◇第99回箱根駅伝・復路(1月3日:神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)
第99回箱根駅伝の復路が行われ、8区は法大の宗像直輝(3年)と東洋大の木本大地(4年)の2人が1時間4分16秒で区間賞を獲得した。
当日変更となった宗像は6位でタスキを受けると、創価大をかわして5位に押し上げる力走。群馬・東農大二高卒で、昨年は11月のMARCH対抗戦10000mで28分56秒83の自己新を出した。21年の全日本大学駅伝では6区区間6位と好走している。
宗像は「うれしいです。強みとしている粘り強く最後まで走れました」と笑顔。そして、「5番に持って行ったのであとの2人に頑張ってほしい」とシード権獲得て託した。
法大勢の8区区間賞は第30回(1954年)の伊藤文雄以来、実に69年ぶりとなる。
17年連続シード中の東洋大はさすがの追い上げ。木本は力強い足取りで前を追いかけ17km付近で東京国際大をかわして11位に上がった。戸塚中継所では10位の城西大から33秒差まで縮めている。
木本は茨城・東洋大牛久高出身。前回は4区区間18位と苦戦しているが「リベンジができました」と言い、区間賞には「まさか。素直にうれしいです」と語る。昨年は関東インカレ・ハーフマラソンで5位入賞を果たしている。
次ページ 箱根駅伝2023 8区区間上位成績
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.18
-
2025.07.17
-
2025.07.17
-
2025.07.13
-
2025.07.05
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.18
富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!
日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]
2025.07.18
【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.07.18
100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ
学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]
2025.07.18
チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性
世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は7月17日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のルース・チェプンゲティチ(ケニア)に暫定的資格停止処分を科したことを発表した。 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会