HOME 国内

2023.03.17

寺田明日香が中学生以来の200mでシーズンイン「例年の3月より調子良い」100mH世界陸上標準切りへ
寺田明日香が中学生以来の200mでシーズンイン「例年の3月より調子良い」100mH世界陸上標準切りへ

中学以来の200mに出場した寺田明日香

女子100mハードルの寺田明日香(ジャパンクリエイト)が、3月17日に国立競技場で行われている2022年度関東学連春季オープンの200mに出場。シーズン初戦となったレースは24秒63(+0.2)で組3着だった。

200mは「母に中学生の時に出ていると言われましたがまったく記憶にない」と寺田。「長い距離を走れている時はハードルでも調子が良い」とし、「海外選手は長い距離でシーズンインをして状態を上げていくし、100mハードルは単純に100mを走るよりもやることが多い」と200mに出場した意図を明かす。

記録については「24秒3くらい」を目安としていたが、寒さもあって思ったよりも出ず。それでも「この冬はとにかく走ってきました」と言い、「例年の3月よりも調子は良いです」と手応えをつかんでいる。

広告の下にコンテンツが続きます

東京五輪を終え、昨シーズンはパリ五輪を見据えて試合をセーブ。後半シーズンはレースに出場しなかった。1月に33歳になった寺田。キャリアを積んできただけに「得意なところを伸ばしての大きなステップアップは難しくなる。ウイークポイントを少しずつ上げていく」局面に入っている。

今季はブダペスト世界選手権の参加標準記録12秒78を切って出場するのが目標。「もしワールドランキングで入れてもタイムを切らないと行かない方向」と強い思いを持つ。自己記録は12秒87だが、福部真子(日本建設工業)が参加標準突破をしているだけに、「遠くない」と考えている。

100mハードルは織田記念で始動予定。最大ターゲットとするパリ五輪に向けて、寺田が勢いを増していく。

女子100mハードルの寺田明日香(ジャパンクリエイト)が、3月17日に国立競技場で行われている2022年度関東学連春季オープンの200mに出場。シーズン初戦となったレースは24秒63(+0.2)で組3着だった。 200mは「母に中学生の時に出ていると言われましたがまったく記憶にない」と寺田。「長い距離を走れている時はハードルでも調子が良い」とし、「海外選手は長い距離でシーズンインをして状態を上げていくし、100mハードルは単純に100mを走るよりもやることが多い」と200mに出場した意図を明かす。 記録については「24秒3くらい」を目安としていたが、寒さもあって思ったよりも出ず。それでも「この冬はとにかく走ってきました」と言い、「例年の3月よりも調子は良いです」と手応えをつかんでいる。 東京五輪を終え、昨シーズンはパリ五輪を見据えて試合をセーブ。後半シーズンはレースに出場しなかった。1月に33歳になった寺田。キャリアを積んできただけに「得意なところを伸ばしての大きなステップアップは難しくなる。ウイークポイントを少しずつ上げていく」局面に入っている。 今季はブダペスト世界選手権の参加標準記録12秒78を切って出場するのが目標。「もしワールドランキングで入れてもタイムを切らないと行かない方向」と強い思いを持つ。自己記録は12秒87だが、福部真子(日本建設工業)が参加標準突破をしているだけに、「遠くない」と考えている。 100mハードルは織田記念で始動予定。最大ターゲットとするパリ五輪に向けて、寺田が勢いを増していく。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

日本パラスポーツ賞大賞に男子円盤投・湯上剛輝!東京デフリンピックで金メダル、東京世界陸上も出場

第9回日本パラスポーツ賞の受賞者が12月15日に発表され、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が大賞に選出された。 同賞は国内外の障がい者スポーツで優れた成績を残した選手、団体を表彰するもの。聴覚障がい者の大賞受賞は初だ […]

NEWS 関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

2025.12.15

関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]

NEWS なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
PR

2025.12.15

なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは

スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]

NEWS 2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2025.12.15

2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

日本学生陸上競技連合は12月15日、2026年度の主催競技会日程を発表し、第95回日本インカレは9月5日~7日に神奈川県横浜市の日産スタジアムでの開催が決まった。 ただし、暑熱対策として、同大会実施種目のうち男女競歩は1 […]

NEWS アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

2025.12.15

アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは12月15日、最新ランニングシリーズ「UA ベロシティ」を12月20日より発売することを発表した。 新モデルは、ランナー一人ひとりの目的やレベルに応じて最適な1足を選べ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top