HOME 駅伝

2022.11.06

中大のエース吉居大和が6区区間新3人抜き「昨夜まで走らない予定だった」/全日本大学駅伝
中大のエース吉居大和が6区区間新3人抜き「昨夜まで走らない予定だった」/全日本大学駅伝

◇第54回全日本大学駅伝(11月6日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km)

大学駅伝日本一を決める全日本大学駅伝が行われ、6区(12.8km)は中大のエース・吉居大和(3年)が区間賞を獲得。37分01秒で、昨年、丹所健(東京国際大)が作った区間記録(37分12秒)を更新した。

シード圏外の9位でタスキを受けた吉居。すぐさま前を捕らえにかかると、3kmまでに7番手に上がる。10km過ぎに早大を抜いて6位へ。3人抜きでシード権へ押し上げた。当日変更で6区へ投入された吉居。藤原正和監督の狙い通りの快走だった。

広告の下にコンテンツが続きます

吉居は直前まで不調で「昨晩まで走らない予定でしたが、昨日状態がやっと上がってきた」と明かし、「エースとして貢献したいと思っていた」とさすがの走りでチームを救った。中大の区間賞は2008年の3区・梁瀬峰史以来、14年ぶり。区間2位の順大・西澤侑真(4年)も37分09秒の区間新記録だった。

■6区(12.8km)区間上位成績
37分01秒区間新 吉居大和(中大3)
37分09秒区間新 西澤侑真(順大4)
37分21秒 中村唯翔(青学大4)
37分27秒 安原太陽(駒大3)
37分41秒 村上太一(東洋大3)

◇第54回全日本大学駅伝(11月6日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km) 大学駅伝日本一を決める全日本大学駅伝が行われ、6区(12.8km)は中大のエース・吉居大和(3年)が区間賞を獲得。37分01秒で、昨年、丹所健(東京国際大)が作った区間記録(37分12秒)を更新した。 シード圏外の9位でタスキを受けた吉居。すぐさま前を捕らえにかかると、3kmまでに7番手に上がる。10km過ぎに早大を抜いて6位へ。3人抜きでシード権へ押し上げた。当日変更で6区へ投入された吉居。藤原正和監督の狙い通りの快走だった。 吉居は直前まで不調で「昨晩まで走らない予定でしたが、昨日状態がやっと上がってきた」と明かし、「エースとして貢献したいと思っていた」とさすがの走りでチームを救った。中大の区間賞は2008年の3区・梁瀬峰史以来、14年ぶり。区間2位の順大・西澤侑真(4年)も37分09秒の区間新記録だった。 ■6区(12.8km)区間上位成績 37分01秒区間新 吉居大和(中大3) 37分09秒区間新 西澤侑真(順大4) 37分21秒 中村唯翔(青学大4) 37分27秒 安原太陽(駒大3) 37分41秒 村上太一(東洋大3)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.18

甲佐10マイルに東京世界陸上マラソン代表・近藤亮太と小山直城がエントリー! 5000m代表・森凪也、前回覇者・玉目陸も

12月7日に熊本県甲佐町役場前をスタート・フィニッシュとする第50回熊本甲佐10マイルロードレースのエントリー選手が11月18日、発表された。 招待選手は既に発表されていたが、9月の東京世界選手権マラソンで11位に入った […]

NEWS 国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
PR

2025.11.18

国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る

スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]

NEWS 中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

2025.11.18

中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]

NEWS クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top