雅(ミズノ)の競技結果が再審議の結果、失格が取り消されて優勝となったことについて、所属先のミズノがコメン […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99