2023.06.08
8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げた。
熊本県大会は6月2日~5日の4日間、えがお健康スタジアム(熊本県立総合運動公園競技場)で行われた。
女子100mでは、昨年のインターハイ100m7位、200m4位の山形愛羽(熊本中央3)が準決勝で11秒74(―0.4)と大会記録を8年ぶりに0.21秒も更新。決勝も同タイムの11秒74(+1.3)で圧勝し、200mは24秒67(―1.4)で2位に0.8秒差近い大差をつけて、2種目3連覇の偉業を達成した。
男子400mでは49秒28で古庄優斗(熊本工3)が1位。岡村太陽(熊本工2)が50秒68、田吹飛雄(熊本工2)が50秒69で2、3位となり熊本工が上位を独占した。古庄は800mも1分53秒26で個人2冠。熊本工は4×400mリレーも3分18秒76で制している。
男子5000mはマイナ・ダンカン・ガツクミ(専大熊本3)が14分01秒11で従来の大会記録(14分01秒66)を更新する走りを見せた。
男子円盤投は今季45m46をマークしている岩永大輝(熊本国府3)が43m64で快勝。男子4×100mリレーでは熊本国府が41秒22でトップに立っている。
女子棒高跳では志賀日向子(阿蘇中央2)が3m60をマーク。3m47の県高校記録だけでなく、3m55の県記録も更新した。2位の江上乃愛(鹿本3)も3m30を成功し、従来の大会記録(3m20)を上回っている。
女子400mでは熊本商勢が表彰台を独占。園井結菜(3年)が56秒38でトップとなり、松本祈星(3年)が58秒37、吉瀬花(3年)が58秒47と続いた。園井は400mハードルも62秒38で優勝を飾っている。
女子4×400mリレーは熊本商が3分48秒15で優勝。2位の熊本中央も3分49秒36と好タイムをマークしている。
男子対抗は熊本工が133.5点で2位以下に大差をつけて圧勝。女子対抗は熊本商が126点で優勝した。
南九州大会は6月16日から4日間、鹿児島県の白波スタジアム(県立鴨池競技場)で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.15
19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ
-
2025.10.15
-
2025.10.15
-
2025.10.14
-
2025.10.14
-
2025.10.13
-
2025.10.13
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.15
19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ
男子短距離で活躍し、19年ドーハ世界選手権リレー代表(補欠)の井本佳伸(東京ガスエコモ)が現役生活に区切りをつけることを自身のSNSで発表した。 井本は京都・東輝中時代に全中で100m5位、200m4位。名門・洛南高へ進 […]
2025.10.15
100m宮本大輔が引退「最後まで走り切れた」元中学記録保持者「早熟なんて気にしなくていい」
穏やかな笑顔で静かに、地元・山口でスパイクを脱いだ。 男子100mの元中学記録保持者・宮本大輔(山口フィナンシャルグループ)が現役生活にピリオドを打った。9月の全日本実業団対抗は、地元・山口。「夏くらいには一旦、区切りを […]
2025.10.15
九州実業団駅伝エントリー 旭化成は葛西潤や相澤晃、クラフティア・赤﨑暁、三菱重工・近藤亮太ら日本代表経験者登録
来年元日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選会を兼ねた第62回九州実業団毎日駅伝(11月3日/大分・佐伯市の佐伯中央病院陸上競技場発着)のエントリーが10月15日、同実業団連盟から発表された。 エントリーチー […]
2025.10.15
国立競技場が2026年1月から5年間新たな呼称へ! 「ナショナルスタジアムパートナー」第1号にMUFG
金融・証券などの三菱東京UFJフィナンシャルグループ(MUFG)は10月15日、東京・国立競技場の運営を担うジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)と「ナショナルスタジアムパートナー」契約を結んだと発 […]
2025.10.15
リオ五輪110mH銀メダル・オルテガが現役引退 15年に12秒94をマーク
16年リオ五輪の男子110mハードルで銀メダルを獲得したO.オルテガ(スペイン)が引退を表明した。 オルテガはキューバ出身の34歳。12年にはロンドン五輪で6位入賞を果たす。13年のモスクワ世界選手権に出場した際にキュー […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望