◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目
オレゴン世界陸上2日目のイブニングセッションに行われた男子100m決勝。4人が出場した地元・米国勢は全員が決勝に駒を進め、フレッド・カーリー(米国)が9秒86(-0.1)で初めて頂点に立った。
6月の全米選手権を制した勢いをいかんなく発揮した。予選で9秒79(+0.1)とトップタイムを叩き出したカーリーは、準決勝でも流しながら10秒02(+0.1)と1着通過。決勝では中盤までマーヴィン・ブレイシー(米国)やトレイボン・ブロメル(米国)に先行を許したものの、最後の10mで抜け出して金メダルをつかんだ。
カーリーは元々ロングスプリントで頭角を現し、2019年のドーハ世界選手権では400mで銅メダルを獲得。昨年から100mに本格参戦すると、さっそく東京五輪で銀メダルをつかみ、今年は世界歴代6位タイの9秒76までタイムを縮めていた。
カーリーはこのあと200mと4×100mリレーが控えており、「次に気持ちを切り替えている」とコメント。米国勢では2007年のタイソン・ゲイ以来となるスプリント3冠が懸かる。
2位はブレイシー、3位はブロメルで、ともに9秒88。米国勢によるメダル独占は1991年の東京大会以来31年ぶりとなる。
前回王者のクリスチャン・コールマン(米国)は10秒01で6位にとどまり、日本勢で初めて決勝に進んだサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒06で7位だった。
■男子100m上位成績(-0.1)
1位 フレッド・カーリー(米国) 9.86
2位 マーヴィン・ブレイシー(米国) 9.88
3位 トレイヴォン・ブロメル(米国) 9.88
4位 オビク・セヴィル(ジャマイカ) 9.97
5位 アカニ・シンビネ(南アフリカ) 10.01
6位 クリスチャン・コールマン(米国) 10.01
7位 サニブラウン・アブデル・ハキーム(日本)10.06
8位 アーロン・ブラウン(カナダ) 10.07
◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目
オレゴン世界陸上2日目のイブニングセッションに行われた男子100m決勝。4人が出場した地元・米国勢は全員が決勝に駒を進め、フレッド・カーリー(米国)が9秒86(-0.1)で初めて頂点に立った。
6月の全米選手権を制した勢いをいかんなく発揮した。予選で9秒79(+0.1)とトップタイムを叩き出したカーリーは、準決勝でも流しながら10秒02(+0.1)と1着通過。決勝では中盤までマーヴィン・ブレイシー(米国)やトレイボン・ブロメル(米国)に先行を許したものの、最後の10mで抜け出して金メダルをつかんだ。
カーリーは元々ロングスプリントで頭角を現し、2019年のドーハ世界選手権では400mで銅メダルを獲得。昨年から100mに本格参戦すると、さっそく東京五輪で銀メダルをつかみ、今年は世界歴代6位タイの9秒76までタイムを縮めていた。
カーリーはこのあと200mと4×100mリレーが控えており、「次に気持ちを切り替えている」とコメント。米国勢では2007年のタイソン・ゲイ以来となるスプリント3冠が懸かる。
2位はブレイシー、3位はブロメルで、ともに9秒88。米国勢によるメダル独占は1991年の東京大会以来31年ぶりとなる。
前回王者のクリスチャン・コールマン(米国)は10秒01で6位にとどまり、日本勢で初めて決勝に進んだサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒06で7位だった。
■男子100m上位成績(-0.1)
1位 フレッド・カーリー(米国) 9.86
2位 マーヴィン・ブレイシー(米国) 9.88
3位 トレイヴォン・ブロメル(米国) 9.88
4位 オビク・セヴィル(ジャマイカ) 9.97
5位 アカニ・シンビネ(南アフリカ) 10.01
6位 クリスチャン・コールマン(米国) 10.01
7位 サニブラウン・アブデル・ハキーム(日本)10.06
8位 アーロン・ブラウン(カナダ) 10.07 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.11
青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]
2025.12.11
箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
2025.12.10
前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025