HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.01.03

宗像直輝「強み出せた」法大で69年ぶりの8区区間賞!東洋大・木本大地も鉄紺の意地見せ区間賞 前回4区苦戦のリベンジ/箱根駅伝
宗像直輝「強み出せた」法大で69年ぶりの8区区間賞!東洋大・木本大地も鉄紺の意地見せ区間賞 前回4区苦戦のリベンジ/箱根駅伝

順大、青学大と競り合った法大の宗像が8区区間賞(2023年箱根駅伝)

◇第99回箱根駅伝・復路(1月3日:神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)

第99回箱根駅伝の復路が行われ、8区は法大の宗像直輝(3年)と東洋大の木本大地(4年)の2人が1時間4分16秒で区間賞を獲得した。

当日変更となった宗像は6位でタスキを受けると、創価大をかわして5位に押し上げる力走。群馬・東農大二高卒で、昨年は11月のMARCH対抗戦10000mで28分56秒83の自己新を出した。21年の全日本大学駅伝では6区区間6位と好走している。

広告の下にコンテンツが続きます

宗像は「うれしいです。強みとしている粘り強く最後まで走れました」と笑顔。そして、「5番に持って行ったのであとの2人に頑張ってほしい」とシード権獲得て託した。

法大勢の8区区間賞は第30回(1954年)の伊藤文雄以来、実に69年ぶりとなる。

17年連続シード中の東洋大はさすがの追い上げ。木本は力強い足取りで前を追いかけ17km付近で東京国際大をかわして11位に上がった。戸塚中継所では10位の城西大から33秒差まで縮めている。

木本は茨城・東洋大牛久高出身。前回は4区区間18位と苦戦しているが「リベンジができました」と言い、区間賞には「まさか。素直にうれしいです」と語る。昨年は関東インカレ・ハーフマラソンで5位入賞を果たしている。

次ページ 箱根駅伝2023 8区区間上位成績

◇第99回箱根駅伝・復路(1月3日:神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km) 第99回箱根駅伝の復路が行われ、8区は法大の宗像直輝(3年)と東洋大の木本大地(4年)の2人が1時間4分16秒で区間賞を獲得した。 当日変更となった宗像は6位でタスキを受けると、創価大をかわして5位に押し上げる力走。群馬・東農大二高卒で、昨年は11月のMARCH対抗戦10000mで28分56秒83の自己新を出した。21年の全日本大学駅伝では6区区間6位と好走している。 宗像は「うれしいです。強みとしている粘り強く最後まで走れました」と笑顔。そして、「5番に持って行ったのであとの2人に頑張ってほしい」とシード権獲得て託した。 法大勢の8区区間賞は第30回(1954年)の伊藤文雄以来、実に69年ぶりとなる。 17年連続シード中の東洋大はさすがの追い上げ。木本は力強い足取りで前を追いかけ17km付近で東京国際大をかわして11位に上がった。戸塚中継所では10位の城西大から33秒差まで縮めている。 木本は茨城・東洋大牛久高出身。前回は4区区間18位と苦戦しているが「リベンジができました」と言い、区間賞には「まさか。素直にうれしいです」と語る。昨年は関東インカレ・ハーフマラソンで5位入賞を果たしている。 次ページ 箱根駅伝2023 8区区間上位成績
■箱根駅伝2023 8区区間上位成績 宗像直輝(法大3) 1時間4分16秒 木本大地(東洋大4)1時間4分16秒 平 駿介(順大4) 1時間4分17秒 赤星雄斗(駒大3) 1時間4分37秒 田中悠登(青学大2)1時間4分50秒

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.18

26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定

アジア陸上競技評議会(AAC)は、2026年7月9日から12日の日程で、第1回U23アジア選手権を中国・オルドスで開催することを発表した。 陸上競技では、U18やU20など年齢別の競技会が実施されており、U20カテゴリー […]

NEWS 中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

2025.12.18

中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

第102回箱根駅伝で30年ぶりとなる総合優勝を狙う中大が12月18日、東京・八王子市の多摩キャンパスで合同取材を開いた。 主将の吉居駿恭(4年)は「昨年の11月中旬くらいに(総合優勝の)目標を立てました。昨年の全日本の結 […]

NEWS 3年ぶりV奪還狙う駒大 藤田敦史監督「課題だった選手層に自信がある」大八木総監督、現状は「80点」/箱根駅伝

2025.12.18

3年ぶりV奪還狙う駒大 藤田敦史監督「課題だった選手層に自信がある」大八木総監督、現状は「80点」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝に出場する駒大が18日、オンラインで合同会見を開いて藤田敦史監督、大八木弘明総監督が出席した。 これまで8度の箱根駅伝総合優勝を誇る駒大。だが、2022年度に出雲駅伝、全日本大学駅伝と合わせて3冠を果た […]

NEWS 30年ぶり箱根駅伝総合Vへ中大が合同取材! 夏場の走り込みに手応え 藤原正和監督「調子の上昇曲線が非常に高い」

2025.12.18

30年ぶり箱根駅伝総合Vへ中大が合同取材! 夏場の走り込みに手応え 藤原正和監督「調子の上昇曲線が非常に高い」

第102回箱根駅伝で30年ぶりとなる総合優勝を狙う中大が12月18日、東京・八王子市の多摩キャンパスで合同取材を開いた。 藤原正和駅伝監督は「新チームになってから総合優勝という目標を定めてやってきました。残り半月は地に足 […]

NEWS 山梨学大元顧問の秋山勉さんが死去 創部から強豪への土台を築く、東農大で箱根駅伝4度出走

2025.12.18

山梨学大元顧問の秋山勉さんが死去 創部から強豪への土台を築く、東農大で箱根駅伝4度出走

山梨学大の元顧問で駅伝チームの始動から携わった秋山勉さんが12月17日、心室頻拍のため亡くなった。85歳だった。 秋山さんは山梨県甲府市出身で、山梨農林高時代に全国高校駅伝(1956年/第7回)で4区を走った実績がある。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top