HOME 海外

2022.07.18

男子マラソンのチェロノと男子400mのロスがドーピング違反で暫定資格停止処分!オレゴン世界陸上直前に決定
男子マラソンのチェロノと男子400mのロスがドーピング違反で暫定資格停止処分!オレゴン世界陸上直前に決定

AIU(アスリート・インテグリティ・ユニット)は7月17日、男子マラソンのL.チェロノ(ケニア)と男子400mのR.ロス(米国)のドーピング違反による暫定資格停止処分を発表した。2人は現在開催中のオレゴン世界選手権にエントリーしていたが、この決定により同大会には出場できない。400m(予選)、マラソンともに現地17日にすでに実施された。

チェロノは2022年5月23日の競技外検査のサンプルから禁止物質である代謝調節剤のトリメタジジンが検出されていた。違反が疑われる分析報告がWADAからAIUに7月13日に提出され、7月14日本人に通知が行われた。即時に資格停止の暫定処分が決定され、世界選手権にも出場は不可となった。当件についてはAIUが世界アンチ・ドーピング機構(WADA)から受け取る分析報告が遅れており、AIUはWADAに対する申し立てを行っていることを発表している。

広告の下にコンテンツが続きます

ロスは6月18日に居場所情報関連義務違反があり、7月14日に面会が行われた。こちらも資格停止の暫定処分が即時決定した。

チェロノは昨年の東京五輪男子マラソン4位。ロスは東京五輪で男子400mに出場、同4×400mリレーでは米国チームの一員として金メダルを獲得していた。

AIU(アスリート・インテグリティ・ユニット)は7月17日、男子マラソンのL.チェロノ(ケニア)と男子400mのR.ロス(米国)のドーピング違反による暫定資格停止処分を発表した。2人は現在開催中のオレゴン世界選手権にエントリーしていたが、この決定により同大会には出場できない。400m(予選)、マラソンともに現地17日にすでに実施された。 チェロノは2022年5月23日の競技外検査のサンプルから禁止物質である代謝調節剤のトリメタジジンが検出されていた。違反が疑われる分析報告がWADAからAIUに7月13日に提出され、7月14日本人に通知が行われた。即時に資格停止の暫定処分が決定され、世界選手権にも出場は不可となった。当件についてはAIUが世界アンチ・ドーピング機構(WADA)から受け取る分析報告が遅れており、AIUはWADAに対する申し立てを行っていることを発表している。 ロスは6月18日に居場所情報関連義務違反があり、7月14日に面会が行われた。こちらも資格停止の暫定処分が即時決定した。 チェロノは昨年の東京五輪男子マラソン4位。ロスは東京五輪で男子400mに出場、同4×400mリレーでは米国チームの一員として金メダルを獲得していた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.22

佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

12月23日、滋賀県守山市のSGホールディングスグループ陸上競技場で令和7年度SGH文スポ チャレンジ競技会が開催された。 同大会は主に前日の全国高校駅伝(男子)に出場した学校のうち、出走できなかった選手たちを中心に参加 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

2025.12.22

箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 20年連続で箱根駅伝のシード権を守り続けてい […]

NEWS 箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

2025.12.22

箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 10月の箱根駅伝予選会で東農大は6位を占め、2 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

2025.12.22

箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 この1年で帝京大の長距離種目の歴代記録がガラリ […]

NEWS 大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

2025.12.22

大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

第6回全国大学対校男女混合駅伝の大会要項が公開され、大会アンバサダーに元乃木坂46の堀未央奈さんが選ばれた。 堀さんは乃木坂46の2期生として加入し、『バレッタ』でセンターを務めるなど人気メンバーとして活躍。21年3月に […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top