2022.12.14
世界陸連の独立監視機関「アスレティックス・インテグリティ・ユニット(AIU)」は12月14日、男子400mのR.ロス(米国)にドーピング規則違反による3年間の資格停止処分を科すことを発表した。
居場所情報関連義務違反と、電子メールの改ざんによる不正干渉(Tampering violation)があったため。処分期間は22年7月1日から25年6月30日まで。また、22年6月18日以降の成績が無効となる。ロスはオレゴン世界選手権前に暫定資格処分を受けていたが、処分が確定した。
ロスは東京五輪で400m予選に出場。米国が金メダルを獲得した男子4×400mリレーでは予選を走っていた。
また、AIUは12月12日に男子走高跳のF.フェレイラ(ブラジル)に対し、ドーピング違反(大麻の使用)により22年11月16日から3カ月間の資格停止処分、22年8月28日以降の記録を無効とすることを発表した。フェレイラは自己記録2m30で、今年の世界室内選手権で7位に入っている。
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