HOME ニュース、海外

2022.07.17

男子100mは地元・米国勢がメダル独占!カーリーが9秒86で初の世界王者に/世界陸上
男子100mは地元・米国勢がメダル独占!カーリーが9秒86で初の世界王者に/世界陸上

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目

オレゴン世界陸上2日目のイブニングセッションに行われた男子100m決勝。4人が出場した地元・米国勢は全員が決勝に駒を進め、フレッド・カーリー(米国)が9秒86(-0.1)で初めて頂点に立った。

広告の下にコンテンツが続きます

6月の全米選手権を制した勢いをいかんなく発揮した。予選で9秒79(+0.1)とトップタイムを叩き出したカーリーは、準決勝でも流しながら10秒02(+0.1)と1着通過。決勝では中盤までマーヴィン・ブレイシー(米国)やトレイボン・ブロメル(米国)に先行を許したものの、最後の10mで抜け出して金メダルをつかんだ。

カーリーは元々ロングスプリントで頭角を現し、2019年のドーハ世界選手権では400mで銅メダルを獲得。昨年から100mに本格参戦すると、さっそく東京五輪で銀メダルをつかみ、今年は世界歴代6位タイの9秒76までタイムを縮めていた。

カーリーはこのあと200mと4×100mリレーが控えており、「次に気持ちを切り替えている」とコメント。米国勢では2007年のタイソン・ゲイ以来となるスプリント3冠が懸かる。

2位はブレイシー、3位はブロメルで、ともに9秒88。米国勢によるメダル独占は1991年の東京大会以来31年ぶりとなる。

前回王者のクリスチャン・コールマン(米国)は10秒01で6位にとどまり、日本勢で初めて決勝に進んだサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒06で7位だった。

■男子100m上位成績(-0.1)
1位 フレッド・カーリー(米国)       9.86
2位 マーヴィン・ブレイシー(米国)      9.88
3位 トレイヴォン・ブロメル(米国)      9.88
4位 オビク・セヴィル(ジャマイカ)      9.97
5位 アカニ・シンビネ(南アフリカ)     10.01
6位 クリスチャン・コールマン(米国)    10.01
7位 サニブラウン・アブデル・ハキーム(日本)10.06
8位 アーロン・ブラウン(カナダ)      10.07

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目 オレゴン世界陸上2日目のイブニングセッションに行われた男子100m決勝。4人が出場した地元・米国勢は全員が決勝に駒を進め、フレッド・カーリー(米国)が9秒86(-0.1)で初めて頂点に立った。 6月の全米選手権を制した勢いをいかんなく発揮した。予選で9秒79(+0.1)とトップタイムを叩き出したカーリーは、準決勝でも流しながら10秒02(+0.1)と1着通過。決勝では中盤までマーヴィン・ブレイシー(米国)やトレイボン・ブロメル(米国)に先行を許したものの、最後の10mで抜け出して金メダルをつかんだ。 カーリーは元々ロングスプリントで頭角を現し、2019年のドーハ世界選手権では400mで銅メダルを獲得。昨年から100mに本格参戦すると、さっそく東京五輪で銀メダルをつかみ、今年は世界歴代6位タイの9秒76までタイムを縮めていた。 カーリーはこのあと200mと4×100mリレーが控えており、「次に気持ちを切り替えている」とコメント。米国勢では2007年のタイソン・ゲイ以来となるスプリント3冠が懸かる。 2位はブレイシー、3位はブロメルで、ともに9秒88。米国勢によるメダル独占は1991年の東京大会以来31年ぶりとなる。 前回王者のクリスチャン・コールマン(米国)は10秒01で6位にとどまり、日本勢で初めて決勝に進んだサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒06で7位だった。 ■男子100m上位成績(-0.1) 1位 フレッド・カーリー(米国)       9.86 2位 マーヴィン・ブレイシー(米国)      9.88 3位 トレイヴォン・ブロメル(米国)      9.88 4位 オビク・セヴィル(ジャマイカ)      9.97 5位 アカニ・シンビネ(南アフリカ)     10.01 6位 クリスチャン・コールマン(米国)    10.01 7位 サニブラウン・アブデル・ハキーム(日本)10.06 8位 アーロン・ブラウン(カナダ)      10.07

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.14

中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝が行われ、男子は木瀬(群馬)が初出場で初優勝、女子は京山(岡山)が史上3校目の3連覇を飾った。 今大 […]

NEWS 5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

2025.12.14

5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

長崎陸協競歩が12月14日に行われ、男子高校5000m競歩で馬場康成(鳥栖工高3佐賀)が高校歴代6位となる19分47秒71をマークした。 馬場は三日月中時代は800m、1500m、3000mや駅伝に取り組んでいた。高3か […]

NEWS 大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

2025.12.14

大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝の男子が行われ、初出場の木瀬(群馬)が57分01秒で優勝を飾った。 木瀬には引き離されたものの、前回 […]

NEWS 徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

2025.12.14

徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

第24回中国四国学生駅伝が12月14日、広島県東広島市の東広島運動公園内周回コースを会場に5区間17.2kmで行われ、徳島大Aが1時間1分31秒で優勝した。 徳島大Aは1区の堤真花から4位でタスキを受けた2区(2.0km […]

NEWS 名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

2025.12.14

名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

第19回東海学生女子駅伝対校選手権は12月14日、愛知県美浜町運動公園陸上競技場を発着点とする5区間19.9kmで行われ、名城大Aが1時間9分25秒で19年連続19回目の優勝を果たした。 女子の名城大Aは1区の大河原萌花 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top