2023.10.23
◇第17回U18・第57回U16陸上大会(10月20日~22日/愛媛・県総合運動公園陸上競技場)
ジュニア五輪を兼ねた第17回U18・第54回U16陸上大会の最終日が行われ、ジュニア規格(高さ99.1cm)が採用されたU16男子110mハードル予選では全中覇者の髙城昊紀(宮崎西高附中3宮崎)が従来の大会記録、中学最高記録の13秒98を大幅に上回る13秒84(+1.5)、大会新となる13秒84をマーク。決勝では追い風参考ながら13秒66(+2.5)とさらに記録を短縮して頂点に立った。
レース後、「当初は13秒9くらいを想定していたので、こんなタイムが出るとは思いませんでした」と感想を口にした髙城。8月の全中に続く優勝には「すなおにうれしいです」と笑顔を見せた。。
その全中(高さ91.4cm)では13秒50(-1.2)の中学記録を樹立。高さが7.7cm上がる秋の国体やこの大会に向けては「飛び上がる角度が変わるため、対応するのに時間がかかった」と話す。
1週間前の国体では従来の中学最高に0.02秒と迫る14秒00で高校1年生世代に交じって3位に入っていたが、今大会で一気に更新した。
追い風参考とはいえ、前日に同じ規格で行われたU18の優勝記録(13秒71/+0.8)を上回り、高校歴代10傑入り(13秒60)すら目前に迫る大記録を刻んだ髙城。
今後に向けては「スプリントを向上させ、ハイハードル(高さ106.7cm)に対応できるように練習していきたい」と話し、高校では尊敬する泉谷駿介(住友電工)のように「走幅跳もやってみたい」とも。
その泉谷が世界選手権で5位入賞を果たすなど活況を呈する男子ハードル界に、また1人有望な逸材が現れた。
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