HOME 高校

2022.10.21

女子は花巻東が2区で逆転して16年ぶりの都大路 男子は一関学院が28年連続の全国/岩手県高校駅伝
女子は花巻東が2区で逆転して16年ぶりの都大路 男子は一関学院が28年連続の全国/岩手県高校駅伝

岩手県高校駅伝は10月20日、花巻市のイーハトーブ花巻ハーフマラソンコースで行われ、女子(5区間21.0975km)は花巻東が1時間15分03秒で16年ぶり13回目の全国切符を手にした。男子(7区間42.195km)は一関学院が2時間11分24秒で28年連続32回目の都大路出場を決めた。

2006年以来の都大路を目指す花巻東は、1区・鬼柳礼夢(2年)がトップから11秒差の2位でつなぐと、2区・角舘音緒(1年)が区間賞の快走で逆転した。3区・澤村里桜菜(2年)も区間賞でリードを57秒に拡大。4区・白木美樹(2年)と5区・佐藤梓(2年)はいずれも区間2位だったが、従来の区間記録を上回る走りで逃げ切った。盛岡女時代を含め、07年から15年連続で全国大会に出場していた盛岡誠桜は2位。1区・田中希歩(3年)の区間賞や、4区・金野清佳(1年)と5区・秋元蒼羽(3年)の連続区間新記録など見せ場を作ったが、花巻東に52秒届かなかった。

一関学院は1区こそ3位スタートだったが、2区・髙橋雅弥(3年)で2位に進出。4区に起用されたU20日本選手権3000m覇者・工藤信太朗(3年)が区間賞で10秒差を逆転し、2位に1分57秒差をつけた。5区以降もがっちりと首位を守った。

広告の下にコンテンツが続きます

全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

岩手県高校駅伝は10月20日、花巻市のイーハトーブ花巻ハーフマラソンコースで行われ、女子(5区間21.0975km)は花巻東が1時間15分03秒で16年ぶり13回目の全国切符を手にした。男子(7区間42.195km)は一関学院が2時間11分24秒で28年連続32回目の都大路出場を決めた。 2006年以来の都大路を目指す花巻東は、1区・鬼柳礼夢(2年)がトップから11秒差の2位でつなぐと、2区・角舘音緒(1年)が区間賞の快走で逆転した。3区・澤村里桜菜(2年)も区間賞でリードを57秒に拡大。4区・白木美樹(2年)と5区・佐藤梓(2年)はいずれも区間2位だったが、従来の区間記録を上回る走りで逃げ切った。盛岡女時代を含め、07年から15年連続で全国大会に出場していた盛岡誠桜は2位。1区・田中希歩(3年)の区間賞や、4区・金野清佳(1年)と5区・秋元蒼羽(3年)の連続区間新記録など見せ場を作ったが、花巻東に52秒届かなかった。 一関学院は1区こそ3位スタートだったが、2区・髙橋雅弥(3年)で2位に進出。4区に起用されたU20日本選手権3000m覇者・工藤信太朗(3年)が区間賞で10秒差を逆転し、2位に1分57秒差をつけた。5区以降もがっちりと首位を守った。 全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

NEWS 前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

2025.12.10

前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top