2023.04.19
岡山・倉敷高陸上競技部顧問で、全国高校駅伝男子では監督として3回優勝に導いた新雅弘氏(62歳)が、4月15日付で同校を退職して陸上競技部の外部アドバイザーに就いたことが4月19日、明らかになった。後任監督には中元健二コーチ(33歳)が就任した。
新氏は倉敷高の前身だった岡山日大高出身。1978年の全国高校駅伝初出場時に主将を務めた。日大時代は箱根駅伝(83年10区)に出場。日本電気HEでも競技を続けた後、86年に倉敷高の商業科教諭として着任し、陸上競技部のコーチに。94年から監督を務めていた。
全国高校駅伝では2011年に初のメダルとなる2位に入ると、16年には初制覇。18年に2度目の優勝を果たした後、昨年末は大会新記録、高校国内国際最高記録となる2時間1分10秒をマークして、4年ぶり3回目の高校日本一に輝いた。
新氏は「いいかたちで後任に引き継ぎたいと思っていました。昨年優勝を経験した主力選手も残っているので、2連覇に向けて中元監督や部員たちを支えていきたい」と話している。
中元新監督も倉敷高出身。国士大を経て、愛三工業で競技を続けた後、母校に戻ってコーチとして指導してきた。
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