2022.11.06
◇第54回全日本大学駅伝(11月6日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km)
大学駅伝日本一を決める全日本大学駅伝が行われ、1区は大東大のピーター・ワンジル(2年)が区間賞を獲得した。26分58秒(速報値)で、昨年の佐藤条二(駒大1年)が作った区間記録27分05秒を7秒更新した。
スタート直後から飛び出したのは青学大の目片翔大(4年)。1kmを2分41秒と超のつくハイペースで攻めの走りを見せる。牽制し合う第2集団から、ワンジルが抜けだすと5kmすぎに目片とは15秒ほどに迫る。
ワンジルは8.2kmで脚色が鈍った目片を捕らえてトップに立ち、後続を突き放した。大東大の区間賞は2003年3区の宮地章弘以来、19年ぶり。箱根駅伝予選会をトップで通過した大東大が、その勢いを見せる5年ぶり伊勢路の1区だった。
「楽しかった。今日はいいコンディションだった良く走れました」とワンジルは笑顔でコメントした。ワンジルは箱根駅伝予選会でもチーム内トップ、全体5位の1時間2分16秒。5000mは13分31秒97、10000mは28分32秒55を持つ。
■1区(9.5km)区間上位成績
26分58秒区間新 ピーター・ワンジル(大東大2)
27分08秒 目片翔大(青学大4)
27分13秒 千守倫央(中大4)
27分17秒 円 健介(駒大4)
27分17秒 横山魁哉(創価大4)
27分17秒 小島慎也(中央学大4)

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー
男子3000m障害の青木涼真(Honda)が6月14日、オーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」に出場し、8分23秒58で3位に入った。 青木は一昨年のU23欧州王者であるA.キヤダ(スペイ […]
2025.06.15
1500m黒田六花が初V!「悩んだ時期もあったけと…」男子4継は日大東北が大会タイで制す/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)2日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の2日目が行われ、女子1500mは黒田六花(仙台育英2宮城)が4分18秒73で初優勝 […]
2025.06.15
八種・宮下輝一が雨の中で6272点の高校新「気持ちを強く持っていた」女子100mは對馬、400mHはガードナV/IH南関東
◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の2日目が行われ、男子八種競技の宮下輝一(市船橋3千葉)が627 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会